156GTAの時も、MiToの時もでしたが、前期と後期で乗り比べるといろいろと違いがあるようです。
今回はGiulietta-QVからGiulietta-Sportivaへの乗り換えで、エンジンが1750から1400へMTからTCTへ変わった事が一番大きなポイントではありますが、細かな個所がいろいろとアップデートされていた事に驚きました。
一番の違いを感じたのがLSDとフロントメンバー剛性です。
LSDに関しては納車されてディーラーを出た時から感じていましたが、先日ノーマル状態を把握しようとFISCOをドノーマル状態で走行してみた際に、今までのGiulietta-QVとは全く違う回答性とトラクションで走った事に驚きました。
今までのFFモデルの中でも、最もニュートラルステアに近く素直に走る感覚なGiuliettaですが、どうしても後半セクションのような登りながらコーナーをクリアする箇所では、出口付近でのトラクション不足とフロントの追従性がもう少し欲しい所でしたが、荷重移動さえしっかりしてあげればアンダーステアもオーバーステアも作れる素晴らしいフィーリングに変わりました。
もちろんエンジンが軽くなった事もあるかと思いますが、コイルスプリングのダンピングレートも変更されたように感じます。
フロントセクションの剛性感も、以前のモデルより大分しっかりした感じがしました。
まだメンバー関係を取り外して検証はしていないので実際の所は分かりませんが、ブッシュ類のゴムに仕様変更があったかもしれません。
QVでは絶望的なエンジンセーブも、23℃という外気温でしたが、30分の連続走行でもパワーダウンがホボ無かったのは嬉しい発見でした。
その他にもグレードが違うからかもしれませんがリヤのカーテシランプが無かったり、トランクの内装がグレーだったり、エンジンルームに使っているパーツもチョコチョコ違いが見受けられました。
MiTo時代からTCTも大きく進化していて、アイドリングストップから立ち上がる際、ブレーキペダルのリリース量で反応しますが、その反応ストロークとスピードが大きく改善されていました。
今までのTCTだと、女性オーナーが坂道発進する際はドキドキしたかもしれませんが、今のTCTはそんな心配は無いと思います。
変速スピードこそ激的な変化はありませんが、実用面で大きく進化を遂げていました。
シートのクッションも少し変更されましたね。
以上、ヤマグチのオタクレポートでした☆(笑)
Posted at 2013/05/13 17:09:18 | |
トラックバック(0) |
AlfaRomeo Giulietta | クルマ