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カモネギのブログ一覧

2015年05月24日 イイね!

アクセスランキング!

雑誌カーグラフィックから派生したwebCGを眺めていたら、

なんと!

驚き!

アクセスランキング5位がシトロエンC5ファイナルエディションを発表、で、6位がマツダ・ロードスター5月21日に販売開始、でした。

http://www.webcg.net/articles/-/32581
Posted at 2015/05/24 02:56:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2015年05月24日 イイね!

音楽の話: ビリー・プレストン

唐突ですが、あのビートルズとローリング・ストーンズの二つの偉大なバンドの両方で公式にレコーディングを残している(多分)たった二人のキーボード・プレイヤーは誰と誰でしょうか?

答はニッキー・ホプキンスとビリー・プレストン。既に二人とも鬼籍に入っていますが、私にとり、その一人であるビリー・プレストンはとても重要なミュージシャンなのです。

その理由は、彼こそが当時中学生だった私に黒人音楽・ブラックミュージックへの興味の扉を開いてくれた人であり、彼こそが私にハモンド・オルガンの魅力を最初に教えてくれた人なのです。

中学になった頃、洋楽に目覚め、サイモン&ガーファンクルやボブ・ディラン、ビートルズなどを聴き始めた頃、ビートルズのジョージ・ハリソンとボブ・ディランが一緒にステージに立ったバングラデシュ難民救済コンサートというライヴ盤があると知りました。中学生には驚愕のLP三枚組み6300円。そう簡単には買えません。そして中二の正月にお年玉を使ってそのライヴ盤を購入しました。

ジョージやディラン以外にも、それまで知らなかった色んなミュージシャンが参加している。6300円もの大枚を叩いたのですから、好き嫌いなど言っている場合ではなく総てを必死に聴くことになります。その中で、それまで聴いていた音楽とは全然違う感触の演奏が一曲だけあり、その演奏に妙に惹かれました。その音源がこれです。



ビリー・プレストンという黒人ミュージシャンということだけで、その時はそれ以上のことは分かりませんでした。しかし、この演奏が凄く好きになり、今でもこの三枚組みライヴの中で一番好きな演奏です。後から知ったところによれば、この曲は演奏も歌詞も”ゴスペル”のスタイルであり、間奏で唸りを上げる楽器はハモンド・オルガンだと。そしてビリー・プレストンはプロになる前は教会でゴスペルの伴奏をするオルガン奏者だったと。つまり私はブルースやソウルより先にビリー・プレストンによりゴスペルに感化されたのでした。そしてこのコンサートのための即席バンドを一つの音に纏め上げていたのは他ならぬビリー・プレストンだったというのは、後年の識者の評価です。

そんなある日、今度はNHKテレビでローリング・ストーンズのライヴ映像が放映されました。私は当時まだローリング・ストーンズの演奏を意識して聴いた事がなく、そのライヴ映像が事実上私にとってローリング・ストーンズ初体験となったのです。その中でも当時強烈に印象に残ったのがこの曲です。



不良の匂いのロック・バンドという先入観とは違うなにやらゴスペルっぽいバラッド。そして後半のオルガンの音。なんとこの曲の前半でピアノ、後半でオルガンを弾いているのはビリー・プレストンです。何故それがわかったかというとこのライブの中で彼が主役で歌う曲が一曲あり、そこでビリー・プレストンと紹介されていたからです。その数年後からのローリング・ストーンズのライヴは、ビリー無しとなり、昨年の日本ツアーに至るまで”勢い任せ”な演奏になってしまいます。ストーンズのライヴに音楽的な深みを与えていたのがビリーだったということがよくわかります。

(余談ですが、私が25年以上も入り浸っている東京のカフェ、J-Cookのオーナー”としさん”はなんとこの画像のパリのライヴ会場に居たのだそうです!)

それから間もなく、またもやテレビでビートルズのレット・イット・ビーの映画が放映されました。その中でルーフ・トップ・セッションという伝説のライヴ演奏を見ることができます。それはライヴ活動を何年も止めていたビートルズが数年ぶりに行うライヴ演奏。それもロンドンの街中のビルの屋上での今の言葉で言えばゲリラ・ライヴです。何年もライヴをやっていなかったせいか、4人の演奏は結構ギクシャクというかスカスカ。でも、あれ?ビートルズって4人組のバンドのはずなのに、5人目の音、エレクトリック・ピアノが聴こえます。映像ではなかなか映らないのですが、中盤になってちらっと見え、最後の曲でもちらっと映るのは・・・・ビリー・プレストン!コンビネーションも悪い4人の演奏をビリーのエレクトリック・ピアノがかろうじて一つの音に纏めているのでした。



(途中で映る当時のロンドンの街を走るクルマたち、今見ると萌え萌え萌え萌え~です!真っ赤なランボルギーニ3500GTやEタイプも!)

その後色んな音楽を知ることになりますが、その中でもソウル・クイーン、アレサ・フランクリンは大好きなシンガーとなりました。中でもこの1971年のライヴ、そしてこの曲は大好きなのです。これは黒人と白人の融和が社会的課題だった時代、黒人歌手の代表であるアレサが、白人のロックバンドが主体のライヴハウス・フィルモアに出演し、白人の曲を歌うという趣向。そしてその特別なステージに呼ばれてオルガンを弾いたのがビリー・プレストン。アレサのレギュラーバンドのメンバーではなかったそうなのですが、特別の日の演奏を特別なレベルに引き上げる為に呼ばれたのだそうです。中でもこのステファン・スティルスの曲はオリジナルを凌駕する素晴らしい出来だと思います。



ビリー・プレストンは沢山のリーダーアルバムも出していて、ヒット曲もいくつかありますが、それ以上に彼がバンドに入るとバンド全体の演奏が引き締まるというのが、上記の例を見れば明らかで、それこそが彼が果たした最大の貢献ではないかと思います。

そしてそんな彼が生前最後に残したレコーディングは、ソウル・デュオ・サム&デイヴの片割れサム・ムーアが2007年に発表したアルバムの最終曲。ここでサムはビリーとのデュエットとビリーのオルガンでビリー最大のヒット曲をカバーしています。二人の声に加えて、エリック・クラプトンのギターも心が震えるほど素晴らしい。実は私はエリックの音楽は必ずしも好きではないのですが、ここでの彼のギターは私が聴いた事がある総ての彼の演奏でベストとすら思えるほど繊細で丁寧な演奏だと思います。これをレコーディングした時は、まさかこれが最後の録音になるとは誰も思っていなかったと思いますが、ビリーの最後に相応しい名演だと思います。このエリックの名演を導き出したのもビリーの力なのではないかとすら思えます。



と言うことで、ビリー・プレストン。私を黒人音楽に導いてくれた人であり、稀代のハモンド・プレイヤーであり、そして彼がバンドに入るだけでバンドの音が一つにまとまりメンバーの力が最大限に引き出されれる稀有な存在。今夜は酔っ払って彼の演奏をあれこれ聴きながら、少しでも彼の魅力を伝えたいと思いつつ書いてみました。

更に思えば、私は今シンガポールに住みながら、パキスタンという国の仕事のために走り回っています。ビリーと出会ったコンサートのチャリティ目的だったバングラデシュは、そのコンサートの数年前まで東パキスタンという国だった。中学生の私は、将来私がそういう国の仕事に携わるなどとは思ってもいなかった。50年も生きていると色々な偶然や不思議が積み重なります。
Posted at 2015/05/24 01:05:01 | コメント(1) | トラックバック(1) | 音楽/映画/テレビ
2015年05月21日 イイね!

白いC6

白いC6、写真でも滅多に見ませんし、実車は見たことがありません。

でも、白も好いなあ~(溜息)

Posted at 2015/05/21 01:50:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2015年05月20日 イイね!

CXプレステージュ雑感

先月、栃木県の鹿沼で開催されたマロニエ・オート・ストーリーに福太郎さんのCXのコドラとして参加したことは報告済みですが、東京からの往復200kmの内、約150kmを福太郎さんが私にCXのステアリングを預けて下さるという幸運に恵まれました。

福太郎さんの愛車はシリーズ1のプレステージュ。普通のCXよりホイールベースが長いVIPを後席に乗せることを主眼とした仕様です。



(写真はイヴェント本番で福太郎さん運転のCXプレステージュ。撮影はプロカメラマンのシバッチさん。私は助手席に乗っていましたが、ロードホールディングが良いせいか、こんなに大きくロールしているとは感じ取れません。これから推察するに、通常我々がロールを感じ取っているのは、車体そのものの傾き以上に、ロードホールディングの乱れ、というか外輪に偏った加重によるのではないでしょうか?)

帰路は高速道路の事故渋滞に遭遇し、それを回避するために高速道路のみならず郊外の一般道を走ることも出来ました。

長い距離を運転し、ますますCXの魅力に嵌りそうです。

- 徹頭徹尾フラットな乗り味。巡航中の乗り心地にとどまらず、加速時、ブレーキング時のフラット感も感動的なレベル。

- ロングホイールベースからは想像も出来ないシャープなハンドリング。ハンドリングがシャープと言われるBMW3シリーズあたりより私のC5のほうが数段シャープであるが、CXはそのC5より更にシャープ。

- 外から見ると大きくロールしているのに、乗っていると全くそれを意識せず高い速度を維持できるコーナリング性能。ロールを意識させられないのは、車体が傾いても四つのタイヤのロードホールディングが素晴らしいがゆえに不安感が無いのだと思われる。

- 現代の基準ではスポーツカーかと思うような低い着座位置と広いグラスエリアによる開放感。

- メーターフード脇に設置されたウィンカースイッチ(オートキャンセル無し)のような独特でありながら慣れると実に使いやすい操作系のインターフェース。

これらの特徴の中でも、やはり特に印象的なのは、走行時のボディーのフラット感でした。

日本の自動車雑誌でしばしば“ハイドロらしいソフトな乗り心地”と書かれますが、私はこれは"大嘘“だと思っています。シトロエン初心者の私は、急に興味が高まったこの3年間に現行C5、初代C5、C6、XM、CX、CXプレステージュ、エグザンティア、BXというハイドロ車に乗る機会を得ましたが、その中で乗り心地がソフトと感じたのはC6のみ。その他のハイドロ車はソフトというよりフラット感が優先されたサスペンションチューニングだと感じていました。C6の乗り心地は確かにソフトで素晴らしいのですが、それはハイドロらしいソフトな乗り心地、なのではなく、ハイドロらしからぬソフトな乗り心地、と言うべきものではないかと。

そしてCXプレステージュを長距離運転し、その思いを強くしました。

一番印象に残ったのは往路の東北道で時速100kmくらいで路面の大きなうねりを突破したときです。普通の乗用車なら大きなうねりに前輪が差し掛かった時に車両前半部が持ち上がり、リアが沈んだような姿勢になります。前輪が突起をどこまで吸収できるかにより前半部の持ち上がりは減衰されますが、相対的にリアが沈んだ姿勢になるのは共通。普通のドライバーはそういう動きを自然と感じます。そしてうねりを吸収する動きが柔らかければ、ソフトで良い乗り心地、と感じます。

しかし、CXプレステージュは全く予想外の動きをしました。前輪がうねりを吸収してサスペンションが縮みつつ車体前半がやや持ち上がったとほぼ同時に、リアサスペンションが突っ張るように伸び上がり、車体はほとんど前後に傾かずにフラットなまま全体がやや持ち上がるようにしてうねりを突破したのです。フラットに感じたということは、リアが突起を吸収するために縮んだときはフロントが突っ張るように伸びてフラットな姿勢を維持したはずです。

大型クルーザーで水面を行くとき、小さな波にあたると船体と水面の硬さを感じながらも波を砕いて船体はフラットに進んでいく感じ、に似ている。

ハイドロはフラットな姿勢を維持するために時に縮みますが、時には突っ張るように伸びるような動きをする。この突っ張り感は、船体が波に当たるときの硬さに似た感触であり、決して"ソフト“なフィーリングではありません。

この突っ張り感はシャシーからもたらされるもので、ご存知のようにCXのシートはマシュマロのようなソフトさなので、シートがシャシーの硬さを見事に吸収してしまう。

これがCXの真髄なのだと感じました。

そして今回の長距離ドライブでもうひとつのなぞが解けました。オーナードライバーである福太郎さんが、何故後席居住性重視でロングホイールベースのプレステージュを選んだのか、というなぞです。

私は昨秋、やんぢさんのノーマルホイールベースのCXを運転させていただき、おおむね上記の印象に近いものを感じ取りましたが、車体のフラット感は、ロングホイールベースのプレステージュのほうが明確に強く感じ取れるのです。ですから後席に乗ろうと乗るまいと、ハイドロの真髄=フラット感をより強く感じながら楽しみたいとなると、ロングホイールベースのプレステージュ選びたくなりそうです。あるいはCXファミリアールやブレークもロングホイールベースなので、それらも同じ性格かもしれません。

(ハイドロではありませんが、先日試乗した新型ピカソと新型グランドピカソも、ロングホイールベースのほうが圧倒的にフラットで、その差は想像以上に大きかったです。たとえ一人で運転するとしてもグランドピカソのほうが快適です)

ということで、ハイドロの真髄はフラット感にあり、決してソフトな乗り味ではない、ということを深く深く再認識することになりました。

そしてCX欲しい病がジワジワと私の心を蝕み始めております。

福太郎さん、貴重な愛車のステアリングを預けてくださり、ありがとうございました!
Posted at 2015/05/20 17:43:17 | コメント(6) | トラックバック(0) | クルマ
2015年05月17日 イイね!

シトロエンとトヨタ

先週、今週、来週にかけて、シンガポールとパキスタンを怒涛の三往復行脚の第二回めの機上で「午前零時の自動車評論5」を読みました。






その中の「掘り起こされた名前、消えた名前」という章でトヨタ・パブリカの開発経緯を追っていて、改めて再確認したことがあります。

パブリカの元となったトヨタ初の大衆車の試作車の開発コンセプトは、まんま2CV!その時点では空冷2気筒FFだった。それが三次試作車でFRに転換した時点でも、エンジン開発のために参考にしたのは2CVだったとの当時のエンジン開発責任者で後の副社長松本清氏の証言が記されています。

名古屋市にあるトヨタの産業記念館の自動車史年表にも、FFを世界で初めて量産化したメーカー=シトロエン、モノコックボディーを世界で初めて量産化したメーカー=シトロエン、と明確に書かれてある。この2つは現代の自動車技術の基本の基なのに、最近の日本のメディアでは書かれることがほとんど無いですね。多分書いてる人たちに知識が無いのでしょう。

そして半年ほど前に拠所なき事情によりトヨタ本社の技術開発センターにお邪魔した時にはC4カクタスがあった。

それに、今でもチェコの工場でシトロエンC1とトヨタ・アイゴ(とプジョー)の兄弟車の生産は続いている。

トヨタはずっとシトロエンを見てるのですね。
Posted at 2015/05/17 22:30:42 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「5年のシンガポール生活を終え、4月から名古屋生活を始めて半年、5年間東京に保存し遠距離離恋愛だったC5との生活を満喫しております。」
何シテル?   10/16 19:30
2012年のクリスマス・イヴに白いシトロエンC5が納車になりました。初めてのシトロエン、初めてのフランス車です。これまでは一台のイギリス車(ディズカバリー)を除...
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