トリシティ155にハザード&パッシング追加 〜スイッチボックス編〜
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
2
っと、取付ける前に決めておかなきゃいけないことがあります。
それは「パーキングレバーをどうするか」
トリシティ155には左スイッチボックスの下にパーキングブレーキのレバーがあります。
そしてこいつ、スイッチボックスにボルトで固定されてます…
つまり、スイッチボックスを交換するとこのレバーが付かないんですね…
こいつをどうするかを決めておかないと取付けの時に困ってしまうので、先に方向性を決めます。
選択肢は3つ。
①パーキングブレーキを撤去
②TMAXのパーツを使う(左ミラーが付けられなくなる)
③無理やり付ける
私の場合、自宅の駐輪スペースが傾斜していてパーキングブレーキ無しだと不安なので、①は除外。
②は溶接技術があればミラーも付けられるようですが、ちょっと難しそうなのでパス。
というわけで、③の「無理やり付ける」に決定!
具体的な方法としては、ホームセンターで売っている金物を加工して、パーキングレバー取付用のステーを作ってスイッチボックスに固定する、というような流れになります。
ある程度金属加工できることが前提となってますのでご注意ください。
ちなみに今回の記事ではスイッチボックスの配線加工だけなので、どの選択肢でも参考にできると思います。
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さて、まずはスイッチボックスの配線を確認していきます。
一応製品にデータシートが付属していますが、安物なので自分で調べたほうがいいです。
スイッチを操作しながら導通チェックしていき、どの線を使うか確認。
すると、赤白の線がパッシングとホーンに分岐して繋がってる模様…
プラスコントロールかマイナスコントロール、どちらかで統一されていれば問題ないんですが、そこまで詳しく調べるのも面倒なので配線をいじります。
要はパッシングを操作したらハイビームと同じ動作すればいいわけで、つまりパッシングに繋がってる赤白を切ってハイビームから配線を取ればいい…
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結論から言うと、画像のようにハイビームのスイッチの黃赤のところから分岐して、パッシングスイッチの赤白が繋がってたところに繋ぎこめばOK。
普通にはんだ付けするだけなんで誰でもできます。
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スイッチを復旧していくときに、不要なL型端子を処理します。
線がスイッチボックスから出るところで細いタイラップで固定されてるので、これを外してL型端子が外に出ないように整線します。
L型端子は切ってもいいし、写真のようにスイッチボックスの中にしまってもいいです。
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住友110型の6極カプラーとギボシを画像のように付けます。
線が長いので、いい感じの長さに切るのもお忘れなく!
ここまでできたら一応スイッチボックスの交換はできます。
ただ、ハンドルバーに開いている穴が5mmなのに対し、この製品の突起が5.5mmなので、鉄工キリか何かで穴を拡張する必要があります。
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さぁここまではYZF-R6のスイッチを流用するのと大差ないので、最初の選択肢①②を選んだ方はこれで完了です。
③を選んだ方はまた次回!
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