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カモネギのブログ一覧

2015年05月02日 イイね!

TPP交渉の米国自動車部品関税撤廃はとんだ茶番である

自動車部品「10年以内に関税撤廃」で一致 日米TPP
小林豪、鯨岡仁2015年4月28日13時52分 朝日新聞DIGITAL

http://www.asahi.com/articles/ASH4W5J2FH4WULFA01P.html

TPP交渉の焦点といわれていた日本からアメリカへの自動車部品輸出関税=2.5%が撤廃の方向だと報道されているが、いったいこんなことに何の意味があるのだろうか?ふざけた茶番もいいところである。

統計を見てみよう。

対米国主要輸出品の推移(年ベース)(財務省統計): http://www.customs.go.jp/toukei/suii/html/data/y6_2.pdf

2012年(79.79円/ドル)自動車輸出30,330億円(380億ドル)、自動車の部分品7,674億円(96.16億ドル)

2013年(97.59円/ドル)自動車輸出37,443億円(前年比+23.5%)(384億ドル、同+1.0%)、自動車の部分品8,386億ドル(前年比+9.3%)(85.93億ドル、同▲10.6%)

2014年(105.94円/ドル)実績未公表

アベノミクスで円高が是正される以前の2012年と2013年で、円ドルの為替は22%円安になった。

しかし、日本の自動車メーカーや自動車部品メーカーの対米輸出はドル建てなので為替変動は直接はアメリカ側には影響を及ぼさない。もし輸出単価を値下げせず、数量も一定なら、ドル建て輸出金額は変わらないはずである。

ところが、2013年の自動車部品のドル建て輸出金額は10%も減っているのである。これは為替差益を吐き出して単価を引き下げたか、数量が減ったかのいずれかである。為替変動が始まって1年目で直ぐに現地生産を日本からの完成車輸出に切り替えることは非現実的なので、おそらく数量は大きく変動せず部品単価を下げたのではないかと推察される。その裏づけとして、完成車輸出のドル建て金額はほぼ横這いであることがわかる。

つまり、22%の為替差益の半分ほどにあたる10%を単価の引き下げにつかったと想像されるのである。だからと言って輸出数量は増えていないと推定される。

財務省統計では2014年の統計は未公表だが、おそらく同じ傾向が続いているはずである。

こんななかで部品関税2.5%の撤廃に何の意味があるのか?22%も円安になってもドル建て輸出額は増えていないのに、たかが2.5%の関税が撤廃されたとして、日本の部品メーカーの輸出が増えたり、利益が増えたりするだろうか?

はっきり言って関係ない。そりゃあ関税はないほうが良いことは否定できない。そして部品メーカーも公式見解としても関税撤廃が望ましいと答えるだろう。しかし現実的な嬉しさはまったくない、どうでもいいことと言える。

しかし、アメリカの税収は確実に2億ドルほど減収になる。2億ドル=約240億円は馬鹿にならない数字だ。

つまり、日本政府がこだわって交渉している自動車対米輸出関税2.5%の撤廃は、日本にとってはどうでもいいことであり、アメリカにとっては税収減になる嬉しくないことである。

いったい日本政府は何を目的にしてこの自動車関税2.5%の撤廃に拘っているのだろうか?

アメリカの言い分である米国産米の輸入枠を飲むことを日本国民に納得させる為に、実質的に意味のないものを”勝ち取った”というポーズをつけたいだけではないのか?

円安局面で本当に実利を取るなら、部品関税ではなく完成車関税の撤廃を迫るべきである。何故なら円安局面では、現地生産を増やすより、日本からの完成車輸出を増やす傾向が強まるはずであり、その数量を後押しすれば雇用の増大を促すことになり、日本側の円建て利益を増やすためにも関税撤廃が大きな意味を成す。

本当に日本にとって意味のあることは避けて通って、どうでもいいことをさも”勝ち取った”ふりをして、実は米の輸入という日本にとって大きな負担をあたかも正当化するような茶番を、なぜ大手メディアはもっと批判しないのか、全く理解に苦しみます。
Posted at 2015/05/02 20:49:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年05月01日 イイね!

2015マロニエオートストーリー春ミーティング

先週末、栃木県の鹿沼で行われたマロニエオートストーリー春ミーティングに参加することが出来ました。直前まで日本に居られるかどうかわからなかったので、CX乗りの福太郎さんにお願いして福太郎さんのCXのコドラで参加させていただくことが出来ました。

イヴェント公式ページ: http://autostory.jp/

イヴェントの概要はキャンプ場に集合し、新緑の北関東のワインディングを参加者でゆったりドライブし、キャンプ場に戻ったらBBQを堪能というシンプルで緩いイヴェント。参加車両はなんでもありです。



どうですか!?この瑞々しい緑に囲まれた会場の雰囲気。



中央が福太郎さんのCX。本番はもちろん福太郎さんが運転しましたが、東京から鹿沼までの往復を私にステアリングを預けてくださるという幸せに恵まれました。CXをこんな長距離運転したのは初めてでしたが、正直言って、欲しくなっちゃいました。



黄色いディーノ!なんとこの日は黄色いディーノが2台も参加していました。



 



赤いオープンカーは初めて見るクルマでした。オーナーにお話を伺うとルネ・ボネ・ミシェルというスポーツカーで、エンジンとサスペンションはなんとルノー・キャトルのコンポーネントなのだそうです。当然FF。同時期のイギリスのスポーツカーに比べるとホイールベースが長く、独特の雰囲気でした。



ブルーの308。シックで好いですね~。

 

どうですか!?この500と2CVの色合わせ!





 

 

この日、個人的に結構”きた”のがこのヴォルヴォ。男らしい雰囲気でかっこよかった~。エンブレムも洒落てます。

 

 

どちらも現行モデルでは見られないエンブレムですね。

 

 

 

 

 

公式ドライブの折り返し地点の風景。素晴らしい天気、眩しい新緑、そして宝箱をひっくり返したようなクルマたち!

 

 

主催者が用意してくださった贅沢な食材でBBQを堪能!どうです?この巨大な帆立!

最高の天気と宝物のようなクルマに囲まれたBBQ、そして既知の方も初対面の方もクルマ好きというキーワードで一緒になってリラックスできる。これこそが車種も年式も問わないこのイヴェントの素晴らしい点だと思います。



MarkⅡ! 赤、というのが泣かせます。

 

コブラのエンジンヘッドカバー。

 

巨大だと思っていたデイトナがスリークに見えます。

 

どちらも男のクルマですね~。

そして帰路でまたもや幸運が、、、

 

なんと友人が乗ってきていたベントレーターボRを帰路に運転させてもらうことが出来ました!初めて運転するベントレー。その絶対的な巨体からは意外なほど運転席はタイトな雰囲気で、まるでスポーツカーのような空間。でも正直、緊張が先行して、ぶつけずに運転するのが精一杯でした。

と言うことで、丸一日、クルマ好きの一人として最高の日曜日を堪能することが出来ました。それもこれもこのイヴェントの主催者のご尽力、そして会場でご一緒した方々のお人柄、そしてなにより同乗参加を快諾してくださった福太郎さんのお陰です。皆様、本当にありがごうございました。
Posted at 2015/05/01 10:38:04 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ
2015年04月30日 イイね!

築地市場移転問題

先週末シトロエン晴海で新型ピカソの試乗をお願いしたら、試乗コースが豊洲新市場建設地のど真ん中を通るコースでした。新市場は敷地を四分割するような形で幹線道路が通っているのです。

築地市場の豊洲への移転問題は、土壌汚染問題や立地の不便さ、入居者の移転費用の負担の大きさなどから反対の声が大きかったにも関わらず、石原〜猪瀬都政が強行してきた。そして開業まで1年半と迫ってきた現在、市場が移転しても築地に残る仲買業者や関連飲食店が続出。

現場の立地を知っている人ならわかるはずですが、新市場の場所は公共交通機関もないし、銀座などの繁華街からも徒歩では行けない遠さ。地下鉄が複数通り銀座からも徒歩圏の築地なら集まる観光客でも豊洲新市場まではなかなか行けないでしょう。そんなこと容易に予想できたにも関わらず強行した行政のせいで、負担は都民に降りかかってきます。

石原と猪瀬が強行したものには、新国立競技場や新銀行東京など、問題が多いものがまだまだ多い。石原が生きている間に、きちんと責任を明確にしていただきたい。

豊洲新市場「場外」同時開設断念へ、「すしざんまい」辞退 : 日本経済新聞

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFB28H37_Y5A420C1000000/

豊洲新市場の「場外」整備、大和ハウスが辞退 : 日本経済新聞

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLZO83567670T20C15A2L83000/

料亭仕入れ、築地離れず 仲卸61社「場外」に出店 : 日本経済新聞

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLZO79718620U4A111C1L83000/
Posted at 2015/04/30 12:28:13 | コメント(1) | トラックバック(0)
2015年04月28日 イイね!

C5 Final Edition

早いものでC5を購入してから二年半。年末には車検を迎えます。そして残価設定ローンで購入したので、今後のことをそろそろ考え始めなければなりません。

1. 車検を通して、残価設定ローンの再ローンを組む(または一括払いする)
2. C5を返却して精算。新しいクルマを購入する(または買わない)

現在シンガポール在住の身ゆえ、車両を返却して何も買わない、というのが経済合理性の面で一番良いことになると思われますが、そうしたくないとの思いがあります。

1. むちゃくちゃ気に入っていて、かつ最後のハイドロと言われているC5を易々と手放すのは忍びない。
2. 年末時点での査定がおそらく設定した残価を下回る。その場合、車両返却だけでなく追い金が発生するのはなんだか馬鹿馬鹿しい。

となると1.が素直ですが、2.でもう一度C5を購入して、セールスの常套手段である査定額と設定残価の差額を新車の値引きに潜り込ませるというのもありかと思いつきました。そしてしばらく前のENGINE誌でPCJの広報女史が今年の目玉商品として最後のハイドロとなるC5ファイナルエディションを導入すると言っていたのを思い出しました。これはまさしく最後のハイドロC5の中でも最後の生産モデルとなるので、長く乗り継ぐにはこれも一案かと。

そこで先週シトロエン晴海にお邪魔してC5ファイナル・エディションに関して問い合わせると、その時点では明快な回答は得られなかったのですが、翌日社内資料を送ってくれました。社内文書ではありますが、これを公開したとしても、販売上の後押しになりこそすれ、PCJに不利益は発生しないと思われるので、ファイナル・エディションの概要を書きます。

まず、ベースはExclusiveグレード。ボディx色x台数は以下。

セダン
ブラン ナクレ(N9) ミストラルレザー 18 台
マティボアール(G2) マチナルレザー 12 台

ツアラー
ブラン ナクレ(N9) ミストラルレザー 18 台
マティボアール(G2) マチナルレザー 12 台

特別装備は
1.18インチタイヤ+アトランティークホイール
2.オプションペイント代金車両代金に含
3.延長保証(4~5年目分15万8千円相当車両代金に含む)

車両価格(含、消費税)
セダン: 4,800,000円(通常のExclusive=4,906,000円)
ツアラー: 5,025,000円(通常のTourerExclusive=5,131,000円)

配車開始時期は5月より、だそうです。

ということで、まとめると、
1.仕様で通常と違うのは18インチのタイヤ・ホイール(通常は17インチ)
2.オプションペイント代、延長保証料が車両代金に含まれ、合計25万円程度お得。車両価格が通常より10万円安いので、あわせて35万円程度お得。


ということでしょうか。

マティポワールのツアラーは魅力的でツアラーを買うならこの色は最右翼ではありますが、今の私はツアラーよりセダンを好みます。そしてセダンならブランナクレのほうが好みです。そしてホイールもファイナルエディションと私のC5で同じホイール。

とすると、仕様の上で違いは何?となると、私のC5のシートがファブリックとレザーのコンビネーションであるのに対し、ファイナルエディションはフルレザーになることですが、個人的にはコンビのほうが積極的に好きなのです。

ということで、仕様の面でファイナルエディションは私の好みに照らせば現在の私のC5より好ましい点が残念ながら全く無く、買い替えは無しとの判断に至りました。

とは言え、これからC5の購入を考えていらっしゃる方、あるいはC5とは決めてないけど新車の購入を検討していらっしゃる方には、大変魅力的なクルマだと思います。2008年導入から7年経っていますが、その後に導入された同価格帯のメルセデスCクラスやBMW320と比べても、今でも充分以上の魅力と個性があると思います。

延長保証を最初から価格に組み込むなど、販売側も長く乗ってもらうことを前提としているようですから、最後のハイドロを買って長く乗るには、魅力的なパッケージだと思います。
Posted at 2015/04/28 14:07:53 | コメント(15) | トラックバック(0) | クルマ
2015年04月21日 イイね!

citroさんの真似シリーズ: 今日のシトロエン 番外編

こちらは一年を通してサマータイムなので夜明けは遅く、朝6時に起きるとまだ真っ暗です。顔を洗ってウォーキングに出かけると次第に夜が明けてきます。








私の定番ウォーキングコースは、F1のメインストレートと入江の間の公園です。

その入江に目を向けると、





シトロエンだ!




Posted at 2015/04/21 11:31:06 | コメント(0) | トラックバック(0)

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「5年のシンガポール生活を終え、4月から名古屋生活を始めて半年、5年間東京に保存し遠距離離恋愛だったC5との生活を満喫しております。」
何シテル?   10/16 19:30
2012年のクリスマス・イヴに白いシトロエンC5が納車になりました。初めてのシトロエン、初めてのフランス車です。これまでは一台のイギリス車(ディズカバリー)を除...
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2006~2012年の6年間で8万2千キロ乗りました。 毎日の仕事の脚にも、プライヴェ ...
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