そうだ、マフラーを作ろう(ダルマセリカ編、第8幕)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
リアピース、メインサイレンサーと、サブサイレンサーの目処が、ある程度つきまして・・・
ここからは再び、触媒前後を手掛けます。
パイプの接続・・・の前に、ハンガーをセットします。
どこに付けようか、どう付けようか・・・
一応、吊りゴムを装着できるようにはしておきましたが・・・
2
やはり、こちらを使います。
せっかく、ミッションメンバー製作の際に用意したのだから・・・
汎用性の高いハンガーゴムを使うべし。
毎度お馴染み、建材フック端材を活用します。
ただ、この建材フックがM12、ミッションメンバー側の穴径が10ミリ、要拡大です。
3
せっかくなら、ネジ山にしてしまいます。
汎用のM12なので、ピッチは1.75です。
4
場所が場所なので、タップを掛け難い・・・
何とかネジ切れました。
5
建材フックの長さも調整します。
まず、ネジ山は、こんなにも要らない!
切除します。
先にダイスを入れておいて切断、ダイスを外すと、荒れたネジ山が修正されます。
6
そして、触媒パイプ側、フロントパイプとの接続部直後に付けます。
ここも建材フックの端材を活かします。
7
あと、触媒直後の接続部も見直し、50.8Φパイプが差し込めるように、短縮します。
8
そうです、触媒後のパイプも接続していかねば。
いきなり曲がります(角度は小さいですが)。
角度を合わせた上で印を打ち、持ち帰って点付けします。
9
再び装着、さて、狙いのハンガーの具合は・・・?
とりあえず、ハンガーゴムに通す・・・位置は良し!
しかし、触媒をフロアに沿わすべく上に上げると・・・
ゴム穴がグニャー。
・・・穴ピッチの小さいハンガーゴムを探すか・・・
10
ひたすらフロアを躱します。
その後ろも、後ろも、後ろも・・・
ちょうど、プロペラシャフトと並走する感じでしょうか。
11
何はともあれ、試着あるのみです。
確定次第、印を打ち、溶接です。
12
我が工場にようこそ。
玄関作業場は、匂いが溜まりがち。
時折、開放して空気を入れ換えます。
夏場はできません。蚊が入って来やがります。
今まさに、溶接シーズンですね。
繋ぎ目の異径パイプも点付け仮固定、確定箇所は、どんどん本溶接してしまいます。
13
夜になったら、溶接箇所の漏れ確認です。
暗い場所で、パイプ内だけに照明を通します。
暗闇は、プラネタリウムと化します。
そこを印しておいて、バチンッと点付け溶接してやれば、概ね塞がります。
14
さて、再度仮付けして、触媒後方パイプと、サブサイレンサーとを繋ぐパイプの選定に入ります。
まず現状、フロントパイプとの球面フランジ固定のみだと、こんなにも下がります。
早くハンガーゴム着けなきゃ・・・
15
触媒後方パイプを目一杯フロアに近接させて、サブサイレンサーとの距離を測ります。
だいたい・・・23〜4センチくらいでしょうか。
16
余り材から探すと・・・ちょい曲げパイプ(曲げパイプの、曲げ部分の途中で切断して二分割にした、使わなかった方)が、イケるかな?
ん〜〜〜・・・残念!
ただご覧の通り、微妙に角度がついているので、完全なストレートだと嵌らないかも?
17
それよりも、気付きました。
変に曲がり過ぎていて、フロアに近接・・・どころか、向かっている!?
こんな所で、また曲げるの!?もったいなくない?
致し方なし・・・
18
奥の手を繰り出す!
触媒直後のパイプの真ん中に、一周“に少し届かない”程度の切れ込みを入れます。
これは・・・
その“一周に少し届かない”で残した部分を支点に、切れ込み(つまり、刃の厚み分の切削)を接合することで、『ほんの僅かに』角度をつけられます。
支点の設定位置の、反対側に角度がつきます。
19
切り口同士を接合、点付け溶接で仮固定します。
後に一周(厳密には、330度くらい)溶接で固めました。
20
後日、ハンガーゴムが届きました。
黒:両穴間距離39mm、穴径12mm
黄:両穴間距離32mm、穴径11mm
橙:両穴間距離28mm、穴径10mm
橙を採用です。
21
そのハンガーゴムだけでも、ずいぶん垂れ下がらなくなりました。
若干特殊な形状なので、汎用性が低くなったのが残念です・・・
22
さて、僅かながらの角度矯正、これでパイプの接続はどうか?
・・・ん〜〜〜・・・
掛かりが浅い、というより、嵌まり切っていない。
23
そこで、異径パイプを少し長くしてみます(まだ点付けもしていません)。
何とか嵌まりました・・・が、入りが渋い・・・
24
この異径パイプ自体にも、若干角度をつけるとして、もう一声欲しい!
はい、こちらの接続パイプにも、切れ込み曲げをつけます。
25
もう確定してしまえ!
もしここで使えなかったとしても、いつか何処かで使う機会もあるであろう!
溶接〜・・・内側は、要修正です。
このために、ベルトサンダーを導入したのでした。
早速、大活躍!これからも、お世話になります。
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