フォークオイル交換とか

フロントタイヤはずします。
※チェーンブロックで吊ってます。

はい、とれたー

フェンダーを取り外したあとは、メーターからスピードメーターケーブルやハーネス類を取り外し、ヘッドライトをステーごとステムのボトムブラケットから外します。

一応事前にフォークの突き出し量を測っておきます。
ですが左右で違っていたと言う何ともな状態。

あ、フォークを取り外す前にトップキャップは緩めておきましょう。17mmです。

フォーク取り外しと並行してステムのセンターボルトを緩めるためにハンドルも外します。

そのままではトップブリッジが外せないので、キーシリンダーを取り外し、トップブリッジの割り部分にあるボルトをゆるめます。
キーシリンダー外さないとアクセスできないと思います。

とりあえずフォークオイルを抜きましたが、一度OHされているっぽいのでオイル自体はキレイでした。

このあとトップキャップとシャフトをの固定を外します。
アジャスターがないので17mmのスパナと17mmのソケットで簡単に外せます。

オイルをできるだけ抜きたいので廃油タンクに立てかけておきました。

7.5wのフォークオイルを用意せず、5wと10wを半々でブレンドしました。
みんな大好き、スズキの純正フォークオイルです。

フォークオイルを400cc投入してエア抜きをします。
さながら手コキのようです。
写真ではトップキャップが付いてますが、ついてない方がエア抜きは楽でした。
ただし、インナーチューブがすっぽ抜けそうになるので注意が必要です。

フォークが出来上がったらステムを取り外しベアリングを点検。
インナーレースの上下共にひどい段つきはなかったので清掃とグリスの交換をしました。
※そもそもテーパーローラータイプのステムベアリングは部品が高いので交換は視野に入れてませんでした

灯油で古いグリスを洗い流してパーツクリーナーで油分の除去後にエアブローです。
グリスを詰めた写真は手がグリスだらけで撮れませんでした。
今回使用したグリスはワコーズのハイマルチグリースです。

手のひらにグリスを出してテーパーローラーの下の隙間から押し付けるようにグリスを入れます。
上の隙間から出てくるまで詰めてベアリングを回して充填します。

ワークショップマニュアルを確認しながらステムのボトムブラケット下端からフォークの突き出し量を合わせました。
279mmです。

あとは元通り組み直していく簡単な作業です。
ダンピングも良くなり、ステムもスムーズに動きます。
当分はフロント周りはバラさなくて良さそうです。
2名で作業を分担して行ったので早く終わりました。