関東マツダの一日試乗キャンペーンに申し込んで、新しいマツダのロードスターに乗って来ました。
スタートが11時頃になってしまい、18時の返却とすると箱根往復は間に合わないリスクあり、鎌倉往復としました。
乗り込んで直ぐに、おっ!いいね!と感じたのはステアリング・ホイール。かなり細身のステアリング・ホイールにさらっと手触りの良い革が巻かれています。最近のドイツ車などのスポーツ仕様では、無闇に太いステアリング・ホイールが流行りなのですが、私はあれが嫌いです。不必要に力が入って抉るような、あるいはゲーム機のような抉るようなステアリング操作になりがちだからです。正真正銘のスポーツカーに細いステアリング・ホイールを与えたマツダの心意気や良し!です。
次に嬉しいのは視界に入るボンネットフード、その両端の峰の見え方。これだけでスポーツカーの気分満点です。
そして幌の開閉の容易さ!NAの時の面倒臭さは今は昔。ワンタッチ三秒!って感じで気軽に開閉できます。
反対にがっかりはシート。小振りすぎるしクッションもペナペナ。そりゃあ私はデブですが、とは言えロードスターは世界商品。私は日本人としては大柄ですが、欧米人に混ざれば中の中程度です。このシートはいくらなんでも…のレベルです。
走り始めてまず感じたこと。電動パワステのフィーリングがかなり自然なこと。電動パワステの手応えには違和感を感じることが多いのですがロードスターのステアリングは及第点。でも油圧パワステと違い、あ、電動だ、とわかってしまうのもまた事実ですが。
シフトのフィーリングはちょっと違和感あり。4速と6速に入れる時に引っかかるような感じがあったのは個体差でしょうか?
エンジンは初代の弾けるような感じとは違い、フラットにスムーズに吹け上がる感じです。1.5リッターと小さめの排気量で、私のようなへたっぴでも回して楽しむには手頃なパワー感と感じましたが、自分のクルマにして慣れたら物足りなくなるかもしれません。
足回りの感じは、初代のヒラリヒラリと軽快な感じではなく、リアのしっかりしたトラクション感は大人のスポーツカーという感じです。ステアリング・レスポンスもシャープさより素直さやリニアさが印象に残り、これも大人っぽい印象。細身のステアリング・ホイールと言い、このハンドリング特性といい、マツダがどんなトライビングをイメージして作ったのかが想像できるような気がします。
タイトコーナーを振り回すチャンスはなかったのですが、中高速コーナーは気持ちよかった!
低速での乗り心地は硬めですが、街乗りでも快適なレベルです。ところが高速になってもしなやかにならず、荒れた高速道路を法定速度プラスαで走り抜けると、かなりゴツゴツ感がありました。
とは言え、過剰な軽快感を追うより、飽きが来なそうです。
二台持てるなら欲しいクルマですね〜。でも二台持てる余裕なし(爆)
そして今カタログにあるボディーカラーでは心ときめくものがありません。例によってこれからいろんなボディーカラーが追加されることを期待したいです。
Posted at 2015/06/10 20:09:16 | |
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