20年ぶりに仕事用の鞄を買いました。
過去15年、主に使っていたのはリモワのアタッシュケースでしたが、これは当時ルフトハンザ航空のマイレージと交換に”貰った”もの。その前に自分で鞄を買ったのは丁度20年前に買った黒い革のアタッシュケースだったので、自分で鞄を”買う”のは20年ぶりということになります。この黒革のアタッシュケースは今も持っていますが、出張時の荷物量には不足なので日本に置きっ放し。最近は今はリモワだけしか使っていませんでした。
しかし、頑丈を持って鳴るリモワも、さすがに15年間酷使したせいか、内張りの布が剥がれてきてしまいました。リモワの直営店に持っていけばもちろん修理は可能。しかし修理期間のリリーフ用の鞄が必要です。
条件は、1.出張時の荷物量に耐えること。2.丈夫なこと。3.高温多湿の国を這いずり回るので比較素材は避けたい。という程度のことです。
周囲の仕事仲間に圧倒的人気なのはTUMIの黒いナイロンバッグ。これを何種類も持っている後輩に尋ねると、使い易くて上部であることは間違いなさそうです。そして”国境を越えたジョホールバルにあるアウトレットにTUMIの店があるのでそこなら割安に変えるのでは?”とのことで先週彼に付き合ってもらって買ってきました。
そして早速週後半のパキスタン出張に使ってみました。
荷物量にあわせて厚みを調節できるタイプにしたこと、アタッシュケースと違って外付けのポケットがが沢山ついていること、が使い易さのポイントでしょうか。
一方アタッシュケースの利点はガバッっと開けて嵩張るものでもドサドサと入れられることと空港などの待合時間にベンチに座っている時にオットマンの代わりになることでしょうか。
一長一短ですが、どちらもそれぞれ使い易さがあり、多くの人に愛用されていることに納得します。
リモワは内張りを張り替えればまだ10年20年使えそうですし、TUMIも丈夫さでは定評があるので10年は充分使えるでしょう。
ちょっとかしこまった場の場合は現在休眠中の黒革のアタッシュケースを使えばよい。
と言うことは、もう定年まで鞄は買わなくても済んでしまうのかもしれません。そう考えると、単に鞄を一つ買っただけで、なんだかふと人生終わりが見えてきたよな複雑な気持ちになってしまいました。
Posted at 2015/05/30 15:10:44 | |
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