
写真は15年前に購入したRIMOWAの一番大きいサイズのスーツケースです。
ルフトハンザのマークが入った品物で、機内の通販冊子でオーダーして自宅に届けてもらいました。
当時日本やドイツで売っていた同サイズの物は内装が青だったのに対し、このルフトハンザのものは黒であることが好みだと言うのは表向きの理由で、当時の日本の定価の約半額だったのがこれを選んだ最大の理由です(苦笑)。
その後、世界中何処に行くにも公私共に酷使し、その間本当に丈夫な相棒として活躍してくれていましたが、さすがに内部の仕切りを止めるマジックテープ(ベルクロ)が機能しなくなっていました。
当地シンガポールにもRIMOWAのお店があるので、やはりRIMOWAを愛用している駐在員の先輩に、その店で買ったものでなくても修理してくれるでしょうか?と尋ねたら、世界中何処で買ったRIMOWAでも総て無料で修理してくれるよ、と驚きの答。本当ですか?と思わず尋ねたら、本当です、ときっぱり。別に彼が威張ることでもないのですが。。。(苦笑)
半信半疑でお店を訪ねると、これと全く同じ部品が無くドイツ本国から部品を取り寄せるので時間がかかるがいいか?との回答。修理費は本当に無料だと言う。納期が分かったら知らせてくれと言って物を預けて約一週間後、メールが来て”型式が古いので完全に同じ部品はもう世界中何処にも残っていないとドイツ本社から言ってきた。今在庫にある部品の中から合う物を選んで修理することでいいか?”との問い合わせ。
全く問題ありません。
結局最初に依頼してから約3ヶ月かかりましたが、本日戻ってきた品物は、いったいどこが以前とちがっているのか私にも分からないくらいきちんと修理されていました。
しかも本当に無料。
RIMOWAのスーツケースの物としての信頼性はもちろんのこと、世界中で販売するトップブランドのアフターサービスのあり方としても、まさに鑑です。
ドイツの良心と言える物の一つだと再認識しました。
Posted at 2014/10/25 17:58:48 | |
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