カモネギのブログ一覧

昨年亡くなったジョニー大倉を偲んでyoutubeを見ています。

あまり語られないことだけれど、日本語と英語が混ざったロックミュージックの歌詞を初めて世に広めた作詞家はジョニー大倉だった。彼の作詞家としての功績は何故かあまり語られないけれど、ジョニー大倉が居なければ、桑田圭祐も居なかったのではないだろうか？

公用語化でどうなった？楽天社員の英語力
世界で戦うニッポン企業の英語教育
二階堂 遼馬 ：週刊東洋経済編集部 記者 2015年01月10日

http://toyokeizai.net/articles/-/57673

私は昨年4月まで楽天本社から徒歩３分のところに住んでいました。生活圏のショッピングセンター、喫茶店、地下鉄の駅などで、しばしば楽天の社員と遭遇しました。そんな際に彼らの会話から複数回聞いた事実。

「（英語の）会議本番の前に日本語でシナリオを打ち合わせる事前会議をやっとかなくちゃ」でした。

楽天の社長がなんと発言しようと、マスコミがどう報じようと、そのような現場を実際に身近に体験していた私には、お笑い話にしか聞こえません。

東洋経済が報じている「楽天の成果」だって、社員のTOEICの点数が上がった、というだけで、本質的なコミュニケーション能力が上がったこととは関係がない。TOEICがいくら高得点でも、日本語で事前に根回ししてるのでは無意味です。

現場の実態が見えてない社長。現場を取材せず、企業の発表したデータを鵜呑みにして報じるマスコミ。

ネット企業も、ネットメディアも、道具がネットになっただけで、本質は経団連や記者クラブの悪しき仲良しクラブ体質と何も変わっていないという、事例ですね。