繋がれ!3SーFE
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今回こそ、ラジエーターにお近づきになれるかな?
ロアパイプ側に、45度シリコンホースを当ててみる・・・
の前に、内径32mmのシリコンホース、このラジエーターの35mm口径に、果たして嵌められる(ゴムに比べて、伸びる)のだろうか。
下側だと、周辺も邪魔で嵌めにくいので、アッパー側で挿入・・・全然余裕で嵌りました。柔軟性、十分です。
2
ただ・・・
このラジエーター、アッパーパイプは30mmくらいの長さに対して、ロアパイプは45mmもある!
なるべく早くホースの角度をつけたいのに、45mmも咥えてからしか曲げられないとなると・・・
3
まずは、ホース側で調整してみます。
パイプが長ければ長いほど、ホースの曲がり始めが後方になる、つまり、エンジンに近付く、ともすればエンジンに触れやすくなります。
ある程度詰めて、最も接近するエアコンコンプレッサープーリーとの隙間が、5mmあるか無いか・・・危ない!
ん〜〜〜・・・
どうしよう・・・?
4
ホース詰めるにも、限界があります。
そこで・・・ラジエーターを詰めちゃいます。
上30mm、なら下も30mmで良いんじゃない?
5
パイプカッターで切り詰め、バリを落として・・・
毎度お馴染み、ビードフォーマー(正式名称知らない)登壇!
あれ?このビードフォーマーって、バイスに挟んで固定して回すんじゃないの?
6
まわる〜ま〜わる〜よビードフォーマーはまわる〜
今回ばかりは、天動説を唱えます。
めちゃくちゃ回し難い・・・
だから地動説に代わったんでしょうね。
7
さて、無事15mm詰めたので、ホースの方も詰めましょう!
といっても、詰めるのは簡単、一度切ってしまったら、もう後戻りはできないので(別途費用負担で可)、ひとまず10mm詰めて試してみます。
8
改めて車両にラジエーター本体を装着。
うむ!ずいぶんと余白ができました!
L字ホースとの位置関係も、ますます良好!
9
本当はこのL字ホース(大野ゴム製)、内径32mmで、この樹脂製のアウトレットパイプは、外径30mmなので、ブカブカというより、スカスカであってもおかしくないのですが・・・
意外としっかり架かっている感じです。
パイプの返しがかなり肉厚なので、誤魔化しが効いている、というべきか、ホースが柔らか目のため、融通利いてくれている、というべきなのか・・・
案外しっかり留まりそうなので、このままで行きます。
ホースの長さを測って、短縮します。
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こんな感じのレイアウトで、どうか。
隙間・・・大きくはありませんが、ホースに振動を与えてみても、意外とエンジン側に向かなさそう(ゴムの反力が、エンジン側の反対側に向いている)なので、コレで繋ぎます。
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残材パイプ類から選びます。
ここはストレートで、問題ないでしょう。
ホース同士接触するくらい近いので、パイプで延長する必要もありません。
ただの繋ぎです。
100mm長くらいにしておきました。
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こちらもビードフォーミング。
短くてストレートなアルミパイプへの加工・・・
過去1キレイにできました。
そりゃ、練習台みたいなパイプですからねぇ・・・
そしていよいよ・・・接続!
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L字ホースも、AW11純正ホースとどちらにするか悩みましたが、もう切っちゃったので、やはり大野ゴム製ホースを採用します。
接続部のホースバンドには、コンフォート純正のバネバンド2連装といきましょう。
トヨタだけ・・・かな?純正を新品で買うと、バネを開いた状態で固定する金具が付いています。
ホースバンドの位置を決め、この固定金具を引き抜くと、〝バツン!〟とバネが締まります。
車体製造の際、手間暇掛けずに締められるようにしたKaizenなのでしょう。
なお、恐らくもっと高年式の純正ホースバンドには、バネ部の左右中央辺りそれぞれに、フックのような形状があり、そのフック同士が噛み合ってバネが開いた状態でキープされています(カローラ搭載の2GR純正がそうでした)。
そのフック同士を、ペンチ等でこじってフックを外すと〝バツン!〟とバネが締まります。
このフックの場合、もう一度バネを絞ってフック同士を引っ掛けたら、開いた状態で固定できます。
小さな部品1つとっても、日々進化しているのですね。
というわけで・・・
ラジエーターロア側、完成〜!
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ついに水回りもオーラス、ヘッド後方アウトレットからのメインパイプ戻しです。
後方から、インマニ下を通過して、ラジエーターのアッパーパイプに戻しま・・・あ、気づいちゃいましたか?
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インジェクター、着けました。
今回採用したインジェクターは、確かマツダのデミオだったかな?、確か250cc/minだったかな?
12ホールの細粒化インジェクターです。
3SーFEには、十分過ぎるでしょう。
Oリング、グロメット、インシュレーションダンパー(だったかな?)を、トヨタ純正で交換しました。
ま、ほとんど汎用部品ですよね。
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純正のフューエルギャラリーに装着、そのままエンジンに装・・・あれ?
浮いてる?押し込め!ふんぬっ!
ダメでした(TT)
嵌りが甘いとか、押し込みが足りないとかでなく、浮きます。
ということは・・・
17
あーーー・・・
確かに、長さが違いました。
純正より長い、つまりエンジンからフューエルギャラリーが遠のく、浮く訳です。
どうしようか・・・
手持ちの適当なワッシャーを当てがってみると、M10スチールワッシャー2枚で、ちょうどいい塩梅です。
ちょうど2枚なので、マウントの上下に1枚ずつ差し込んで、高さを合わせま・・・
ありゃ、入らん・・・
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マウントのツバ外径が11mm、なるほど、足りないね、拡大します〜
ピッタリ収まりました。
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マウント、バッチリ決まりました。
さて、フューエルギャラリーの端に付くのは、プレッシャーレギュレーターですが、今回の目玉の1つ、燃料タンク内循環レギュレーターを装着しているので、エンジンルームには、燃料パイプは1本(送り)しかありません。
つまり、エンジンルーム側は、蓋をすれば良いのですが、適切な『ただの蓋』も無いしな・・・またツマラナイ物作らないといけないのか?
純正レギュレーターのユニオンボルトに、アルミカラーを着け、上下に銅ガスケットを嵌めて、強く締め込みました。
これで、多い日も安心!
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さて、インジェクターは解決、ただ心配していたのは・・・
スロットルインマニアダプターを装着してみると、やはり、インジェクターとアダプタープレートの一部が接触、これはいけない!
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削ります。
逃がしを設けます。
だーいたーいの位置を印して、ちょっと斜めに差し込むように、だーいたーい削ります。
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こんなの、ポートに影響無ければだーいたーいです。
バリだけはしっかり落としてヨシとします。
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インジェクター及び周辺も解決、再びアウトレットホースの選定です。
左から車種不明32mm内径(新品)、AE86純正ロア30mm(中古)、コンフォート純正アウトレットホース30mm(新品)、確かAW11場所不明30mm(32かも?新品)、大野ゴム謹製32mm(新品)です。
さすが本職、3番目コンフォートホースの角度が絶妙です。
これ採用かな?
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どうせ中古だ、AE86純正も試しに切ってみます。
これも悪くないんですよね。
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差し込みも問題なし、この状態でスロットルを装着してみます。
・・・あれ?スロットル下に、何か付いている?
それもまたアップします〜
ホースの角度、位置を鑑みて・・・悩みます。
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