2024年01月30日

📍迷惑メールと詐欺電話の増加
迷惑メール、フィッシングメール、詐欺電話、SMS詐欺が増えています。私自身、迷惑メールが多くてEメールアドレスを何度も変更しました。しかし、自宅電話番号や携帯電話番号は簡単には変えられません。スマホにはフィッシングメールや通知が頻繁に届きます。最近では、自宅の固定電話に自動音声ガイダンスを悪用する詐欺電話も来ました。詐欺行為が巧妙化し、増加する一方で、皆さんも同じ経験をされているのではないでしょうか?
📍個人情報が詐欺師の手に渡る理由
SNSやウェブサイトでの情報公開、データ漏洩、フィッシング、情報の購入などにより、あなたの電話番号やEメールアドレスが第三者に渡ることがあります。私の場合、Eメールアドレス、名前、生年月日等の個人情報が漏えいしました。その原因は、「チューリッヒ保険会社の個人情報漏えい」でした。2023年1月に70万人もの顧客データがハッキングされました。当時、チューリッヒ自動車保険は継続せず別の保険会社と契約していたのに被害にあいました。チューリッヒはお詫び金相場通り500円のクオカードを送ってきましたが、二度と契約することはないでしょう。
📍あなたの情報がダークウェブにないか確認
詐欺師たちは、ダークウェブなどの場所で盗まれた個人情報を購入することがあります。あなたのEメールアドレスがダークウェブで売られていないか確認できるサイトがあります。実際に、私自身のEメールアドレスが現在もダークウェブで取引されていることを確認しました。そのアドレスはすぐに削除し、ログインIDに使用しているサイトは別のID、パスワードに変更しました。ダークウェブで自分のアドレスを見つけたら必要な自己防衛を行ってください。
・Firefox モニター(Mozilla Monitorとして有償化)
・ノートン お客様の情報がダークウェブに流出していないかチェック
・Googleのダークウェブレポート
Firefox モニターの検索結果(私がプレオに乗っていることもバレバレ)

📍詐欺犯人の逮捕が難しい理由
詐欺犯人を逮捕するためには、詐欺罪の構成要件を満たす必要があります。しかし、証拠が不足している場合や逮捕の必要性が認められない場合、警察は犯人を逮捕することができません。それでも、以前に大量の迷惑メールを送信していた詐欺犯人が逮捕されたとき、迷惑メールが一時的に止まったことで一安心した経験があります。詐欺犯人の撲滅に向け、警察の取り組みがさらに進むことを願っています。
📍問題を防ぐための対策
これらの問題を防ぐためには、信頼できるサービスはないものとして、個人情報を必要以上に公開しない、フィッシングメールに注意するなどの対策が必要です。また、詐欺被害に遭ったらすぐに警察に相談し、必要な証拠を集めることが重要です。以上、この記事が誰かの役に立てば幸いです。
追記:
今から20年前の2004年にも、私はヤフーBBの660万人顧客情報流出事件に巻き込まれました。その時、ヤフーBBからはお詫びとして500円の郵便為替が送られてきました。時代が進み、現在ではQUOカードがお詫び金として送られることが多いですが、その額面は依然として低いままです。しかし、海外では個人情報の漏洩に対する補償は日本よりも高額に設定されているようです。この違いは、個人情報の価値に対する認識の違いから来ているのかもしれません。
関連URL:
・迷惑メール相談センター
Posted at 2024/01/30 09:13:19 | |
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