車検→ジャダー発生！→処置！！→完治！！！

週末に車検を終えて今週からジムニー通勤を再開しています。

通勤は大分県の空港道路と呼ばれる高速道路が往復経路の80％を
占めます。

今年の冬は九州も雪がよく降り、代車のおんぼろワゴンＲからすると
４駆の安心感に浸っています。

ところが車検明けの月曜日からジムニーの慢性持病と呼ばれる
現象が発生。

そう。

ハンドルぶるぶるの「ジャダー」です。

うちのジムは新車から２回目の車検ではありますが
通勤路が往復６０kmという長さから既に75,000kmを越えています。

ジャダーはノーマルで新車から１,000kmで発生する場合もあるらしく
そう考えればうちのジムはAPIOの60mmリフトアップを組み込んでおり
この距離までジャダーに悩まされなかったのは優等生と見ても
いいかもしれません。

本当のクルマバカですので愛車のちょっとした変化にも敏感な方です。

数年前に微小なジャダーの気配を一瞬、経験したことはありますが
ここまで本格的な発生は初めて（汗

高速道路走行中、スピードが75km/hを越えると微小な段差越えでも
間違いなく発生しました。

よくハーレーはオイル漏れするのが当たり前でそこも味の一つなんて
言われます。

これまでは私もジムニー＝多少のジャダーは・・・なんて考えていましたが
実際に本格的なジャダーを経験すると一瞬で恐怖に変わりました。

まして通勤はほぼ高速ですのでたまりません。


毎日のドライビングプレジャー＠ジム通勤が恐怖の日々に。。。

とにかく原因究明を急ぎます。


先週まで何事も無かったのが車検が終わった途端、こんな状況です。
仕事はメカのプチエンジニアをやっていますので
理論から要因を突き詰めないと気がすみません。

変化点を明白にすべく、まずは車検をお願いした
いつももショップに車検整備内容を確認しました。

ショップは大分の中でもジムニープロショップですので
足回りのゴムブッシュ類点検も入念に行ってはくれたみたいですが
特段の異常はなく、今回、足回りのバラシはしなかったとの事。

よって変化点はタイヤの①前後ローテーションと②エア圧　の２つのみです。

近所のGSでエアを確認すると確かに高めで2.5kgf/cm2入っていました。

標準タイヤの規格が1.6kgf/cm2ですのでかなり高めです。
流石に高すぎで敏感度が増していると考え
装着しているジオランダー185ＡＴ－Ｓのエア圧を
色々、調べてみると純正＋0.5kgf/cm2程度がどうやら適正値（？）らしく
まずは2.2kgf/cm2程度まで落としてみました。

・・・結果、解消どころかまったく軽減さえもしません。


残りはタイヤ前後ローテです。

本日帰りに、会社近くの整備工場でフロント２本のバランス取りを依頼。
もちろん、バランサーのウエイト数値も現認の為、立ち会いました。

すると２本中、１本が明らかに異常値です。

ウエイトを積みまくって結果コレ↓



完全ではありませんが、これでなんとかバランス取りは完了。

ウエイトでせっかくのAPIO WILD BOARホイールの見た目が損なわれますが
ここは安全第一で。。

早速、帰路でスピードを上げるとハンドルぶるぶる・・・



まったく発生ありません！！！！！



実は２日目発生後、たまらずジムニージャダーの処方箋とされる

工藤さんの「ジャダーストップフルキット」と
コンドーオートさんの「ステアリングダンパー」
を発注入れておりました。

但し、ジャダーストップフルキットも部品の振動ガタによる緩みに対し
増し締めするスペーサーと思われ
ステダンはあくまで振動を軽減させる手法であり
発生元を解消するものではありません。

２つ共、発生要因に対する根本的な対策とは言えなさそうです。

今回、この２つの薬は使用する事なく原因解析/対策がクリティカルに
ヒットした訳ですがあの恐怖を体験した今、
今後の処置薬としてストックしておいても損はないと考えています。



一旦、原因解析は出来た訳ですがこのホイールは以前から
前後、ローテしながら履いてきていますし、タイヤも特段の
片べりなどありませんでした。急にホイールが変形した？事は考えにくく。。

引き続き、経過観察は続けます。


「ジャダー」


中々、困った現象ですね。
ジムニー乗りの方々、お悩みの方も多いと思います。

～2018までにリリース予定のＪＢ２３次機種へ向けて！
鈴木さん、メーカーとして恒久対策をお願いしますよ！！