先週末に続いて、今日の午前中も目的地も決めずに散歩してみました。
自宅近くでシンガポール定番朝食からスタート。今日はここから南西方向に歩いてみます。
イスラム街の一角。写真左手前の角はいつも賑わっているインドネシア料理のお店。朝はさすがに空いてます。後方に見える三つの高層ビルの真ん中の低めの建物が私の棲家です。
トルコ料理店。青いタイルのモザイクでできたテーブルと椅子が綺麗です。
ハジ・レーンというちょっとファッショナブルなお店が並ぶ通りのウォール・ペインティング。午後になると観光客の記念撮影スポットになっています。
新旧の建物が混在し、その対比が独特の雰囲気を醸し出しています。
手前の赤茶色の屋根はかつて警察署だった建物。中は改装されてレストランになっています。背後は昨年竣工した最新の高層ビル。
その向かい側が有名なラッフルズ・ホテル。アーネスト・ヘミングウェイがここのバーのオリジナル・カクテルであるシンガポール・スリングを気に入って世界的に広めました。
左側の塔は、日本占領時の市民犠牲者慰霊碑です。
この慰霊碑を見るたびに、色々な思いにとらわれるのですが、その一つは「日本政府は靖国参拝など軍人の犠牲者を悼むことは熱心に話題にするのに、東京大空襲などで犠牲になった一般市民を悼む姿勢は希薄だ」ということ。これもまた日本政府のオカミ意識、日本の民主主義の未成熟の証の一つのように感じられてなりません。
日本のメディアでシンガポールの象徴のように映し出されることが多いマリーナ・ベイ・サンズ。
マリーナの南側、21世紀になって発展した金融街の高層ビル。真ん中下方に世界の三大がっかりの一つマーライオンが見えるのですが、わかるでしょうか?右手前の赤茶色屋根の白い建物は旧郵便局を改装したフラートン・ホテル。2001年1月1日開業時に私はその場にいたのですが、その時は背後の高層ビルは影も形もありませんでした。
マリーナの北側、1990年代に開発された高層ビル群。一枚上の21世紀のビルがガラス張りの青黒い建築であるのに対し、20世紀の建築は白っぽいグレーのコンクリートの外壁で、雰囲気が全く違います。短い期間で建築技術が全く違う次元に突入していることが、一目でわかります。
フラートン・ホテルのロビーに飾られていた写真。かつてのマリーナの風景です。今とは全く違う風景です。
金融街の入口にあるビル。周囲のガラス張りのビルとは違うクラシックな雰囲気。こういうビルでも日本の同時代のビルとは雰囲気が違うのが面白いです。
ラオ・パサと呼ばれるホーカーズ。屋台村です。金融街のど真ん中にあり、普段はビジネスマン、週末は観光客中心の客層で、今朝も写真のように観光バスがたくさん横付けしていました。
ラオ・パサの内部。地元密着のホーカーズよりテーブルからして綺麗です。地元料理だけでなく、インド料理、ベトナム料理、麦穂という日本流の菓子パン屋さんや、讃岐うどんのお店まであります。
せっかくなのでここでお昼ゴハン。細いうどんのような麺に牛ばら肉の煮込みを汁ごとぶっかけたもの。左横に盛り付けてある小さな煮干しのような魚と混ぜて食べます。
腹拵えが住んで散歩再開と思いきや、突然のスコールで足止め。
30分ほどで雨は上がり散歩再開。
金融街のメインストリート。マンハッタンみたいです。
金融街のすぐ隣には古い町並みが残り、飲食店が軒を並べています。ここは中華料理や韓国料理のお店が多い通り。
更に隣のブロックのクラブ・ストリートは、フランス料理、イタリア料理、スペイン・タパスなどのお店が並び、取るになると道路にもテーブルを並べて白人客で賑わいます。
そのすぐ隣は中華街。旧正月の飾り付けが始まっていました。
中華街には来たものの、お昼ゴハンは済ませていたので珈琲を飲みに行くことにしました。
中華街のビルの地下にある、日本の喫茶店です。サイフォンで淹れてくれる珈琲が美味しいんです。今日は食べませんでしたが、オムライスやナポリタンもあり、地元のお客さんにも人気です。
ここまで1万歩ちょっと。気温もかなり上がって来たので、ここからはタクシーで帰りました。
Posted at 2016/01/23 16:45:58 | |
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