そうだ、マフラーを作ろう(ダルマセリカ編、第7幕)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
最近投稿のペースが落ちている・・・
やることが多過ぎまして・・・
3月は、久しぶりにカローラ月となっていました。
この作業も、1か月以上前のことです・・・
リアピース、メインサイレンサーも概ね完成してきました。
テールパイプ、点付けで試着しましたが、よく考えたらテールパイプ・・・
キレイにしなきゃ!
とて、一旦外して、磨いて溶接と行きます。
2
もっとも、溶接した後でも磨けないわけではないので、ダーイターイです。
マフラーカッターも考えましたが、あまり隙間に余裕がない設計ですので・・・
また、このソリッド感を、推したいと思います。
3
溶接前に、スパッタを飛ばしたくない箇所に養生しておきま
え?
養生ですよ?
だーいじょうぶ、1、2発耐えてくれればいーんですよ。
4
細いパイプの方は、位置と角度にも留意します。
出口も揃えないと、見苦しくなってしまいます。
何か治具があると良いのですが・・・
5
あった。
(概ね)平面の板に押し付けながら、さらにその板厚で間隔を確保しながら、根元に溶接・・・
ワイヤー完売(TT)
6
この半自動溶接機、もちろん構造上仕方ないのですが、ドラム→ワイヤー送りモーター→フレキシブルパイプ、先端ノズルまでの距離分は、最後ムダになってしまいます(モーターが送り切れない)。
何かに使えないかな・・・?
針金としては強度は無いし、素材が鉄だから錆びるし、フラックス入りなので、腐食させそうだし・・・
ハンダ付けにでも使えるかな?
せっかくの休みを潰したくない!
急ぎ欲しかったので、仕方なくアストロプロダクツで購入してきました。
約3000円。
恐らく同じ物をネットで買うと、2個で、3000円でお釣りがきます。
・・・店舗で買うのは、およそ緊急時くらいなものですね。
おやおや?アストロさん、ワイヤーの巻きが雑ですよ・・・?
まあ、そんなに悪影響は無いのですが(個人的な感覚では、僅かながらもワイヤーの進みが悪くなるように感じます)。
7
溶接再開。
ガッチリ付いていないといけない箇所ではない(もう外ですから)ので、ダーイターイです。
ダーイターイ過ぎる?
気にしなーい気にしなーい。
8
さて、もうすぐ塗装だ、電動バルブのモーターを外しておきます。
観察すると・・・バルブとモーターの間を、太めの巻バネで繋いでいます。
バルブ開閉時に負荷として掛かるモーターのトルクを、バネで逃がそうという作りのようです。
モーターが、すぐに逝きそうな気がする・・・
バルブの動きが滑らかか、試しに捻ってみると・・・
捻ってみ・・・
捻っ・・・
むむむ!?
2ミリくらいしか動かんだと!?
9
あーーー・・・
僅かに当たっていました。
原因は・・・
テールパイプの長さを調整して切断する際、手回しのパイプカッターを使っていますが、このカッターで切断すると、パイプ端が僅かに内側にカールする(刃を押し付けながら回すので、パイプの切り口が内に入る)のですが、それを削るなり、外に起こすなりせずに溶接したため・・・
バルブの僅かな回転隙間に、パイプのカールが当たっています。
無念だ・・・
10
修正するしかない!
テールパイプ出口から工具を入れるしかありませんが、届くかな・・・
最近手に入れたベルトサンダー(今さら・・・安物ですが、なかなか使えます)が、まずまずのリーチなので、コレで何とかイケないか?
どこ削っているか、見えない・・・
僅かな進展に留まりました。
何か手はないか・・・
11
あった。
3SーFEヘッドを削り倒した、ロングリーチ超硬バーです。
本来なら、アルミ等の柔らかめの金属に使う物でしょうが・・・
背に腹は変えられず、コレで挑みます。
ブイィィィィィィィィンゴリゴリゴリゴリゴリゴリ…
削り倒せた(゜o゜)
解決しました。
12
モーターの作動も確認、リアピースはコレでヨシとします。
となれば、塗装しましょう。
13
車両装着に向けて、ハンガーブラケットも仕上げます。
これはサイレンサー後方(車両的には前方)です。ハンガーゴムの抜け止めを溶接します。
この程度なら、革手袋で覆って溶接すれば、手軽にできます。
ノズルから出てくるワイヤーの向きを想定して、点付けします。
慣れればフェイスシールドを着けなくてもできますよ(意見には個人差があります)。
【ご家庭溶接のススメ】
14
点付けなんて、多少盛り盛りでも、削っちまえば、こっちのもんよ!
錆び対策のためにも、塗装は抜かりなく〜
15
サイレンサーは3点固定しますので、かなり安定すると自負しております。
それよりも、本来なら遮熱板が付いているはずのサイレンサー上部・・・
純正設定、無し!
この頃は、そこまで考えていなかったのかな、熱源なんて、そのまま錆び源なのに・・・
なので、簡単対策をしておきます。
幸い、フレームとタイヤハウス以外、サイレンサーに近接する物はないので、使用量が少なくて済みます。
この遮熱シート、高いんですよね・・・
16
サマになってきました。
改めて電動バルブモーターを装着、いざ車両へ〜
17
養生テープを外す、Wテールパイプの見た目は・・・
もう少し長くても良かったかな?
ボディー側のパイプ逃しがシングルテールパイプ用なので、無理やり感が強い・・・
ゆくゆく、全塗装前に加工しようかな?
18
さて、無事装着できました。
(リアピース)完成後の装着にて、不具合の出そうな箇所を探して対策もしましょう。
パイプがフレームに接近する箇所あり、ここにも遮熱シートを貼り付けておきます。
19
さあー、ここからは文字通り前へ前へ!
こんなの用意しました。
サブサイレンサーとして・・・
懐かしの『チェリーボム』的なサイレンサーです。
チェリーボムというと、アメ車の『デロデロサウンド』を、より誇張する“拡張器”というような悪評がありますが(あったかな?)、まだ7AGだった頃のカローラにも装着していましたが、案外適切に消音してくれるイメージが、個人的にはあります。
サイレンサー内部、面白い構造になっています。
無数の突起がありますが、エアインテークのようになっており、その内部にはグラスパックが仕込まれ、排気の振動を緩衝するようです。
この突起は、螺旋状に配置されているので、抵抗にもなり、意図的に抜けを悪くすることで排気同士の干渉を促し、さらなる消音に寄与するものと考えます。
20
レイアウト、どこにセットして、どの角度に向かわせるか・・・
とりあえず、デフ越えのパイプと、フロアとの高さ、角度の合う曲げパイプが・・・
無い。
パイプの曲げ部の角度がピッタリなのが理想的ですが、無いなら知恵を出せ!
知恵<誤魔化し
フランジの部分で5度確保。
サブサイレンサーとの接合部分で、5度確保。
パイプの差し込み具合によっても、±2〜3度は変化させられます(ただし、強度に差が出るかも)。
21
印を基準に溶接します。
特にフランジ部は、応力が掛かりやすいためか、よく割れるので(はい、私の溶接がショボイだけです)、入念に・・・
しかし、ボルト接続もする箇所なので、ボルト穴周辺は、平に均しておきます。
内側が酷い・・・後ほど、ベルトサンダーで削りました。
22
試着・・・むむっ!
フロアから・・・離れてゆく!これはダメだ!
23
リファイン(のつもり)します。
20頁で言う、『差し込み具合』を変えます。
深く差し込むと、パイプがブレにくくなり強度が出しやすい、ただし、遊びが減る分、角度は付けにくい。
差し込み具合を、手前にすればするほど遊びが増え、角度が付けやすい、ただし、パイプ同士が架かる余白が少なく、負荷が1箇所に集中しやすく、破断、最悪脱落の恐れがあります。
差し込み余白を減らし、フロアに沿わせるべく、角度を付けました。
24
盛り盛りな溶接・・・いいの!後でバンテージ巻くから!
だが・・・どうだ!フロアに近接だっ!
ぇえっ、ち近過ぎない?(´Δ`;)
25
マア・・・
何とか躱せているから、イイや!
さあ、後は・・・
フロントパイプ⇨《触媒&サブサイレンサー》⇦デフ越しメインサイレンサー
この『触媒&サブサイレンサー』・・・
めちゃくちゃ長さ、ないかい?
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( ようせつ! の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク