
フーガを車検に出した際の代車が、三菱コルトでした。
短期間しか乗っておりませんので、簡単ではございますが印象に残った点をまとめます。
車両情報
年式 平成15年式
走行距離 約95000km
主要諸元
全長×全幅×全高 3870×1680×1550mm
ホイールベース 2500mm
トレッド前/後 1460/1445mm
車両重量 1020kg
エンジン型式 4G15 MIVEC
最高出力 98ps(72kW)/6000rpm
最大トルク 13.5kg・m(132N・m)/4250rpm
種類 直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量 1468cc
内径×行程 75.5mm×82.0mm
圧縮比 10.0
燃料タンク容量 42リットル
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
10・15モード燃費 18.0km/リットル
足回り系
サスペンション形式(前) マクファーソンストラット式コイルスプリング(スタビライザー付)
サスペンション形式(後) トーションビーム式コイルスプリング(スタビライザー付)
ブレーキ形式(前) ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形式(後) ドラム(リーディングトレーディング)
タイヤサイズ(前) 175/65R14
タイヤサイズ(後) 175/65R14
最小回転半径 4.7m
駆動系
駆動方式 FF
トランスミッション CVT(無段変速)
変速比 2.319~0.445
後退 2.588
最終減速比 5.219
【インプレッション】
良かった点
1. 走る、止まる、曲がる、すべてにおいて車体の動きが軽い感じがあります。好印象です。
2. 街乗りレベルでの加速が軽快かつ、CVTの恩恵をうけ低回転域を使用するため、エンジンノイズも意外と抑えられてイイ感じです。低回転域のこもり音も少なく、意外と上質と感じました。
3. スポンジー感が意外と少なめなブレーキのタッチ。フーガからの乗り換えでも割と違和感なく操作できました。
4. 小回り性能もさることながら、車体が小さいので、狭い個所は得意です。
5. 意外と作りのしっかりしていたドア。軽量化に厳しい最近の車のようにペラッペラではありません。
6. アイドリング時の車外騒音の少なさ。ポート噴射なのでインジェクタ作動音も小さく、VK45と大差ないと言っても過言ではないレベルでした(爆)
もう一歩な点
1. 動きの渋いサスペンション。路面の凹凸が、モロに乗員に伝わる感じです。路面の悪い個所ではガクガク・ブルブル、うねりがある箇所では揺さぶられます。
2. ボディー剛性は高くなさそうです。段差を越えた際のブルブル感の収束に間があります。
3. フルスロットル、高負荷時の加速・フィーリング。低回転域は非常にマナーの良いエンジンですが、回した時は別のエンジンかと思えるような盛大なエンジンノイズ、「ガー」という安っぽい音質にくわえ、CVTの滑りフィーリングも手伝って、音の割には進まない感が強かったです。
4. ロードノイズの大きさ。特に、ヒューンというパターンノイズが気になりました。
5. 後部座席のレッグスペースの狭さ。私のシートポジションに合わせた場合、後部座席足元に、足を入れるスペースはありません。
6. 発進時の飛び出し感。よくありがちな早開きスロットルなので、なれないと飛び出し気味になります。また、ペダルストロークの半ばでほぼフルスロットルになる感じです。
7. コラムシフト。なれないと、P→Dとしたいところが、DsやLレンジまで一気にはいってしまいます。
8. タコメータがないので、実際の回転数は不明です。一昔前のコンパクトカーは装備してないものが多かったので、仕方のない個所ではありますが。
少し前の車ではありますが、1.5Lということもあり、意図的に速い加速を行わない限り、CVTがおいしい回転域を使って自然かつスムーズに速度を上げていきます。
エンジンの低回転域のマナーはすごく良かったです。
アイドリングも多少の振動はありましたが、暖気中でも割と静かでした。
直列4気筒の低回転域は本当に静かですね。
いろいろな車に乗ると、様々な発見があり、とても面白いです。
コルト、よく走るな~
軽くて小さい車も、いいものですね。
Posted at 2015/02/19 18:32:55 | |
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