2025年11月29日
Yahoo!メールから「11月30日までにパスワードを変更しないと、外部メールソフトが使えなくなる」という警告が届きました。
さらに、GoogleのGmailでは、POP アクセスが年内で廃止される ため、IMAP への切り替えが必要になります。
私は「Yahoo!メール セキュリティーパック」を利用しており、普段はパソコンでウェブ版のYahoo!メールを使用しています。ときどき Thunderbird も使います。スマホ(Android)では、Gmailアプリに Yahoo!メールアカウントを追加して利用しており、Yahoo!メールアプリは使っていません。
今回の Yahoo と Gmail の仕様変更に伴い、以下の作業を行いました。
実施した作業内容
対象デバイスと内容:
1. パソコン:Yahoo! JAPAN ID パスワード変更
2. スマホ(Gmailアプリ):POP/SMTP パスワード変更 ※1
3. スマホ(Gmailアプリ):POP アクセスのアカウント削除
4. スマホ(Gmailアプリ):IMAP アクセスのアカウント追加 ※2
5. パソコン(Thunderbird):POP/SMTP パスワード変更
6. 動作確認(送受信テスト)
作業してみた感想
正直、かなり時間がかかって疲れました。 パスワード変更とIMAP アクセス変更は問題発生時の切り分けができるように分けて実施しました。ただし、先にIMAP アクセス変更を実施した方が良かったと思います。
※1 Yahoo! JAPAN ID パスワード変更後、メールサーバー側で反映されるまで時間差がある ようで、Gmailアプリでパスワードを更新してもしばらく認証エラーが続き混乱しました。
Yahoo! JAPAN ID パスワードの無効・変更を切り替えるなど試行錯誤しているうちに、数時間後にようやく認証が通るようになりました。
※2 IMAP アカウント追加でも、すぐには認証されませんでした。
Gmail の POP → IMAP 変更は、既存アカウントを直接切り替えできないため、POP アカウントを削除して IMAP で再設定しましたが、過去メールは残っていたため安心しました。
なお、Thunderbird の IMAP への変更は手間が大きそうなので、今回は見送りました。
ポイント(重要)
Gmail アプリで IMAP アカウントを追加する場合、セットアップ画面で「Yahoo」を選ばず、「その他」から設定するとうまくいきます。
同じ状況の方の参考になれば幸いです。😊
★追記(GmailアプリのIMAP設定について)
GmailアプリでYahooメールをIMAP設定する場合、アカウント追加画面で「Yahoo」を選んでしまうと自動認証に失敗しやすいため、「その他(IMAP)」から手動設定する のがおすすめです。
設定時のサーバー情報は以下のとおりです。
● 受信サーバー(IMAP)
* サーバー名:`imap.mail.yahoo.co.jp`
* ポート:993
* セキュリティ:SSL/TLS
● 送信サーバー(SMTP)
* サーバー名:`smtp.mail.yahoo.co.jp`
* ポート:465
* セキュリティ:SSL/TLS
* ログインが必要:オン (Yahoo! JAPAN IDのパスワードを使用)
また、Yahoo! JAPAN IDのパスワード変更後、外部アプリへ反映されるまで時間差があることがあり、すぐに認証されない場合があります。数時間後に正常に接続できるケースもあるため、慌てず時間を置いて再試行すると改善することがあります。
Posted at 2025/11/29 18:32:52 | |
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インターネット | パソコン/インターネット
2025年11月03日
2025年10月29日にリリースされたAMD公式ツール「Auto-Detect and Install」を使用したところ、グラフィックドライバ「AMD Software: Adrenalin Edition」が意図せずダウングレードされてしまいました。
📍ダウングレードの内容
・ 使用前:Adrenalin 25.8.1(2025年5月20日リリース)
・ 使用後:Adrenalin 23.2.1(2023年2月14日リリース)
最新版を使っていたはずが、2年以上前のバージョンに戻ってしまったことになります。
⚠️注意点
「Auto-Detect and Install」は便利なツールですが、今回のように予期せぬバージョン変更が起こる可能性があります。使用する際は、インストール後のバージョンを念のため確認することをおすすめします。
📍対策と補足
今回の事象は、Chipsetドライバの更新を目的に「Auto-Detect and Install」を使用したところ、Chipsetは更新されず、逆にAdrenalinが古いバージョンに置き換えられてしまったというものでした。
このため、Adrenalin 25.8.1は手動で再インストールすることで元に戻しました。
一方、目的だったChipsetドライバの更新は、「Auto-Detect and Install」では反映されなかったため、AMD公式サイトから個別にダウンロード・インストールすることで、Ver 7.06.02.123 へ更新できました。
メモ:Windows 11, version 25H2 で実施しました。
📍今後のおすすめ運用
・ グラフィックドライバ(Adrenalin)とChipsetドライバは、別々に手動インストールするのが安全 特に最新版を維持したい場合は、Auto-Detectツールに頼らず、AMD公式サイトの「Drivers & Support」ページから個別に選択するのが確実です。
・ Windowsアップグレード後はドライバの整合性を確認する習慣を Windows 11 バージョン 25H2などの大型アップデート後は、ドライバの互換性チェックが再実行されるため、意図しないバージョン変更が起こる可能性があります。
Posted at 2025/11/03 10:39:00 | |
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Windows11 | パソコン/インターネット
2025年11月01日
パソコンを長く使っていると、知らないうちに古いドライバーがどんどん溜まってしまうものです。
私も最近、システムを整理している中で「もう使っていないドライバーが多いな」と感じました。
そんなときに便利だったのが「DriverStore Explorer」。
今回は、このツールを使って古いドライバーを簡単かつ安全に削除する方法をご紹介します。
🟧 DriverStore Explorerとは
DriverStore Explorer(別名:Rapr)は、パソコンに登録されているドライバーストアの内容を一覧表示・バックアップ・削除・インストールできる外部ツールです。
Windows標準の機能では見えにくいドライバー情報を、わかりやすく操作できるのが特徴です。
🟧 使い方
1. ツールのダウンロード
まずは公式のGitHubページから最新版をダウンロードします。
安全のため、必ず以下のリンクから入手してください。
👉 DriverStore Explorer - GitHub公式ページ
(https://github.com/lostindark/DriverStoreExplorer/releases)
ページ内の「Assets」セクションから、
「DriverStoreExplorer.vxxx.zip」(xxxはバージョン番号)をクリックしてダウンロードします。
2. ファイルの解凍
ダウンロードした ZIP ファイル(例:`DriverStoreExplorer.zip`)を任意のフォルダに解凍します。
ZIP ファイルを右クリックし、「すべて展開...」を選択してください。
3. ツールの起動
解凍後にできたフォルダ内の Rapr.exe を「管理者として実行」します。
右クリックメニューから実行すればOKです。
4. ドライバーの削除
ツールが起動すると、ドライバーストアに保存されているドライバーの一覧が表示されます。
● 特定のドライバーを削除する場合
1. 一覧から削除したいドライバーを探します(ファイル名でソートや検索も可能)。
2. 対象ドライバーのチェックボックスをオンにします。
3. 右側の「ドライバの削除」ボタンをクリックします。
● 古いドライバーをまとめて削除する場合
1. 右側の「古いドライバーのみ選択」ボタンをクリックすると、自動で古いものが選択されます。
2. 「ドライバの削除」ボタンを押して実行します。
削除できない場合は、「強制削除」オプションにチェックを入れて再試行してください。
⚠️ 注意点
・ 現在使用中のドライバーを削除しないよう注意してください。誤って削除すると、システムが不安定になる場合があります。
・ 削除前に「システムの復元ポイント」を作成しておくことを強くおすすめします。
万が一トラブルが発生しても、復元で元の状態に戻すことができます。
DriverStore Explorerを活用すれば、不要なドライバーを整理し、Windowsをより軽快に保つことができます。
パソコンのメンテナンスに興味がある方は、ぜひ一度試してみてください。
Posted at 2025/11/01 10:30:15 | |
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Windows11 | パソコン/インターネット