ナビに電源スイッチを追加
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
エンジンを停止した状態でオーディオを使うときのバッテリー負荷軽減を目的として、ACC OFFでナビが使えるように電源スイッチを追加しました。
ついでに、画面輝度を昼モード固定や、夜モード固定にもできるようにしました。
イルミ連動による画面輝度が適当でない場合に切り替えることができます。
それぞれのスイッチのセンターポジションはACC連動とイルミ連動で、普通の使い方ができます。
2
基本の回路です。
これを車輌とNAVIの間に割り込ませれば前述の機能を持たせることができます。
3
2番目の回路は基本の回路に少し手を加えたものです。
基本回路では、電源スイッチのON⇔ACC連動の切り替えの途中でOFF状態を通過するため、ナビの再起動が起こりますが、これを回避しました。
ただしOFFポジションはなくなります。(OFFの必要性は低いですが、いずれバージョンアップで復活を考えています。)
また、電源スイッチをONにしたままでうっかり車を離れるとバッテリー上がりの危険性があるので、常時電源BATTの代わりにKEY信号を使うように変更しています。
KEY信号はキーが挿入されていることを検出する信号で、キーを挿入すると12V、抜くと0Vになります。これを使うと、キーが挿入されているときだけナビを使用でき、キーを抜いてしまえば電源スイッチがONでもナビはOFFになります。
KEY信号の取り出し方については、私の整備手帳「キー抜き忘れ警報の解除」(
http://minkara.carview.co.jp/userid/1725517/car/1279574/2633262/note.aspx )に記載しています。
4
この細工をしたナビは、納車後1ヶ月ぐらいの時点にDIYで装着したKenwoodのMDV-535DTです。
取り付けキットは日東工業のNKK-F29Dを使用しており、このエスカッションを加工してスイッチを組み込みました。
エスカッション内側のスペースが小さいので、ルーターで少し削ってスイッチの入るスペースを確保しています。
加工時のキズ隠しに艶消し黒で再塗装の上、エーワンのステッカー作成用紙でラベルを作って貼りました。
5
6
このスイッチをアルミのLアングルに取り付け、エスカッションの中に突っ込みます。
Lアングルはエスカッションと共締めです。
線材の先には6Pのカプラーを付け、メンテナンスや改造をしやすくしました。
7
エスカッションにスイッチを組み込むアイディアは良かったと思いますが、実際に着手して思ったより苦労しました。
スイッチは別ボックスに入れて、センターパネル下の小物入れスペースに設置しても良かったかもしれません。
この細工で副産物がありました。
私は、通常アイドリングストップOFFで使っていますが、停車時間が長いことが分かっている状況では手動でアイドリングストップすることもあります。
この手動によるアイドリングストップからの再始動時には、ナビが必ず再起動します。
これはイグニッションON時にACCの電圧が一度0Vに落ちるためですが、今回追加したスイッチをONにしておくとナビのACCはBATTと同じ電圧を保ち、再起動が回避できます。
ただし、バッテリーの残量が低下したときの再始動時には、BATTの電圧低下でナビの再起動が起こることがあり、この場合には効果はありません。
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