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世界気象機関（WMO）が2023年7月22日に「2023年7月は観測史上最も暑い月になる見通し」と発表し、これに対し、グテーレス国連事務総長は『地球温暖化の時代は終わり、地球全体が沸騰し続けている時代がやってきた』と警告しました。

その後の気温の推移を見ると、現在でも陸地と海面の温度が異常に上昇し続け、6月から10月までの5か月間が記録的な暑さとなっています。

2023年8月には、日本では猛暑により1万人以上が熱中症で救急搬送されました。一方、北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アフリカはそれぞれ、観測史上最も暑い9月を記録しました。中国では豪雨が原因で洪水が発生し、数千人が犠牲になり、数百万人が避難を余儀なくされました。

熱中症、洪水、嵐、干ばつ、山火事など、異常気象による被害が「ニューノーマル（新しい標準）」となりつつあります。

気候変動に無関心でいるわけにはいきません。私たちは再生可能エネルギーの活用や温室効果ガスの削減など、地球を救うための行動を起こす必要があります。

メモ：
・世界気象機関（WMO）：WMO
・画像：毎日の地上気温 Birkel, S.D. 'Daily Surface Air Temperature', Climate Reanalyzer (https://ClimateReanalyzer.org), Climate Change Institute, University of Maine, USA. アクセス日 [2023年11月11日/data downloaded]