星屑のホイール(おお、字面は美しい)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
先日のフロントサスリファインの際に、ホイールも2023年仕様にしましたが、リヤを換えていない・・・
用意しています、SSRの『スターブライト』です。
スポークに『☆BRIGHT』という浮き文字があるので、『スターブライト』で合っていると思いますが、“☆”を読むのかどうか・・・?
かなり昔に入手したホイールなので、先ずはプチレストアから。
リムを磨くためにも、ピアスボルトを外します。
だいたい古いホイールとなると、ピアスボルトは錆び腐っているのが相場ですが、それなりにメッキも残っています。
再使用しようかな?(ということは、する気がないという事ですが)
念のため裏面のナットに、CRCを吹いておきます。
2
・・・しかし、ナメました・・・
こうなると、もうお手上げです。
グラインダーで切れ目を入れて、割ります。
あれ、表の六角穴から回せば良いんじゃないの!?
あの穴、すぐ崩壊します。
六角穴って、そのボルト自体が頑丈な素材でできていないと、案外簡単に型崩れしますよね・・・
3
可能であれば、ナットのみに切れ込みを入れたいところですが、そんな芸当も工具も無く・・・
ボルトもろとも、“斬”です。
バールでこじって、無事破壊できました。
ホイールにも切れ目が付いている?
気にしない気にしない〜
4
全ピアスボルトを外し、まずはそのボルト穴を清掃します。
こんな箇所には、ねじりブラシが効果的でしょう。
お馴染み、アストロプロダクツさんに、ドリルに装着するねじりブラシセットがあります。
ナイロン、真鍮、鋼鉄とあり、サイズもかなり幅広く重宝できるのですが・・・
いかんせん、ブラシが植え付けてあるベースが、か細い!
セットの中で、何本か抜けているのは、既に天に召されたブラシ達です。
そう、ちょっと『真っ直ぐ“じゃない”』方向に力が掛かると、あっという間にグニャります。
1本物で、そこそこ高い価格で売っているねじりブラシと比べると、その差は歴然です。
アストロさん、改良版を待っています(着眼点はナイスだぜ)!
5
さらに、リムも真鍮ブラシで粗磨きします。
けっこうアルミ腐食が出ているんです・・・
ビィィィィィンシャリシャリシャリシャリ
うっ、ゴホゴホ・・・こりゃいかん!
玄関作業場では、粉塵が舞います。
今日は庭にて。
6
梨肌にはなりますが、ベースとしてはかなり削ぎ落とせます。
素人作業としては、コレでいいです。
いいもん。
7
まあ、それなりに腐食は取れました。
無数の擦り傷状態ですが・・・
そんなに根深い腐食ではないと、ポジティブに見ます。
8
試しに(!?)、俺たちの研磨剤、『ピカール』を掛けてみますと・・・
・・・鈍い!
9
この頃入手した、鏡面研磨剤(白い方)を、試しに掛けてみます。
即刻、ウエス(ボロ布)が黒くなりましたが、多少艶が出ました。
ま、もう一度、1からやり直しですね(いや、だから試しですって)。
10
さて、もう1つの透明の液体、こちらは『ハイトレール』という、下地出しの酸性薬剤だそうです。
『2分以内に磨いて、よく洗い流してね』
という曰く付き(?)です。
要は、乾くまで放っておくと、白濁して剥がれなくなるそうです。
“2分”は、安全マージン込みだと思いますが、塗り込み中に白くなり始めたら、即、水洗いという事でしょう。
もちろん、ビニール手袋必須です。
11
水を張って、いざ・・・尋常に勝負!
ゴシゴシゴシゴシハァハァゴシゴシゴシゴシフゥフゥ…
白濁する前に、真っ白に・・・燃え尽きたよ・・・
おっちゃん、洗っといてくれよ・・・
「お・・・おいきたっ!」
ザブーン、チャポチャポ…
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フゥまた試しに、鏡面研磨剤で磨いてみます。
・・・違う!
こんなもんじゃねえだろ!俺が求めていた艶は!
再度、グラインダーでピカーリングして、ハイトレールで灰になって、鏡面研磨剤で艶を求めて・・・
13
何度でも何度でも何度でもバフ掛けをするよ
君のリムの傷が消えるまで
1、2回ダメで へとへとになっても
3、4、5回目は 艶が出てくるかもしれない
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環境が整っているうちに、センターキャップも磨いておきます。
ガサガサ→カサカサ
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カサカサ→スリスリ
スリスリ→ツルツル
ところどころ、まだカサカサ、また暇なときにでも磨きます。
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さて、ようやく塗装まで漕ぎ着けました。
ここからは、ディスクが主役です。
往生せい!
じゃない、養生せい!
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ここまで、ディスクは簡単にしか磨いていません(水洗いしているときに、スポンジヤスリでガシガシした程度)。
何故?
このスターブライト、たまたま私が入手したことのある物がそうだっただけかもしれませんが、妙にディスクに艶があるのです(特に十字の四角の、ツルツルの部分)。
コレを活かさない手はない・・・!
という訳で、選ぶ塗料は1択(もちろん、色合いはフロントに合わせますが)、『キャンディゴールド』です。
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『キャンディ』なのに、下地の粗目シルバーは、塗りません!
スターブライト下地の、『粗くないシルバー』に上乗せします。
先ずは基本の“キ”、裏地から塗っていきます。
この置き方をして、ホイールを回しながら塗れば、スプレーも均等に、かつ、最後まで出し切れることでしょう。
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ひっくり返して、前面から。
キャンディ塗料はシャビシャビなので、流れ落ちないように、少しずつ塗ります。
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しっかり放置乾燥させて、いよいよ・・・養生撤去!
一等星見つけたり!
リム、奥に行けば行くほど磨き足りない・・・
マア、いいや!
遠目で見たら、判りませーん。
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そして、もう1本(右側)。
リムはこちらの方が、艶が出ていますが(ピアスボルト穴周辺は、もう・・・いいんです)・・・
22
塗装は溜まりができたり、泡が入ったり、はみ出したり・・・
マア、いいや!
遠目で見たら、判りませーん。
23
で、ここでさらに、泣きのもうひと磨きを。
ピアスボルト付けてしまうと磨きにくくなる箇所を重点的に・・・
(やっつけ仕事レベルの)鏡面になりました!
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ピアスボルトを付けていきます。
え?
ピアスボルトですよ?
ホームセンターに売っていますよ?
元のピアスボルト(フランジボルト)の、傷跡が残っている?
仕方ないですよ?
私、素人ですよ?
擦り傷だらけに見える?
メガネのレンズが擦り傷だらけなんじゃないですか?
私とおんなじだ!
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新品のエアーバルブを付け、タイヤは以前装着していたホイールからタイヤを外し、こちらに移植しましたが、画像はスッカラカンでした。
もうガマンできずに、とっとと装着しました。
前後差が激しすぎました(そもそも、フロントは元色ゴールドですが)・・・
フロントやり直そうかな?
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