モテようとして、高出力エンジン載せた奴がいたんですよ〜「なあぁぁぁにぃ!?」男は黙って【3SーFE】
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
実用性重視かよ〜
回るようにしたいネ!
基本設計的には変わらないけど、少しでもオモシロエンジンにしてやりたい!
とりあえず、4スロにします。
4スロ化→出力向上・・・とは、必ずしも言えません。
物足りな・・・オーソドックスなエンジンを、“尖らせよう”という企てです。
連スロといえば、一時期は5バルブ4AGのスロットル流用が定番中の定番でしたが、今やそんなモン買えたものではありません。
持っていた数セット、今売れば良かった・・・
流用スロットルは、ZX14R(だったかな?)、ニンジャです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1730424/car/2585660/7204635/note.aspx
3SーFEへの装着にあたり、スロットル間のピッチ延長が必要ですが、ボディーの延長は、スペーサーを噛ますだけで完成します。
・・・が、肝心なのは・・・スロットルリンケージ!
作ります。
2
わたくしこと、もったいないオバケは、余っていた・・・どころか、捨ててなかったアングル材を見つけてしまったので、活用します。
純正のスロットルレバーに、とりあえず穴を開けてネジ固定できるようにします。
3
これは仮固定用なので、だーいたーいのサイズです。
作業台が、まさかの自作メーターパネル失敗版・・・
カズ~ヤ家、家訓『使えるものは、親も端材もメーターパネルも使え』
4
実際にスロットルに装着し・・・
しようとする心、大事にしたい。
幅詰めます。
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よーし、嵌っ
邪魔するヤツは・・・消せ!
6
概ね収まりました。
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調整のネジは、リターンスプリングがしっかりしているなら、押し込む方だけでも問題無いとは思いますが、万が一の振動でズレる事も確率的には無いとも限らないかもしれないような気もしないわけではない気がするので、ネジを切ります。
#【そこに〝窪み〟が有ったから】
#【加工してくれと、オレに囁くから】
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雑な作りですが、同調は取れそうです。
ちなみに、スロットル側面にもリンケージは付いています(本来、こちらにスロットルワイヤーを掛ける)。
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同調レバーとの掛かりを確認、固定ネジを増し締めして固まったのを確認したら、いったん外します。
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“仮”固定を、“固定”に出世させます。
モコモコ溶接〜
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モコモコ過ぎるし、途中モコしてるし。
触れちゃったの。溶接機トリガーの先端が。
でも、ちゃんと同調取れそう、何とか強度も耐えられそうです?
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こんなの用意しました。
コレクタータンクならぬ、コレクターパイプ・・・?
負圧バランスとISCV、ブレーキマスターのバキュームなど、意外と仕事が多いです。
ワンタッチ配管、径の合うホースを差し込むと、内部の返しが噛み合って、抜けなくなります。
ベースとなるニップルは、ネジ部3/8PT、こんな大きいネジ、どこに付けるの!?
インジェクター穴に、タップを掛けました。
ここしかないでしょう!
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負圧取り出しとして、絶妙な箇所・・・あれ?回らない?
無理やり回せば、引っ掛かりながら回・・・
いよいよ回らなくなりました。
あ、なるほど・・・
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まあ、加工前提ですから〜
スロットルを削るよりは、ニップルの根元を加工します。
そして、12mm外径耐ガソリンホースを使用します。
・・・ちょっと太過ぎたかな・・・
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どこまで飲み込むかを確認、ちょっとだけマージンをとって切断します。
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こんな感じで繋がりました。
うーん・・・やはり太過ぎたかな(〜〜;)
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もう1つ悩みどころが・・・
どっちを上(表)側にするか、です。
実は、インマニアダプターに付けたインシュレーター(マニとスロットルを繋ぐゴムパイプ)のピッチ的にも角度的にも、どちらでも取り付けられます。
どうしようか・・・?
ボンネットを開けるやいなや
A.ゴテゴテした配管(色付き樹脂)剥き出し
※ストロングポイント
・配管の行き先を、思わず目で追う面白み
・実はアイドルアジャストスクリューが、目の前に現れる
※ウィークポイント
・配色ミス(他に無かった・・・)
・サイズもミス・・・
B.配管裏回し
※ストロングポイント
・見た目スッキリ(紆余曲折中に、6mmアルミパイプを圧入したのは失敗でしたが・・・メクラしました)!
・スロットル本体真上に、ネジ穴あり
※ウィークポイント
・アイドルアジャストスクリューが裏になるので、調整にコツが要る
決め手は・・・見た目でしょう!
Bで行きます。
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インマニアダプターとインシュレーターの間に、Oリングを入れます。
フッ素ゴム製!
・・・made in 〝C〟・・・
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この形にすれば、後はスロットルをズボッと押し込み、バンドを締めて、ASSY完成です。
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さて、最も肝心なのは、スロットルの作動、どのようにするか・・・
17ページにストロングポイントとして、『スロットル本体真上に、ネジ穴あり』記したのは、この策がイケると考えました。
これはM5の全ネジ、確かカローラのマフラーカッターに付いていた物ですが、これを見て、思いつきました。
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長すぎるので、長さが合う物を調達、それをスロットルのネジ穴に植え込みます。
その全ネジを固定するナットをねじ込み、スプリングワッシャーを添えます。
ここにねじ込むのは・・・
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M8ピロボール!
の前に、鬼目ナット(厳密には鬼目ではないのですが、名前を忘れた)を入れます。
このナットは、内側はM5、外側がM8となっています。
つまり、
スロットルに植え込んだM5全ネジ
↓
内径M5鬼目ナット(外径M8)
↓
M8ピロボール&固定ナット
という、アダプターとして使います。
鬼目ナットがピロボールに嵌まるか・・・
ありゃ、嵌まらない!?
ピッチが違いました(TT)
ピロボールは、M8の1.25ピッチ、鬼目ナットの外径は、M8の1.0ピッチ、いわゆる“細目”でした。
いきなり引っ掛かった・・・
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確認すると、やはり1.0ピッチです。
・・・
しかたない、ピロボールのネジ穴、1.25ピッチに、無理やり1.0ピッチタップを掛けます。
緩くなるけど、そんなにトルク掛けなければ、大丈夫!(意見には個人差があります)
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鬼目ナットをねじ込み、M8ナット(当然これも細目ピッチ)と、念のためウェーブワッシャーを入れ、ピロボールをねじ込み、ナットと締め合います。
これを左右スロットルに施し、シャフトを通せば・・・
それらしくなった!
あとはスロットルリンケージへの押しレバーだ!
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エンジンに試着。
上側は、スッキリ、下側は・・・
気になるのは、ラジエーターホースと、アイドルアジャストスクリューへのアクセスだけです。
ラジエーターホースのレイアウト次第で、なんとでもなりそうです。
コレクターパイプも、後々スロットルにエアクリーナーかファンネルを付ける予定なので、概ね隠せるかな?
ただ現状、まだ完成とは言えません。
というのも、もしこれをスロットル“ワイヤー”でコントロールするのであれば、エンジンの振動や傾きを難なくいなせるのですが、今回、スロットル“リンク”での作動を目指します。動きが、極めてソリッドです。
振動、傾きをいなしながら、アクセル動作にリニアに反応させるには・・・
まだまだ研究が必要です。
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