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カモネギのブログ一覧

2013年06月07日 イイね!

駆け抜ける喜び

駆け抜ける喜びジープの機能美展を見た後、思いつきで秩父に向かいました。

入間が基点となっている国道299号線の行き先が秩父だというただそれだけの理由です。

299号線から秩父に向かう途中のもっとも険しい区間である正丸峠は、今はトンネルが開通しているので峠越えをせずに秩父に行けるようになっています。丁度箱根の長尾峠を避ける恰好で乙女トンネルが通っているような感じです。

が、その一番険しい区間こそ、一番楽しい区間です。

正丸峠の旧道は、箱根の長尾峠に似た狭く曲率のきついワインディングで、舗装路面もかなり荒れています。完全に気分はセバスチャン・ローブです(^^;;;

そしてその区間でのC5には感動しました。

ハイドラクティヴ・サスペンションは通常のオートモード。トランスミッションのみスポーツモードを選択。ヘッドライト“オン”。もちろん音楽とエアコンはオフ。窓は全開。そしてブラインドコーナーではクラクション鳴らしまくりで正直言ってかなりお行儀の悪い運転をしました。

C5は、その巨体を持て余すことなく、私ごときがどんなに頑張ってもタイヤを泣かす事すらできないまま、もっと飛ばせもっと飛ばせ、と言わんがばかりの余裕の足捌きで一気に頂上まで駆け上がりました。よくアルファロメオのエンジンが“もっと回せもっと回せ”とせがむ様なフィーリングと聞きますが、このC5はもっと飛ばせもっと飛ばせまだまだ余裕だぞ、と言わんがばかりの足捌きです。

ここでも何しろ“乗り心地が良い!”。

うねりや凸凹のある荒れたタイトコーナーが連続するのですが、路面の荒れにクルマの挙動が乱されることが全く無い。総て足が吸収してしまい、ボディーはじんわりロールしたまま乗員の身体をゆするような振動は伝えません。でも路面が荒れている様子はステアリングの手応えからしっかり伝わってくる。そして全開にした窓からも路面の凸凹をタイヤが踏みつけているパタパタパタパタというノイズがひっきりなしに聞こえてくることが、路面の荒れを感じさせます。でもボディーは揺れない。

左右の切り替えしも軽々としていて、おつりなどは皆無。そしてステアリングの反応が極めて正確。コーナー途中で曲率が変わるところではこちらのステアリング操作にまさに期待通りにぴたっとノーズが反応してくれる。だから修正陀が必要ない。

ドライバーのステアリングへの入力がタイヤの角度に変換され正確に路面を捉えたタイヤの反応がボディーの動きとなってドライバーに返ってくる。これが実に“ぴたっと繋がっている”感覚を憶えます。

ドライバーは安楽な乗り心地の中、ステアリング操作、スロットル操作、ブレーキングに安心して集中できます。そしてステアリングが正確だと安心してスロットルを開けられるので、尻上がりにペースが上がって行きました。

小生くらいの腕だと、BMW320よりC5のほうが速く走れるような気がします。

絶対的なスピードはより大パワーのクルマには当然適わないと思いますが、この洗練されかつ気持ちの良い反応は、今まで経験した数多くのクルマの中でもダントツに“スポーティ”だと感じました。

駆け抜ける喜び。

BMWの有名なテーゼですが、まさにその言葉をC5に実感した正丸峠でした。
Posted at 2013/06/07 13:39:40 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2013年06月07日 イイね!

ジープの機能美展

ジープの機能美展現在の勤務先では月に1度有給休暇を取得することが奨励されていて、まあなんというか実に恵まれている訳ですが、それで昨日は休みを取ってまたぞろドライブしてきました。

まず向かったのは入間市博物館。ここで6月6日~9日まで開かれている“ジープの機能美展”が目的です。→ http://homepage2.nifty.com/CCV/JEEP2013.html

このイヴェントは日本における四輪駆動車や軍用車両のオーソリティである石川雄一氏が主催されているイヴェントです。昨年は2CVの砂漠地仕様も展示されていたのですが、今年は文字通りジープ主体でした。また、昨年は週末に行ったためか展示会に来場したギャラリーの名車珍車が駐車場に溢れていてそちらも楽しかったのですが、昨日は平日だったためそちらのお楽しみはありませんでした。

みんカラのメンバーには釈迦に説法かもしれませんが、石川雄一氏は4x4MAGAGINE創刊メンバーの一人で、同誌がファッション的4x4に傾いた頃に身を引かれ、より硬派な四輪駆動車専門誌CCV誌を創刊された方。私はランクルやディスカバリーに乗っていた頃CCV誌を愛読していて、CG誌やNAVI誌を総て処分してしまった今でもCCV誌は総て自宅に保管してあります。

また石川氏は新しい情報発信ツールには常に前向きで、紙の雑誌に拘ることなく、パソコン普及黎明期からパソコン通信(E-mailという言葉が無かった時代)による情報発信に熱心でしたし、ビデオ普及期にはVHSによる興味深いモデル紹介ビデオも数多く残されています。Facebookでは光栄にも小生を“お友達”承認してくださり何度か言葉のやり取りもありました。昨日は会場にもいらっしゃって、すれ違いざまに目が合ったので会釈はしましたが、なんとなく何を話していいかも思い浮かばなかったのでそれ以上声をかけずに終わってしまいました。

ということで、今週末お時間がある方はドライブがてらいらっしゃるのも面白いと思いご紹介しました。
Posted at 2013/06/07 13:27:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「5年のシンガポール生活を終え、4月から名古屋生活を始めて半年、5年間東京に保存し遠距離離恋愛だったC5との生活を満喫しております。」
何シテル?   10/16 19:30
2012年のクリスマス・イヴに白いシトロエンC5が納車になりました。初めてのシトロエン、初めてのフランス車です。これまでは一台のイギリス車(ディズカバリー)を除...
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