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2009年03月24日 イイね!

SUBARU LEGACY 20th Anniversary レガシィと私

SUBARU LEGACY 20th Anniversary レガシィと私■あなたの愛車レガシィについて教えてください。(モデル名、年式、型式、グレード))
レガシィB4 平成16(2004)年式(A型) TA-BL5 2.0GT spec.B(5MT)

■あなたの愛車レガシィに対する魅力や想い出について何でも語ってください。
人生初の愛車がこのレガシィB4です。
雪国に住むことになったので4WD、さらにMTの設定があり
なおかつスポーティな走行が楽しめるという条件のもと、
試乗した親の薦めもありこの車を選びました。
ランエボやインプSTIほどではないとはいえ
初心者にはかなりオーバースペックな車なので不安もありましたが、
5年間大きな事故もなく無事に乗り続けてこられました。
車両感覚がつかみやすい適度なサイズのボディや爽快で自然なドライブフィール、
高いスタビリティなどに拠るところが大きいと思います。
特に悪天候のワインディングや高速道路での安心感は、さすがフルタイム4WD。
条件が悪くなるほどにその強みが光る車です。
ハードなサーキット走行などではさすがにエボやインプ等との素性の差を思い知る面もありましたが、
反面公道での扱いやすさや乗り味の上質感などはレガシィならではだと思います。
アフターパーツが豊富で、自分好みに仕立てやすいのもいいですね。
高いレベルの実用性と走りを兼ね備えたGTサルーンとして、
また、もはや自分の手足のように馴染んだ相棒として、とても気に入っています。
さすがにヤレが目立つ部分も出てきたのでそろそろ乗り換えも視野に入る時期ですが、
離れがたい思いがあるのも確かです。

■フリーコメント
レガシィ20周年おめでとうございます。
当時瀕死だったスバルの救世主として、また日本車のレベルアップに少なからず貢献した車種として、
もはや日本車の代表的存在となり一つの確固たる地位を築いたと思います。
次期型は主戦場をより海外に移していくようなので、
世界における日本車の一層の地位向上に貢献してくれることを願っています。

※この記事はスバル レガシィ 生誕20周年記念・特別企画について書いています。
Posted at 2009/03/24 00:10:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイアップ企画用
2009年03月01日 イイね!

フレキシブル計画・第一弾

フレキシブル計画・第一弾先日「久々にちょっと手を入れることになりました」と予告しましたが、
昨日ひとまず部分完成しました。

写真のブツが今回の変更点。
上段がフロント用のSTI「フレキシブルタワーバー」、
下段がリア用のSTI「フレキシブルフロアバー」。
どちらも昨年出たレガシィの限定車「S402」にも採用されているもので、
最近スバル車界隈では話題になっている新感覚の補強パーツです。
(ちなみにフレキシブルフロアバーはSTIのパーツカタログには載っていませんが、
 ディーラーで普通に注文可能でした。)

以下STI NEWSの「S402」車両概要から一部引用。
②フレキシブルタイプの車体補剛
車体、サスペンションは走りの上で剛性が重要なのは言うまでもない。SUBARUは走り、また対衝突性能のために開発された高剛性車体を既に持ち合わせている。そのSUBARUの車体剛性を知り尽くした上で、走行中の応力集中を適度に「いなす」ことを具体化したものが「フレキシブルシリーズ」である。車体全体をドライバーのコントロール下におき、四輪を常に最適な状況で稼働させるための新しいアイデアパーツである。

■フレキシブルタワーバー・フロント
レガシィTuned by STI 2007で採用した走りの向上アイテムを踏襲。バー中央部にピロボールジョイントを配置。横方向の剛性向上に効果を上げながら、上下方向の応力をある程度逃がす役割をもっている。

■フレキシブルフロアバー・リヤ
荷室内、リヤダンパーのアッパー取り付け部間に、両側にピロボールを入れたアルミ製補剛バー。これにより、ステアリング操舵感、手応え感などを向上させ、安定した穏やかな車体挙動をサポートしている。

というわけで、「スバル車を知り尽くしたSTIのパーツなんだから悪いはずがない」という盲信に基づき、
満5年を迎えボディのヤレも少々感じられるようになったB4に
新たなるボディパーツの追加を行いました。
フロントは今までSTIの通常タイプのタワーバーが入っていましたが交換、
リアは今まで何も補強していなかったので初の補強となります。

さっそく走り回ってみたのでインプレ。
車両は4万km走行のA型の2.0GTスペックB、サスはTEINのMONO FLEX、
純正18インチホイールに純正サイズのブリザックREVO2を履かせた状態で
フレキシブルじゃないSTIストラットタワーバーとの比較になります。

・乗り心地
舗装の良い場所を走っている限りではこれといって以前との違いを感じるような場面はありませんが、
舗装が荒れている道路やマンホールなどの凹凸に片輪を乗り上げた時の突き上げ感に変化が。
リアの突き上げは特に変わった印象はないのですが、フロントに関してはかなり突き上げが減り、
ステアリングのキックバックもかなり低減されているようです。
細かいうねりが連続するような場面でもステアリング修正の機会が減った印象。
これが説明文にもある「上下方向の応力をある程度逃がす」という
フレキシブルタワーバーの効果でしょうか。

・ステアリングフィール
上記のように路面の不整に対して寛容さが増しましたが、
反面ある種のソリッド感みたいなものは薄れたかもしれません。
感覚的な言い方をするならステアリングフィールが柔らかくなったような印象。
今までタワーバーを装着していなかった人のインプレでは
「ステアリングが重くなった」という記述がよく見られますが、
通常のタワーバーからの交換ではむしろ若干軽くなったかも知れません。
特に違いを感じるのはコーナリング中に一定の舵角を保持するような場面で、
以前よりステアリングの反発力が弱まったように感じます。
これが何を意味しているのかは生憎勉強不足のため今のところ不明。
剛性だけなら通常のタワーバーの方が出ているのかも知れませんが、
コーナリング中の切り増しなどは受け付けてくれるので
剛性不足というわけでもないような。
コーナリング中にギャップを超えた時のキックバックが低減しているので
公道で走らせる前提で考えれば安心感は高まっているように思います。

・コーナリング
コーナリング時の感覚はかなり変化しました。
一言で言えば前後のバランスが良くなったというか、
以前はフロントだけで曲がるような感覚だったのが今回の変更でリアも使って曲がるような感覚に。
もっと言うと、アウト側2輪ばかり使っていたのが4輪を使った走りになったという感じでしょうか。

コーナー進入時にステアリングを切ると、初期の過度なコーナリングフォースの立ち上がりは抑えられ、
舵角に沿ってリニアに向きを変える印象が強まっています。
そして、先述の剛性云々の話と若干相反するかも知れませんが、
ノーズの入りが良くなったようにも感じられます。
とくに低速コーナーや、もっと極端に言うと交差点を素早く曲がるときなどに顕著。
以前のタワーバーでは突っ張りすぎてアウト側の前輪に瞬間的に荷重が集中しすぎていたのが
上手く両輪に分散するようになった?という感じがしますが…。

向きがしっかり変わったところでアクセルを開けていくと、
以前はプッシュアンダー気味の姿勢になりがちだったのが低減し、
「アクセルで曲げる」ことがやりやすくなりました。
これも特に低速コーナーで顕著で、交差点を曲がるのが以前より格段に楽しくなりました(笑)
もちろん中高速コーナーでもこれらの傾向は見られ、荷重がきれいに4輪に拡散していき
コーナーの進入から脱出までの一連の動きがよりスムーズになった感じがして、
まるで自分の運転が上手くなったような錯覚が(笑)
また、車両からのインフォメーションも感じ取りやすくなり、
タイヤのグリップ状態が掴みやすくなったのでグリップの劣るスタッドレスタイヤでも
結構なハイペースでワインディングを駆け抜けることが出来ました。
また、コーナリング中にギャップを越えた時のキックバック低減は先述の通りですが、
リアのギャップ通過後の収束も良くなっており公道での安心感は高いと思います。

うむ、これは楽しい。
そしてS402の開発コンセプトである「運転が上手くなるクルマ」の一端が見えたような気がします。
私のA型とS402のベースであるF型では基本となるボディの補強もだいぶ異なるでしょうし、
4万km走行して多少ヤレている上にサスペンションやタイヤも本来のものとは異なる状態で
どれだけの効果が得られるのか不安なところもありましたが、
ひとまずは成功と言えると思います。
5年目にして久々のブレークスルーという感じ。
出来ればもっと早く出してほしかった…。
それぞれ部品自体は3万円程度のパーツなので、費用対効果はなかなかのものだと思います。

ちなみに今回のタイトルは「第一弾」となっていますが、
実はこの他にフレキシブルロアアームバーとサポートフロントキットというパーツも装着予定でした。
しかし発注時の手違いや在庫切れなどの関係でひとまず今回のパーツのみ装着ということに。
今後それらのパーツを装着した時にどうなるのか、また夏タイヤに交換した時どうなるのか、
期待と不安が半々といったところです。
Posted at 2009/03/01 01:59:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | レガシィB4 | クルマ
2009年02月24日 イイね!

インプレッサSTIマイチェンとヒルスタートアシスト

次期愛車最有力候補!?のインプレッサSTIがマイナーチェンジを受けたようです。

変更内容は
・運転席8ウェイパワーシートを採用(レカロシート車除く)
・新ボディ色として「サテンホワイト・パール」を設定
・ヒルスタートアシストにキャンセル機能を追加
・マルチモードVDCのモード切替の操作方法を変更
と、どーでもいいような変更ばかり(笑)
というかパワーシートとかむしろいらなくね?と思いましたが
今回の改良の目玉であるA-Lineとシートを共用化しているのかも知れませんね。
ちなみにこのA-Lineですが、ATなので個人的にはそれほど興味が…(笑)
しかしインプSTIに2ペダルを追加することは結構なことなのですが、
いかんせんスバルに通常のトルコンATしか持ち合わせがないのが痛いですね。
ライバルのランエボは最新鋭のツインクラッチ式トランスミッションを持っていますし、
欧州車ならゴルフGTIあたりが競合車になるのでしょうがこれもツインクラッチあり。
A-Lineはただの5AT。こういうところでスバルの弱さが露呈してくる気がします。
とはいえ、かつてMTへの抵抗感からランエボGT-Aを買い、
そのまま8MRに流れたうちの父みたいな人もいるので
潜在的STIユーザー層の掘り起こしにはいいかも。
何より価格がかなり戦略的ですし。

さてこのB型STI、スバル車にありがちなサスセッティングの変更やボディ剛性の強化など
見えないところの地味な改良は行われているのかどうかが気になるところですが、
その辺はスバル専門雑誌などがいずれ解説してくれるでしょう。

ところで変更内容で「なんで?」と思ったのは「ヒルスタートアシストのキャンセル機能追加」というもの。
ヒルスタートアシストはいわゆる坂道発進をアシストしてくれるシステムで、
インプレッサSTIの場合はブレーキペダルを離してから
約1秒間ブレーキ力を維持して車体が後退するのを防ぎます。
STIだけでなく、ツインクラッチ式2ペダルの日産GT-Rにも装備されていますし、
日本車だけでなくBMW M3の現行モデルにも約2秒間のホールド機構がついています。
免許をとってからずっとMT車に乗ってきた私は今更坂道発進で苦労することはまずありませんが、
(3年ほど前にツインプレートを組んだ父のランエボで上り坂の渋滞に巻き込まれた時は死ぬかと思いましたが)
あればあったで便利なのは間違いないのになぜキャンセルスイッチ?と思って検索してみると
carviewの掲示板がヒットしたので覗いてみたところ…
http://www.carview.co.jp/bbs/104/7414/?bd=100&pgcs=1000&th=3117628&act=th(閲覧注意)
まあなんというか醜い言い争いが繰り広げられていました(苦笑)
必死に「いらない!」と騒いでいる人間は少数のようですが。

私が経験したことのある某輸入車のヒルスタートアシストは、
クラッチを繋いで駆動力がかかった瞬間解除され、まるで違和感なく発進できました。
インプSTIのものは試乗の際に試す機会がなかったのでどういうフィーリングなのか分からないのですが、
ここまで必死に拒絶する人が出るほどヘンなフィーリングなのですかね?
ちなみにGT-RもBMW M3もアシスト機構のキャンセルスイッチなどついていないはずですが…。
でもキャンセルスイッチが付いたということはそういう要望が多かったということなのでしょうか。
スポーツ走行の際に悪さをするような機構とも思えないですし、謎です。

ちなみに私の普段の坂道発進は、発車直前にブレーキペダルを床まで踏み込んでから足を離し、
ブレーキが完全に緩解されて車が動き出す前にさっさとクラッチを繋いで走り出すというやり方です。
疑似的にヒルスタートアシスト状態を作り出していると言えなくもない?

インプSTIに備わっているアシスト機構で私が気になるのはブレーキアシストの方です。
パニックブレーキ時に制動力の立ち上がりを早めてくれるこの機構ですが、
スポーツ走行中のハードブレーキング時などに必要以上に制動力を立ち上げてしまったりしないのだろうかとちょっと心配。
まあその辺はちゃんと考慮してくれているとは思いますが、
GRBオーナーの方はどう思っていらっしゃるのでしょうか。
Posted at 2009/02/24 22:19:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2009年02月24日 イイね!

インサイト

インサイト今話題の日本車といえばホンダのハイブリッドカー、インサイト。
今まで事実上プリウスをはじめとしたトヨタ製モデルによる独占状態だった
国産ハイブリッドカー市場に一石を投じるべくホンダが送り出した車。
今までの国内向けホンダ製ハイブリッドといえば、専用ボディを与えられるも
2人しか乗れず実用性無視で完全に売ることを諦めていたとしか思えない初代インサイトや
実用性はバッチリだけど普通のシビック(フェリオ)とほとんど同じという
地味すぎる見た目がアダになって(?)今一つ存在感を示せなかったシビックハイブリッドなど
トヨタハイブリッド軍団に完敗という印象でしたが(オーナーの方すみません)
今回の2代目インサイトはプリウスのやり方を学習したらしく
実用性も兼ね備えた5ドアハッチバックの専用ボディ。
フォルムもプリウスにそっk
メカニズムは1.3リッターエンジン+モーターのパラレル方式。
小排気量エンジンをメイン動力にしつつモーターをアシストとして使う方式で、
言うなれば電気ターボ?
ある程度の高速度までEV状態での走行ができるなどモーターを積極的にメイン動力として使うプリウスとは違い
比較的簡易なシステムという印象で、カタログ燃費もプリウスの方が勝っていますが、
複雑なシステムゆえに価格が高くなりがちなプリウスに比べて
低価格であることを最大の武器として猛烈な売り込みをかけているようです。
実際プリウスのベース価格が233万円のところ、インサイトは189万円。
その甲斐あってか、既に受注1万台を超えたとか。
ストリームが切り開いた市場をウィッシュに食い荒らされた仕返しとばかりに
プリウスが作った市場をインサイトで食い荒らすのでしょうか(笑)

初代プリウスの初期型は一時期実家でも乗っていましたし、
2代目はレンタカーを借りて乗ったことが何度かあります。
初代モデルは正直なところまだ未完成な部分が多々見受けられ燃費もぼちぼちでしたが、
2代目は私が乗ってもリッター25kmという素晴らしい燃費を記録してくれた上に
普段乗る車としての完成度も高まっている印象。
そこに挑むインサイトはどんな感じの車なのか気になったのでちょっと試乗してみました。

向かったホンダディーラーの店頭にはシルバーの現行プリウス。
「お客さんの車かな」と思いきや、よく見ると「わ」ナンバー
レンタカーでした。わざわざ比較対象用にディーラーが借りたようです。
そこまでやるか。どうやらかなり本気で売り込んでいるようです。

さてインサイト。
写真で見た時は「プリウスに似すぎ」と思ったスタイリングは、
実車を見ると写真ほど「似ている」という印象ではありませんでした。
3ナンバーのプリウスに比べて5ナンバーサイズと小型なのも一因かも。

室内に乗り込んでもやはりプリウスより小さい車であることを感じさせます。
内装の質感はフィットと同程度でプリウスよりは明確に落ちますが、
価格差を考えればこんなところでしょうか。
ただしディーラーOPの木目調パネルは非常にショボい…。
インパネのデザインはプリウスとは違って良くも悪くもフツー。
しいて言えばデジタルスピードメーターだけナセル上に移したメーターが特徴的(これについては後述)。
ステアリングにテレスコピック機構があるのは良心的だと思います。
後方視界はエクストラウィンドウがあるので上下方向はまずまずですが、
クォーターウィンドウがないので斜め後方視界がちょっとよろしくない印象。

エンジンスタートは普通にキーをひねる方式。
最近の新型車はプッシュスタートばかりなので一瞬戸惑ってしまいました。
自分のB4はキーなのに…。

燃費重視の「ECONモード」をONにしてスタート。
走り出しはモーターによるアシストの恩恵で1.3リッターの一般的な感覚より力強く、
1.5リッターのフィットRSやインプレッサ1.5iよりも力感がある印象です。
またエンジンの回転数が上がりすぎないためパワートレインの騒音は小さく、
50~60km/h程度の巡航ではエアコンの風の音にかき消される程度。
その分ロードノイズなどの侵入が耳につく場面も。
エンジン停止や再始動はスムーズに行われ違和感はありません。
ただし、モーターで加速中にエンジンが始動した時だったのか、
一度だけターボ車のブーストがかかり始めた瞬間のような加速の段付きが生じた場面がありました。
といってもドライバーしか気づかないような些細なものではありましたが。
基本的には普通のガソリン車に近いフィールです。

大きく気になったのは2点。
まず回生ブレーキのフィーリング。
インサイトの回生ブレーキは違和感が少ないとの評価ですが、
個人的にはまだ違和感が残っているような気がします。
たとえば55km/h程度の巡航状態から軽くペダルを踏むと比較的強く減速するのですが、
停止直前のようなごく低速域でのブレーキングでは軽く踏んだだけではほとんど効かなかったり。
そもそもプリウスの回生ブレーキも巷で言われているほど違和感のあるものではないと思いますし、
この辺が回生ブレーキの限界なのかなーという気も。

次にCVT。30km/h前後の低速域で非常にスナッチが出やすくギクシャクしがちです。
同じホンダのCVTでもオデッセイやフィットではスナッチが出たことはなかったため
インサイト特有の現象なのかも知れません。となるとハイブリッドとの相性がイマイチ?
プリウス比マイナス40万円のしわ寄せというわけではないと思いますが…。

さて、スポーツカーの室内にスポーティな雰囲気が必要なように、
エコカーにはエコな走りをしたくなるような雰囲気の運転席が必要です。
プリウスで個人的に評価しているのはそういった燃費運転をするための雰囲気作り。
全車標準装備の大型モニターでエネルギーモニターを表示すれば
今どんな動力源で走っているのか一目で分かり、
自然となるべくモーターで走るようなアクセルワークをするようになったり
回生をうまく使おうとしたり、そういう気分を作りだして
結果的に私のようなアクセル踏むの大好き人間でも
リッター20kmを超える燃費を容易く叩き出すことができる。
それが従来の車と一線を画すプリウスという車の楽しみ方であり、
燃費運転を苦行にせず、むしろ楽しみとして昇華させたプリウスの凄さだと思っています。

ではインサイトはどうか。
価格設定の都合上プリウスのような大型モニターを標準装備していないインサイトは
メーターパネル上にエコドライブを支援するような情報を表示するわけですが、
正直に言ってあまり見やすいとは感じられませんでした。
特に上下二段に分かれたメーターの上段にあるスピードメーターは
ステアリングのチルト位置によっては完全にステアリングの裏側に隠れてしまいます。
事実、試乗車に乗り込んだ時点ではちょうどステアリング位置がスピードメーターを隠す位置に来ていたので
ディーラーの人に思わず「スピードメーターはどこですか?」と聞いてしまいました(笑)
ホンダの人はこれが見やすいと本気で思っているのか甚だ疑問です。
現行シビックも似たような構成ではありますが、
上段のメーターが全体的に大きかったのでインサイトほど見づらい印象はありませんでした。
そのスピードメーターは走り方のエコ度によって背景色が変化してエコドライブを支援するとのことでしたが、
実はそのことを知ったのは試乗後で、
試乗中はろくすっぽスピードメーターを見ていなかったので気づきませんでした(笑)
下段にはモーターのメーター、タコメーター、マルチインフォメーションディスプレイなどがあります。
中央の大型タコメーターの内側にあるマルチインフォメーションディスプレイに
様々な情報が表示されてエコドライブを支援してくれるわけですが、やや小さすぎる感があります。
いくらエンジンがメインとは言えハイブリッドカーで大きなタコメーターが必要なのか疑問です。
どうせCVTのみの設定なのだし、タコメーターはもっと小型化するかいっそ廃止しても構わないのではないかと。
その分モニターを大型化してほしいと思いました。
たとえそれで車両価格が10万円アップしてもプリウスに対する価格面での優位性は確保されるわけですし。
オプションのHDDナビを装着するとより詳細なエコ情報が表示されるのでその方がいいかも知れません。

そんなこんなで、総合的には色々な意味でハイブリッドらしさの薄い感じがする車でした。
価格は確かにプリウスよりかなりお買い得ですが、
低速でスナッチの出るCVTやフィットと同程度のインパネなど、
乗り味や質感の差を考えるとそもそもの車格がプリウスとは違う印象です。
だからプリウスと直接比較することにはあまり意味がないと思いますが、
価格などを度外視して単純にどちらが好きかといえば私はプリウスですね。
プリウスのドライブフィールは従来の車とは違った方向性の楽しさを打ち出せていると思うし、
従来の車の基準で評価しても現行型はなかなかいい感じの走りをしてくれると思うので。

と、今インサイトのカタログを眺めていて気付いたのですが、
インサイトは全グレードでVSA(スタビリティコントロール)が装着可能ですね。
これは良いことだと思います。
Posted at 2009/02/24 01:13:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 素人インプレ | クルマ
2009年02月23日 イイね!

5周年

ご無沙汰しております、とブログを書くたびに言っている気が(笑)
もう2月下旬となってしまいましたが、
年明け最初のブログということでひとまず明けましておめでとうございました。
今年もこんなペースでしか更新できないと思いますがよろしくお願いいたします。

レガシィは先日無事に満5年を迎え、2回目の車検を終えたところです。
実は排ガスの数値が不安だったので昨年11月にディーラーで計測してもらったところ
案の定基準値を超過してしまっていたので、
セッティングしてもらった埼玉のJUNオートに搬入して
そこで燃調を調整するついでに車検を通してもらったのですが、
JUNで計測したところ排ガスはきっちり基準値内に収まっていたとのこと。
うーむ、謎だ…。
ディーラーでの計測時に触媒があまり暖まっていなかったのではないかという推測でしたが…。

ともあれ無事車検を終えたB4でしたが、戻ってきた直後のある日、
友達と夕飯を食べに行こうと車を出して数分ほど走ったところで
「あれ、ガラス割れてない?」との友達の指摘。
何ィ!?と思い友達の指さす先を見ると、フロントガラス上端のちょうど中央付近から
左下の方向にS字のヒビが全長30cmほど…。
運転席側からはちょうどルームミラーの陰になって確認しにくい場所だったのですが、
その数日前に見た時はなかったヒビであり、
さらに友達の証言によれば駐車場を出た時にはなかったとのこと。
スピードも出ていなかったし何かが当たったような音も一切なかったので、
おそらく元々飛び石か何かによる傷があったところに
応力やら気温差やらいろいろ作用して一気にピシッといったのでしょう。
さすがにガラス修理が可能な大きさではないので保険で丸ごと交換(約11万円)と相成りました。
新品のガラスだけあって視界がクリアな気がします。気がするだけだと思います(笑)
しかし前のガラスにやっていた撥水コーティングがなかったことになってしまったので
いずれまたガラコを塗り直さなければなりませんね。
一応シリコートワイパーなので拭くだけでもそれなりに撥水するのですが。

さて、最近はこれといっていじったモノもなく現状維持を続けてきたB4ですが、
久々にちょっと手を入れることになりました。
今週末には出来るはずですが、はたしてどうなるやら。
Posted at 2009/02/23 20:35:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | レガシィB4 | 日記

プロフィール

「ラストアタック http://cvw.jp/b/172302/33129908/
何シテル?   05/17 21:44
BL5AレガシィB4→GRBBインプレッサとスバル車を乗り継いでいますが、 別にスバルだけが好きというわけではありません。 今は4WDターボですが、NAエン...
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