• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2015年05月25日

タイヤの扁平率に関して流布されている誤解

この記事は、タイヤが欲しいについて書いています。

m.gotoさんの上記ブログにタイヤの扁平率に関する一般的な誤解のことを書きましたが、これは私も長年信じていた日本の自動車雑誌が流布した誤解に触れており、改めてこちらにポストしておきたいと思います。




(245/40-19)


多くの自動車雑誌・ウェブで、扁平率が高いタイヤ=サイドウォールが薄いタイヤは乗り心地が硬いという書かれていますが、タイヤ単体での硬さ・乗り心地への影響としては、これは大きな間違い・大嘘、です。




(245/45-18)

扁平率が高い=タイヤのサイドウォールが薄い・低いということは、操舵の際の捻り剛性が原理的に高いため、サイドウォールを柔らかく出来るので結果としては乗り心地が良くなります。逆に扁平率が低い=サイドウォールが厚い・高いタイヤは、原理的に捻り剛性が低いのでサイドウォールは硬くせざるを得ず(そうしないとハンドルを切ってもタイヤが捻れてしまってクルマが方向を変えてくれなくなる)乗り心地は悪くなります。

これはタイヤのプロが講習でテキストを使って説明していた話ですし、自分としても納得しています。




(225/55-17)

私はこの時講師に質問をしました。自動車雑誌などでは一般的に薄いタイヤは乗り心地が悪いと言われていますが、説明と逆ですね、と。講師の回答は、自動車雑誌が間違っているときっぱり。しかし扁平率の高いタイヤで車両として乗り心地が悪くなっている例は実際には多い。しかしそれはタイヤの扁平率が理由ではなく、太くて扁平率が高いタイヤ=大径ホイールとなりタイヤ+ホイールの総重量が重くなりそれを抑えるためにサスペンションが硬なりがちなケース、タイヤ+ホイールの重量を押さえ込めずに暴れてしまうケース。タイヤの内圧を高く指定しているケース、などが理由であり、タイヤの扁平率そのものは原因ではない。と強調していました。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2015/05/25 19:44:33

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

5月2日はいつもの朝カメ活からのぷ ...
KimuKouさん

スーパーGT rd2富士スピードウ ...
yukijirouさん

SUZUKIステッカー追加‼️
毛毛さん

4月29日、浄智寺
どんみみさん

命のソファーが(TOT)
M2さん

タイミング!?
レガッテムさん

この記事へのコメント

2015年5月25日 19:49
同サイズのタイヤであれば転がり抵抗が減り燃費にも良くなりますよね!
コメントへの返答
2015年5月26日 10:57
guyanさん

エグザンティアをインチアップしているguyanさんならではのコメント!
2015年5月25日 19:55
こんばんは

>自動車雑誌が間違っているときっぱり

車高短にしろ 今回、僕がブログに書いた、オイルにしろ、
アフターパーツのデメリットだらけ、混乱しているのが現状のようです。
面白おかしく描く メディアは別にして、根本原理 
勉強してないプロがふえたのも一躍買っているようです。
コメントへの返答
2015年5月26日 10:59
エンジニアリングさん

勉強してないプロ、自動車関連物書き業でおそろしく増えましたね。

メーカーの広報資料の受け売り垂れ流し。

あんなんで飯食えるなんて、羨ましい~。
2015年5月25日 22:24
へん平率の高い、ホイールの大きい足回りは、足の重量が増えてより操縦性が悪くなりますね。
BBSのように鍛造でとんでもなく軽いホイールは別ですけど。
そのBBSホイールでもインチアップしないBBSの方が当然操縦性は良いですね。
コメントへの返答
2015年5月26日 11:01
44loveさん

ホイール重量と言えば、みんカラで教わったことに、メーカー標準品のアルミホイールのほとんどはスチールホイールより重い、という事実。

それまで数字を確認することも無くアルミが軽いと思い込んでいた自分が恥ずかしかったです。
2015年5月26日 9:03
インチサイズがでかくて扁平率の高いタイヤが、商品性(性能?)が高く高級と言うメーカーの押し付けが今のタイヤに対する誤解も生んでいるようにも思います。 どのタイヤも低燃費でなければならない今の時勢では本来のスペックを犠牲にして転がり抵抗を低減していると思います。 削られた性能をカバーするためにインチサイズを上げ、扁平率を高めるという悪循環に陥っていると思います。 結局は消費者の負担になって帰ってきているようにも私は思います。 これも時代に合わせたスペック競争なので、業界の正常進化と理解するのですかね…。
コメントへの返答
2015年5月26日 11:04
枯れたTestDriverさん

言われてみればなるほど、です。

幅広扁平=当然細いタイヤより転がり抵抗大きい、を選んでおきながら、転がり抵抗低減のためのトレッドでグリップ力(グリップ感)を悪くする。

矛盾ですね。。。。
2015年5月26日 12:17
メーカー純正アルミは見た目と納入コストが一番ですからね・・(^^;;

かつて、いすずPiazzaイルムシャーのColouredホイールカバー付き純正ホイールは、カバーの内側のホイール(外から見えない)も、贅沢にもアルミでできていたんです!
でもそのアルミホイールが重い・・
ハンドリングバイロータスの純正BBSは鍛造でとてつもなく軽く、イルムシャーの鋳造アルミホイールの半分ほどの重さでした!
履き替えてみると、ハンドリングや足回りの違いが歴然としていましたね!
ですからメーカー純正でもコストのかかったオプションの高価な鍛造ホイールはきっと軽いですよ(^^)
コメントへの返答
2015年5月26日 12:43
44loveさん

ジェミニのハンドリングバイロータス!BBS履いてましたね!あれは軽かったのですか。

私が6年7万8千キロ乗った第2世代プリウスは、アルミホイールにプラスチックのハーフキャップがついていました。

軽量化優先のアルミホイール形状とすると空気抵抗が悪化するので、空気抵抗を低減するためにキャップをつけたというのがメーカーの説明。


実際に軽かったかどうかは図ったことが無いのですが、第2世代プリウスは峠を走っても楽しいハンドリングでした。
2015年5月27日 8:59
おはようございます。やんぢさんの所から飛んできました。C3初代乗りです。

私も福野さんの評論で同様のことを知りました。市販タイヤは(過去の常識との整合性をとるために?)扁平タイヤは製法を変えるなどして操縦安定性に振っているのかもと思います。実際どこかに書いてあったか想像なのかは忘れましたが。

自分のところにも2012年11月14日にそれらしい記事を書いていました。結局結論はまだわかりません。

ホイールの軽量化で乗り心地が悪くなるというのはどこかのホームページで見ましたが、重量化で悪化する可能性も十分にあると思います。どこかで検証してくれたらいいのですが。
コメントへの返答
2015年5月27日 11:06
酔竜さん

コメントありがとうございます。

福野礼一郎さんもどうようのことを書かれていましたか。

私は福野さんの著作は”クルマはかくして作られる”の1と2を持っています。思い込みを廃して事実を突き止めようとする姿勢やよし、と思います。

お金をとって売る文章で、意見や主張の違いはいくらあっても構いませんが、事実と違うことが流布されるのは看過できません。

最近特に、自動車ジャーナリストと呼ばれる人たちに酷い文書が多いと感じております。
2015年6月11日 22:37
うーむ、よくわからないのでコメントします。m(_ _)m

扁平率の高いタイヤで車両として乗り心地が悪くなっている例は実際には多い。扁平率が高いタイヤ=大径ホイールとなり・・総重量が重い。(扁平率が高いと空気ボリューム小さいので)タイヤの内圧が高くなるが理由。扁平率高いと結果乗りごごち悪くなるでいいんじゃない?鍛造ホィールとかへ変えたら比較にならないのではm(_ _)m
扁平率高いのはブレーキサイズのせい。ブレーキサイズ十分なのでF1は扁平率低いです。(^O^)
コメントへの返答
2015年6月13日 21:38
マスタングさん

今日、シトロエンC5 1.6ターボでシートとタイヤホイールサイズ違いの二台を乗り比べました。かたや225/55-17、かたや245/45-18。メーカー指定空気圧は全く同じ。

どんな乗り心地を良いと感じるかは個人差がありますが、私は自分の245/45-18の方が良いと感じました。

先述通りメーカー指定空気圧は全く同じ。

18インチの方がタイヤ+ホイールの重量は重いはずですが、C5の脚はそんなことは物ともせず、タイヤ+ホイールが暴れる感触皆無。

荒れた山坂道で乗ったせいか17インチはコーナーのギャップで腰砕けになる瞬間があり、助手席に乗っていてもタイヤの縦ダンピングが突っ張り気味で跳ねてグリップが抜け横っ飛びし着地後タイヤのサイドウォールが捻れる感じが助手席て感じられました。

一方18インチは同じコーナーでも横っ飛びなどせずに張り付くように走り抜けました。

私は敬愛する笹目二朗氏が乗り心地に関して言っていた「タイヤが正しく路面接地しているクルマが乗り心地の良いクルマだ」に賛同するもので、その観点からは245/45-18の方が明らかに乗り心地が良いと言えると思います。

プロフィール

「5年のシンガポール生活を終え、4月から名古屋生活を始めて半年、5年間東京に保存し遠距離離恋愛だったC5との生活を満喫しております。」
何シテル?   10/16 19:30
2012年のクリスマス・イヴに白いシトロエンC5が納車になりました。初めてのシトロエン、初めてのフランス車です。これまでは一台のイギリス車(ディズカバリー)を除...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/5 >>

    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

リンク・クリップ

連休明けたのでワンコインドライブ再開 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/05/14 20:46:14
料理と風土 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/05/11 14:19:34
C6 お漏らし修理 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/03/23 13:25:20

愛車一覧

シトロエン C5 セダン シトロエン C5 セダン
シトロエン C5 セダンに乗っています。2012年のクリスマス・イヴに納車。初めてのシト ...
メルセデス・ベンツ Cクラス セダン メルセデス・ベンツ Cクラス セダン
W202.理想のセダンの一つ。初代Cクラスにして古き良きメルセデスの質実剛健な作りを継承 ...
トヨタ プリウス トヨタ プリウス
2006~2012年の6年間で8万2千キロ乗りました。 毎日の仕事の脚にも、プライヴェ ...
BMW 3シリーズ ツーリング BMW 3シリーズ ツーリング
BMWストレート6の官能性は伝説に偽りなし!

過去のブログ

2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation