2025年11月03日
2025年10月29日にリリースされたAMD公式ツール「Auto-Detect and Install」を使用したところ、グラフィックドライバ「AMD Software: Adrenalin Edition」が意図せずダウングレードされてしまいました。
📍ダウングレードの内容
・ 使用前:Adrenalin 25.8.1(2025年5月20日リリース)
・ 使用後:Adrenalin 23.2.1(2023年2月14日リリース)
最新版を使っていたはずが、2年以上前のバージョンに戻ってしまったことになります。
⚠️注意点
「Auto-Detect and Install」は便利なツールですが、今回のように予期せぬバージョン変更が起こる可能性があります。使用する際は、インストール後のバージョンを念のため確認することをおすすめします。
メモ:Windows 11, version 25H2 で実施しました。
Posted at 2025/11/03 10:39:00 | |
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Windows11 | パソコン/インターネット
2025年11月01日
パソコンを長く使っていると、知らないうちに古いドライバーがどんどん溜まってしまうものです。
私も最近、システムを整理している中で「もう使っていないドライバーが多いな」と感じました。
そんなときに便利だったのが「DriverStore Explorer」。
今回は、このツールを使って古いドライバーを簡単かつ安全に削除する方法をご紹介します。
■ DriverStore Explorerとは
DriverStore Explorer(別名:Rapr)は、パソコンに登録されているドライバーストアの内容を一覧表示・バックアップ・削除・インストールできる外部ツールです。
Windows標準の機能では見えにくいドライバー情報を、わかりやすく操作できるのが特徴です。
■ 使い方
1. ツールのダウンロード
まずは公式のGitHubページから最新版をダウンロードします。
安全のため、必ず以下のリンクから入手してください。
👉 DriverStore Explorer - GitHub公式ページ
(https://github.com/lostindark/DriverStoreExplorer/releases)
ページ内の「Assets」セクションから、
「DriverStoreExplorer.vxxx.zip」(xxxはバージョン番号)をクリックしてダウンロードします。
2. ファイルの解凍
ダウンロードした ZIP ファイル(例:`DriverStoreExplorer.zip`)を任意のフォルダに解凍します。
ZIP ファイルを右クリックし、「すべて展開...」を選択してください。
3. ツールの起動
解凍後にできたフォルダ内の Rapr.exe を「管理者として実行」します。
右クリックメニューから実行すればOKです。
4. ドライバーの削除
ツールが起動すると、ドライバーストアに保存されているドライバーの一覧が表示されます。
● 特定のドライバーを削除する場合
1. 一覧から削除したいドライバーを探します(ファイル名でソートや検索も可能)。
2. 対象ドライバーのチェックボックスをオンにします。
3. 右側の「ドライバの削除」ボタンをクリックします。
● 古いドライバーをまとめて削除する場合
1. 右側の「古いドライバーのみ選択」ボタンをクリックすると、自動で古いものが選択されます。
2. 「ドライバの削除」ボタンを押して実行します。
削除できない場合は、「強制削除」オプションにチェックを入れて再試行してください。
⚠️ 注意点
・ 現在使用中のドライバーを削除しないよう注意してください。誤って削除すると、システムが不安定になる場合があります。
・ 削除前に「システムの復元ポイント」を作成しておくことを強くおすすめします。
万が一トラブルが発生しても、復元で元の状態に戻すことができます。
DriverStore Explorerを活用すれば、不要なドライバーを整理し、Windowsをより軽快に保つことができます。
パソコンのメンテナンスに興味がある方は、ぜひ一度試してみてください。
Posted at 2025/11/01 10:30:15 | |
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Windows11 | パソコン/インターネット
2025年10月26日
パソコン博士の「セキュリティーを爆上げする設定」に従って、Windows セキュリティにある「コア分離」をオンにしようとしたところ、メモリ整合性チェックでエラーが発生しました。博士いわく「万に一つの確率」だそうです。
エラー詳細を確認すると、「互換性のないドライバー」として
RTL2862U_IPHID.sys と RTL2862UBDA.sys が、それぞれ2個ずつ、計4つリストアップされていました。
不要なドライバーなら「デバイスマネージャー」で削除できると思い確認しましたが、該当ドライバーは見つかりません。
GoogleのAIモードで調べたところ、これらは Realtek製のテレビチューナーやデジタル放送受信機に関連するドライバー であり、古いWindows環境でインストールされた場合はデバイスマネージャーに表示されないことがある と分かりました。
私のPCは自作機ですが、OSは2009年に購入した DELL の Studio540 からアップグレードを重ねて引き継いでいます。Studio540には地デジチューナーが搭載されていたため、その時のドライバーが残っていたようです。
現在はチューナーを使用していないので、この不要ドライバーを削除する必要があります。
再び Google のAIモードに尋ねたところ、「pnputil コマンド」でドライバーパッケージを削除できることが分かりました。
📍実行したコマンド
pnputil /delete-driver oem49.inf /uninstall /force
pnputil /delete-driver oem84.inf /uninstall /force
ただし、RTL2862UBDA.sys の1つだけは削除できず残ってしまいました。
さらに調べると、「DriverStoreExplorer」というツールを使う方法と、Windowsのセーフモードで直接削除する方法が紹介されました。
まず DriverStoreExplorer を試しましたが、該当ドライバーは一覧に表示されず削除不可。
最終的に、セーフモードで起動して該当フォルダーから RTL2862UBDA.sys を直接削除することで、ようやく問題を解決できました。
📍結果と感想
その後、メモリ整合性チェックのエラーは消え、無事に「コア分離」をONにできました。
手間はかかりましたが、設定を完了できて満足しています。動作の遅延も特に感じません。
今回の作業で「pnputil」コマンドと「DriverStoreExplorer」ツールの使い方を学べたのは収穫でした。
また、初めて使った Google の AIモードは非常に優秀で、今後「Copilot」や「ChatGPT」とも比較してみたくなりました。
パソコン博士のYouTube「セキュリティーを爆上げする設定」は関連情報URL参照
Posted at 2025/10/26 08:16:33 | |
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Windows11 | パソコン/インターネット
2025年10月25日
Ankerのモバイルバッテリー「PowerCore 10000」で発火事故が41件発生し、約52万台がリコール対象になっているそうです。
ニュースで見た写真が、私の使っているモバイルバッテリーとそっくりだったので驚きました。すぐに公式サイトで確認したところ、型番はリコール対象でしたが、幸いシリアル番号が対象外だったため、交換の必要はありませんでした。とはいえ、やはり少し不安は残ります。
このモバイルバッテリーは中国製で、Ankerは国内で最大のシェアを誇るメーカーです。しかし、PSEマークを取得した後に部品を変更していたとなると、信頼性に疑問が残ります。次に購入する際は、エレコムなどの日本メーカー製を選ぼうと思います。
🔗 [エレコム モバイルバッテリー(amazon)]
🔗 [Ankerグループ4製品に関するお詫びと自主回収のお知らせ]
Posted at 2025/10/25 08:19:56 | |
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スマホ | 日記
2025年10月19日
今年も恒例の大型アップデートの季節がやってきました。
2017年に購入した Dell Inspiron 3250 は本来 Windows 11 の動作対象外ですが、これまでいくつかの“裏技”を使って Windows 10 から Windows 11 24H2 へとアップグレードしてきました。
しかし、非対応PCでは自動的に 25H2 に更新されないため、今回も手動でアップグレードを実施しました。
今回の方法:レジストリを変更してアップグレード
前回は「Server機として認識させる方法」を使いましたが、今回はよりシンプルな「レジストリを変更する方法」で対応しました。
手順は以下のとおりです。
1. regedit(レジストリエディタ)を起動
2. `HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup` に移動
3. 新規DWORD値「`AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU`」を作成し、値を `1` に設定
4. Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードして、`setup.exe` を実行
この方法は YouTube の解説動画を参考にしました(下記の関連URL参照)。
Windows 11 25H2 の主な新機能
25H2 では大きなUI変更はありませんが、AI関連や操作性の向上が中心となっています。
・ タスクバーの改良(アイコン動作の調整・検索機能の改善)
・ 右クリックメニューに AI アクションの追加(画像やテキストへの AI 処理機能)
・ Copilot+ PC 向け AI 機能強化(Recall、NPU対応の最適化など)
・ パフォーマンスと省電力の改善
・ セキュリティ機能の細かな更新
📍まとめ
Windows 11 対応PCならアップデートは数分で終了しますが、ISOファイルからは約1時間ほどかかり、長く感じました。
25H2 自体は目立った新機能が少なく、新鮮味はあまりありませんが、動作は安定しており、体感的には少し軽くなった印象です。
今回使用した「レジストリを変更する方法」は今後のバージョンでも引き続き有効のようです。
Inspiron 3250 がどこまで延命できるかはわかりませんが、毎年のアップグレードはちょっとした“儀式”のようなものになってきました。
この記事が同じように古いPCを使っている方の参考になれば幸いです。
Dell Inspiron 3250 のブログ一覧は こちら
Posted at 2025/10/19 06:05:22 | |
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Windows11 | パソコン/インターネット