2025年10月19日
今年も恒例の大型アップデートの季節がやってきました。
2017年に購入した Dell Inspiron 3250 は本来 Windows 11 の動作対象外ですが、これまでいくつかの“裏技”を使って Windows 10 から Windows 11 24H2 へとアップグレードしてきました。
しかし、非対応PCでは自動的に 25H2 に更新されないため、今回も手動でアップグレードを実施しました。
今回の方法:レジストリを変更してアップグレード
前回は「Server機として認識させる方法」を使いましたが、今回はよりシンプルな「レジストリを変更する方法」で対応しました。
手順は以下のとおりです。
1. regedit(レジストリエディタ)を起動
2. `HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup` に移動
3. 新規DWORD値「`AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU`」を作成し、値を `1` に設定
4. Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードして、`setup.exe` を実行
この方法は YouTube の解説動画を参考にしました(下記の関連URL参照)。
Windows 11 25H2 の主な新機能
25H2 では大きなUI変更はありませんが、AI関連や操作性の向上が中心となっています。
・ タスクバーの改良(アイコン動作の調整・検索機能の改善)
・ 右クリックメニューに AI アクションの追加(画像やテキストへの AI 処理機能)
・ Copilot+ PC 向け AI 機能強化(Recall、NPU対応の最適化など)
・ パフォーマンスと省電力の改善
・ セキュリティ機能の細かな更新
📍まとめ
Windows 11 対応PCならアップデートは数分で終了しますが、ISOファイルからは約1時間ほどかかり、長く感じました。
25H2 自体は目立った新機能が少なく、新鮮味はあまりありませんが、動作は安定しており、体感的には少し軽くなった印象です。
今回使用した「レジストリを変更する方法」は今後のバージョンでも引き続き有効のようです。
Inspiron 3250 がどこまで延命できるかはわかりませんが、毎年のアップグレードはちょっとした“儀式”のようなものになってきました。
この記事が同じように古いPCを使っている方の参考になれば幸いです。
Dell Inspiron 3250 のブログ一覧は こちら
Posted at 2025/10/19 06:05:22 | |
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