セリカちゃんの嫁入り修行 49時限目(目指せ東洋2のサウンドマシーン 「タ…タンクは?」)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
続きます。
まだ続いています・・・
トランク内にタンクを搬入しました。
バンドをユルユルにして、ガソリンホース(給油口〜タンク)をフリーの状態にしておけば、スレスレのクリアランスながら、タンクのみの交換ができました。
タンクを大体の位置にセットしたら、先にホースだけ差し込んでおきます。
2
それから、タンクを車体に固定します。
タンク保護の観点から、ゴムワッシャーを追加しておきます。
というのも・・・
3
この車のタンク固定方法が、こんなゴツいステー(左右)に、ボルトで直留めですよ、車体の捻りで、タンクまで捻れちゃうよ!?
だから、下のネジ穴にも、ゴムのグロメットを装着したのです(もちろん純正にはありません)。
上も、ただのゴムワッシャーを挟んだだけですが、ボルトの締め付けトルクを、ゴムワッシャーが軽く潰れる程度にしておきました。
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上を留めた後、下を留める手順が、スマートに嵌りました。
下は、グロメット内に鉄のスリーブを入れてあるので(グロメットの厚みが15mmに対して、スリーブ10mm)、こちらのボルトはガッチリトルクをかけました。
グロメットも軽く潰せて、ちょうど良いくらいになったはず?
5
ガソリンホースのバンドは、車内側からアクセスすると、回しやすいです。
そんなこんなで・・・収まりました!
フューエルポンプブラケットから伸びているパイプが、若干出っ張り気味かな・・・?
対策、用意しています。
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あとは、タンク上部に走っている、キャニスター用のパイプと、タンク最上部にあるパイプとを、繋ぎます。
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ここに、チェックバルブ(ワンウェイ)を噛ませます。
純正は樹脂だったのですが、割れていました・・・
あとは・・・元・燃料パイプ(行き、戻り)のジョイントにメクラを付けなければなりません。
純正の場合、パイプ付きのネジですので、メクラにはなりません(パイプとパイプとを、ホースで繋ぐ手も無いわけではありませんが・・・邪魔)。
M14、ピッチ1.5mm、あれ、ホイールナット付くじゃん?
・・・ちゃんとした、袋ナットを注文しました。
8
さて、そのタンクからのフューエルラインをどうするか。
シャーシ側に通したフューエルパイプ、及び元・フューエルパイプ、現キャニスターパイプと、タンクまでの間には、フューエルパイプその2がありました。
タンク下の穴に、青、緑矢印のように通してあります。
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銅パイプか何かで新設しようかとも考えましたが、せっかく純正パイプが残っているのでありそうで活用します。モッタイナイ、モッタイナイ
通路に合わせて、ベンダーで、時にバーナーで炙りながら曲げます(元々曲がっている箇所を、真反対側に曲げるなら、炙らないと亀裂が入ってしまいます、という経験談)。
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先端もカットしておきます(もしかすると、どこかで使えるかもしれないので、少しだけ余白を残しておきます)。
車内と車外の境目、どれくらい出すかも確認しながら、整形していきます。
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パイプ先端には、抜け止めの返し(ビード)を付けておきます。
工具とパイプサイズが、完璧に一致していないので(ややブカブカ)、明らかなビードにはなりませんが・・・無いよりは遥かにマシでしょう。
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さて、整形できたら、塗装しておきましょう。
特に、バーナーで炙ってもあるし・・・
無理矢理な曲げですが、まあだいたい収まったので、良いでしょう。
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車内側のレインフォースメント(と言えば良いのかな?)に、僅かに接触しそうなので、緩衝材代わりに、断熱チューブを差し込んでおきます。
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よし!案外良い角度で外に出せました。
2連パイプ用のグロメット(ラバープロテクタント1夜漬け)を装着、あとはフロアパイプとタンクパイプとを、ホースで繋ぐだけです。
ホースは、フューエルパイプには新品のフューエルホースを、キャニスターパイプには中古(あのドゥカティスロットル装着品)でいいや!
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体勢&クリアランス的に、かなり差し込みにくい・・・が、何とか双方嵌まりした~
これで、フューエルラインの後方は、概ね完成として、良いかな?
よーし!大物1個完了!(次回、フロント編でまた会おう)
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さて、室内側からタンクを見・・・
その上も、目に入ります。
ようやく、車内レストアが始まります。
まず手始めに、後部座席側から、となると、リアスピーカーボードを作らねば!
まずは清掃、ウェットシートで拭き取りから。
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これは初めてバラした時の画像。
そもそも、スピーカーボードは、フューエルリッド側の内装を外す際、破壊したのでした。
ちょっと触れば崩れるほどに、劣化していました。
下の緩衝材も然り。
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将来の製作の基礎とて、各部の長さ、距離を計測しておきます。
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そして時を戻して現在、このボード下になるパネルに、こんな物を塗っておきます。
ノックスドールの『サウンドダンピングペースト』。
開封すると、薄い青というか、グレーというか、フワッとしたかなり柔らか目のペースト状です。
何かに似ている・・・
・・・・・・
・・・!
『ねるねるねるね』!!
あ、ちょっと美味しそうに見えてきましたか。
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スピーカーボード下のパネルに、塗り込んでいきますテーレッテレー。
結構デコボコしているので、“塗る”、というよりも、“盛る”感じでしたテーレッテレー。
ちょうど全量使い切って、ほぼ埋め切った感じですテーレッテレー。
容器の中もございますスッカラカン、ヘラで集めに集めて、完食しました。上手い!テーレッテレー
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―後日―
溝に盛った部分、割れまくっています。
というか、もっとチッピングコートのように、弾性が残るのかと思いきや、ほとんどセメントです・・・
カッチカチです。
こんなんで本当に、制振になるのか!?
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今回用意したスピーカーは、丸・・・ではなく、昔ながらの?楕円です。
それだけに、レイアウトに迷いが生じます・・・
横長が、妥当だよなぁ・・・
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だって、純正パネルにある形状は、楕円だったんだもん!
以前にも試しましたが、スピーカーをどの向きに装着するか・・・
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肝心のボードは・・・
作りました!余って仕方がない、ポリカーボネートです。
何と、製作用の見本があります(本来は、見本ではないけど)。
大量生産して、売却しようかな?
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そもそも、ポリカーボネートで良いのか?
良いんじゃね?ただのベース板として使うだけです。制振材などは、別途用意します。
スピーカーの穴位置は、純正のパネルから、だいたいの位置を見出し、左右の平均値で決めます。
それにしても・・・
コレは出たとこ勝負な作業内容になりそうです。
それもまた、楽しみですョ。
いや、ホント、楽しみですョ?
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