2025年05月14日
異世界でエルフさんに出会うと言うありふれた話
第一話「異世界への扉」
場面1:現実世界・街の通り
(夕暮れの街。犬(マックス)と猫(リリー)がふざけ合いながら走っている。)
リリー: (ぴょんと跳び上がり)ほら、マックス!捕まえられる?
マックス: (笑いながら追いかける)そんなの簡単だぜ!
(リリーは素早く路地へ滑り込み、マックスは勢い余って突っ込む。)
リリー: (得意げに)ほらね、単純ね。
マックス: (尻尾を振る)でも、リリーのそばにいるのが楽しいんだ!
マックス: (ふと立ち止まる)ん?おい、リリー、この音—
リリー: (目を見開く)……トラック!?
(明るいヘッドライトが二匹を照らし、クラクションが鳴り響く。次の瞬間—。)
場面2:異世界・広大な野原
(草原の上で目を覚ます2人。)
マックス: (伸びをしながら)ここ、なんかすげぇ場所だな。
リリー: (周囲を見渡しながら)……これは、異世界ね。
(リリーは冷静に「ステータスオープン」とつぶやく。画面が現れ、マックスも真似してみる。)
マックス: (目を輝かせる)俺、魔法使えるのか!?リリー、見ろよ!
リリー: (くすっと笑う)まぁ、あんたに使いこなせるかは別問題だけどね。
場面3:キバクマ襲撃 → 冒険者達の救援
(2人が町へ向かって歩き始めたとき、大きな牙を持つ熊の魔物が現れる。)
マックス: (興奮気味)よし、ぶっ倒すぞ!
リリー: (冷静に)バカね、逃げるのよ!
(しかし、キバクマは猛スピードで追いかけてくる。)
マックス: (焦る)くっそ、意外と速い!
リリー: (息を切らせながら)だから言ったでしょ!
(キバクマに追い詰められるリリーとマックス。そこへ数名の冒険者が駆けつけ、華麗に魔物を討伐する。)
エルダ: (弓を背負いながら)ふぅ……またキバクマか。最近増えてる気がするわね。
マックス: (目を輝かせて)すっげぇ!あんなデカい魔物を瞬殺だなんて!
リリー: (警戒しながら)……あなた達は?
(冒険者たちの中でも、一際目を引くのは長い金髪を持つ美しいエルフの女性——エルダ。)
エルダ: (じっと2人を見る)あなたたち、どこから来たの?見慣れない種族だけど……
マックス: (堂々と)俺はマックス!犬だけど、魔法使えるみたい!こっちはリリー!猫だけど、賢いヤツだ!
リリー: (冷めた目で)「賢いヤツ」って何よ……。
エルダ: (少し困惑しつつ)へぇ……確かに魔力を感じるわね。でも、まさか動物がこんな風に話すとは……
マックス: (尻尾を振る)すごいだろ?それで……助けてくれたこと、ありがとう!エルダさん、美人だし強いし、最高だな!
リリー: (呆れたように)……脳筋丸出しね。
エルダ: (苦笑しながら)フフッ、お礼を言えるのはいいことね。でも、あなた達、一体どうするつもり?このまま野原にいるのは危険よ。
マックス: (即答)冒険者になる!魔法もあるし、俺たちも戦えるはず!
リリー: (溜息をつきながら)もう決めてるのね……まぁ、ここで行き倒れになるよりはマシだけど。
エルダ: (少し考える)……まあ、いいわ。町まで連れて行ってあげる。そこで色々話を聞くといいでしょう。
マックス: (嬉しそうに)おお!エルダさん、ありがとう!
リリー: (呆れながら)もう完全に惚れてるわね……。
(こうして、2人はエルダたちと共に町へ向かうことに——。)
場面4:町へ到着、ギルド登録
(冒険者たちに助けられ、町へ向かう。)
リリー: (町の様子を見て)これで異世界って確信できるわね。
マックス: (ワクワクしながら)なあ、リリー、俺たちも冒険者にならねぇか?魔法使えるし!
リリー: (苦笑しながら)まぁ、考えたところで、どうせあんたはもう決めてるんでしょ?
(冒険者たちとギルドへ向かい、登録をする。)
ギルド職員: では、お二人の魔力を測定しますね。
(リリーは「火」と「風」、マックスは「土」と「水」の魔力を持つことが判明。)
リリー: (満足げ)悪くない能力ね。
マックス: (元気よく)よし、異世界冒険、スタートだ!
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Posted at
2025/05/14 14:49:36
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