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2013年08月15日 イイね!

【大阪】 走り屋伝説 Part2 ・ 箕面 準備編

【大阪】 走り屋伝説 Part2 ・ 箕面 準備編今回もたいそうなタイトルに反応し、ブログを覗かれた方には、あらかじめお断り申し上げますが、
内容は本当に大した事ありません。

何度も言いますが、大阪と言えども、かなり広域で、あくまで当時、自分が生息していたエリア、
またその中での当時の交友関係の中で経験した『狭~い』範囲のみが記載内容となりますので、予めご了承下さいませ。

また、内容に関しては一部不適切な表現もあると思われますが、あくまで個人のブログであり、
架空の作り話?? 等と、軽く流して頂ければ幸いです。

このシリーズはあの時代を駆け抜けた世代の方々と、当時の思い出を共有したいとの思いで書いています。

経験した人ならわかると思いますが、同じ事は今の時代に絶対できませんから・・・

当時の思い出等、色々コメントを頂けると嬉しいです。
その地域によっていろんな違ったドラマがあったと思いますので・・・

自分は既にエエ歳になってるので、思い出を語り合うだけでも十分楽しいのですが、それだけで終われば単なる懐古主義の親父みたいですので、少しぐらいは現在進行形の話題も必要かと思い、
今は86に乗って、時々お山へ通い、人様の迷惑にならない程度に安全運転で走っています。


前置きが長くなりましたが、今回の話は自分が車での『走り屋』を夢見て17歳でバイクを売却し、車購入資金を貯めながら、車種決定に至るまでの期間のお話です。

当時、(昭和61年~62年頃) 大阪には大きく分類すると4つの車遊びがありました。


1つ目は、南港等のゼロヨン 2つ目は阪神高速環状線 3つ目は箕面、阪奈等の峠攻め 4つ目は・・・・・ナビオ前でのナンパ(爆)


細かく挙げればキリが無いですが、雑誌の取材等の影響もあり、知名度が高かったのはその4つかと思います。

自分の場合、仕事が大阪市内のガソリンスタンドであった為、その4ジャンル全ての愛好家?が連日の様に集結しており、いつでも好きなジャンルの車の横に乗せてもらえる恵まれた環境でした。

環状は確かに刺激的でしたが、当時ですら検問が多く、走れない日もあったので、
雨が降らない限り、確実に走れた箕面に連れていってもらう機会が自然と増えてきました。

その箕面を走る一人の先輩は当時、新車のAE86レビンGTV(後期)に乗っており、スタンドの仕事が終わってから横乗りで猿天に上がる日々が続きました。


当時、そのAE86でケツを振りながら猿天を走る先輩の横で思った事ですが、GSX-R400で峠を攻めていた自分とって、車の加速はダ~ルく感じました。

しかし、コーナーを抜ける速度はバイクより早く、タイヤが限界を超えた時でもある程度の修正余地がある事がわかりました。


バイクの場合、無理してハイサイド食らうと、凡人は飛ぶしかありませんからね・・・(笑)


ココだけの話ですが、その先輩は当時は早く感じましたが、猿天のコースで速度警告のチャイムは1回しか鳴っていませんでしたけどね・・・(笑)

って・・・悪口書いてる事がバレたらシバかれるかもしれません。。。
その頃は地元でかなり怖い先輩やったんですよ(汗)


その先輩ですが、来年に結婚する為、引退するとの事やったので、
この時点では免許を取ったら、その先輩のAE86を売ってもらう事になっていました。

その車は62年式の白黒のGTV、手入れも良くピカピカ・・・(僕が仕事で洗車してました)
ホイールはRSワタナベが入っており、TRDの足回りとTRDのノンスリが入ってました。
しかも無事故車・・・  それが車検1年付きで80万で良いとの事でした。

最終的にこの車は買わなかったのですが、高年式のAE86が高値で取引される時代が数年後に
来るとはこの時点では夢にも思いませんでした。

この時代の話ですが、当時、箕面の猿天で目立ってた車と言えば何やと思いますか?

TE71? 310サニー? AE86? ワンダーシビック? KP61?EP71?SA22C?とか思い浮かべる人が多いと思いますが、自分的には違いました。


当時、自分が一番印象に残ったのはジェミニなんです。

同じ時代に箕面に上がってた人なら、良くわかると思いますが・・・・・

ジェミニって・・・TVコマーシャルで有名なFF時代の『街の遊撃手』ちゃいますよ~
FRのジェミニです。



知ってる方も多いと思いますが、当時、ジェミニに力を入れていた有名SHOPさんがこっちエリアに
あったんです。
 
その関係で箕面にジェミニが多かったんですけどね。
 
まぁ そのジェミニですが、いつも5,6台ぐらいで走られていたと思います。
華麗な走りでギャラリーを魅了していました。 また走るの早かったし・・・

ジェミニって、元々はすごいアンダー傾向の車らしいですが、オリジナルのサスセッティングで上手くその特性を消してたんだと思います。
※実はこの3年後にAE86に乗る機会があり、僕もそのSHOPで足回りを組みました。


この箕面のジェミニ軍団の影響を受けて、良く一緒にギャラリーをしていた自分のツレが、ジェミニの中古を買ったとの噂を聞きました。

まだ免許を持っていなかった僕は、早速、『横に乗せろ!』とせがみ、ツレも嬉しそうにOKを出しました。

約束の日、ツレは僕の職場であるガソリンスタンドへ迎えに来ました。。。
買ったばかりの愛車、『FRジェミニ』で・・・

車好きの先輩達が見守る中、ツレが乗る黒のジェミニが現れました。。。

ガソリンスタンドの明るい照明に、新品と思われるアルミが反射して光ります。

しかも、彼はいきなり当時の花形であるポテンザのRE71を履いていました。。。(驚)
初心者のくせに気合が入っていました!!!
しかも、贅沢に扁平率60でした。
箕面を走ってた半分ぐらいの車が、タイヤ代が高いので、60では無く、70履いてた時代に、超初心者でいきなり60のポテンザでしたからね・・・


その時です!


ジェミニの後方に立ってた一人の先輩が小さくつぶやきました。。。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『えっ? ターボぉ?』


そのつぶやきを聞いて場は一瞬にして、静まりました・・・・



唯一聞こえるのは、黒ジェミニのアイドリング音・・・・

しかし・・・ その音は・・・・・・ 何か違う・・・・(汗)



そうです。 





ツレが買ったのは『ディーゼル』だったのです。(爆)



まぁ 彼はジェミニのZZより、ターボが付いている方が早いと思い込んで購入したとの事。。。(大汗)

奴はバイク時代にでも、プラグにガンスパーク着けたら本気で早くなると思い込んでたぐらいですからネ・・・


その1ヶ月後の話ですが、悲しい事にツレのジェミニ(ディーゼル)は全損となりました。。。

彼は皆に車をバカにされてたので、ムキになったのでしょうか?

車を購入後、連日、執念のごとく箕面を攻めてました。
ディーゼルターボの実力を皆に認めさせる為だったのでしょうか???
そのあたりは定かではありませんが・・・

その日の彼は大勢が見守るギャラリーーコーナーへ高速で接近~♪



●このギャラリーコーナーには、週末になると大勢のギャラリーが詰めかけた


そして、ギャラリーの視線を感じながら、すばやく、ヒール&トゥ♪

軽やかなシフト操作で3速から2速♪・・・ の予定が、悲しいかな、そこはディーゼル・・・
回転のピックアップが良くありません。。。

つまり回転数が上がらない状態で、急にクラッチを繋いだのでシフトロック状態に・・・


一気にテールが流れ、対処できない彼はそのままジェミニと共にギャラリーコーナーへ突っ込みました。。。


後からその場にいたギャラリーから聞いた話によると、彼が猿天の駐車場からギャラリーコーナーへ向かって後続車へ煙幕のごとく黒煙を吐きながら突進してくる様子は気迫に満ちていたとの事でした。(爆)


まぁ ツレの事を笑い話にしていますが、自分も初めの車を選ぶのに失敗したと思っています。


先輩のAE86(車検残1年付き)を80万で購入する事がほぼ確定していたのに、
急に気が変わる出来事が起こります。。。


あれは、平日の深夜2時頃でした。
時間も遅く、攻める車も少なくなった頃・・・

猿天の駐車場には当時、売店があったのですが、その自販機でコーヒーを買ってた時です。

1台の車が下から上がってきます・・・
ものすごい爆音でトンネルを抜ける音まで響いてきました。


その車、猿天の駐車場が近づいても減速せず、すごい勢いで突っ込んできます。
ライトの形状でワンダーかな?って思ったんですが、売店の照明に照らし出された車は違いました・・・


バラード(CRX)でした。 しかも、色は鮮やかに全塗装されたレイトンカラー♪

コーナーの入り口でCRXはすごいスキール音を伴い、リアタイヤが流れ横を向きました・・・
スピンするのか?・・・と思った瞬間、カウンターを当てる訳でも無く、そのままの角度を維持しながら、コーナーをすごい速度で駆け抜けていきました。。。
サイドマフラーからの爆音を残しながら・・・




●当時、このコーナーの横には売店とトイレがあり、駐車場との間に塀は無かった



その瞬間、何とも言えない衝撃が走ったんです。

それは先輩のEA86の動きには慣れてたのですが、FFの攻めた走り方を見た事が無かったからなんですけどね・・・


自分もシビックに機械式2WAYのノンスリを入れて走るようになってから、あのCRXの動きを理解できるようになりましたが、当時はそんな知識も無く、コーナーの進入時点で完全に向きを変えてしまうFFの本気なタックインを見た瞬間、是非やってみたい! と思う様になったんです。

後になって考えると、この考えが最大の失敗でした。

当時、他の先輩も、環状ではAE86が頑張ってもワンダーに勝てない・・・と言っていました。
つまり、4AGよりZCエンジンの方がええんやな!って解釈したのです。

結果、先輩のAE86を断り、噂になっていた新型のCRXの発売を待ちました・・・
そして、サイバーCRX発売と同時に契約・・・
パワステも付けず、やる気マンマンでした。

あのレイトンカラーのバラードのコーナリングを見た影響で、CRXを選びましたが、この時に同時に発売されたグランドシビックを買わなかったのも失敗の一つでした。。。

結果的にはサイバーもグランドも両方乗りましたが、この2台はエンジンは同じでも全く違う車です。

特に、限界を超えた時の挙動が全く違いました。。。

ある程度までの走りなら、CRXの方がテールも振りやすく、クイックに曲がりました。。。
しかし、やりすぎると・・・・(汗)


そのへんは、身をもって体験させて頂きました。。。


まぁ 結局は乗りこなせ無かったって事ですね。


その後、CRXでどんな運命が待っていたのか・・・?


時代は昭和末期・・・・・


ここ 箕面や、環状・・・・・ 


またナビオ前の賑わいは全盛期を迎えます。


自分が車を購入したのは昭和63年の1月。。。

そこから実質的に走るのを止める平成元年の夏までの期間には刺激的で楽しい事もありましたが、
いろんなトラブルにも巻き込まれる事になります。


走ってた期間は短いですが、振り返ってみると、あれ以上続ける事は不可能でしたネ。
いろんな意味でリスクがありすぎました。


それでは続きはまた次回。。。

気が向いた時に・・・




土曜日は六甲に行きまっせ~♪







Posted at 2013/08/15 23:16:03 | コメント(8) | トラックバック(0) | 【大阪】「走り屋伝説 | 日記
2013年08月03日 イイね!

【大阪】 走り屋伝説 ・ 阪奈道路編

【大阪】 走り屋伝説 ・ 阪奈道路編たいそうなタイトルに反応し、ブログを覗かれた方には、あらかじめお断り申し上げますが、
内容は本当に大した事ありません。(汗)

しかも、今回はバイク中心の話となっております。

自分が10代の頃、どっぷりハマったこの世界について、最近は良く思い出す事が多く、
記憶が残っているうちに語っておこうかな・・・って感じです。


尚、大阪と言えども、かなり広域で、あくまで当時、自分が生息していたエリア、またその中での
当時の交友関係の中で経験した『狭~い』範囲のみが記載内容となりますので、ご了承下さいませ。


同じ時代であっても、全く違う遊び方をされていた方々もおられると思いますし・・・


また、内容に関しては一部不適切な表現もあると思われますが、あくまで個人のブログであり、
適当な妄想話?? 架空の作り話・・・?? 等と、軽く流して頂ければ幸いです。


まず、車の話を語る前に、順番的にはバイクの話からスタートしなければなりません。

時代は今から27年前の昭和61年(1986年) 
この時代の大阪は暴走族が流行らなくなり、『走り屋』と言われるスピードを楽しむ若者が
増えつつありました。


またレーサーレプリカと呼ばれるバイクが各メーカーから発売されていました。
GSX-R CBR FZ・・・ RGガンマ、NS・・・
月刊誌『オートバイ』の巻末には、コーナリング写真の投稿コーナー『俺たちのサーキット』があり、
読者が投稿した自慢の写真が載っていました。

レベルの高いハングオン写真には『俺・サ・A級』の称号が与えられていました。

そんな走り屋ブームの中で生まれた漫画が『バリバリ伝説』でした。
しかし、内容は『漫画』そのもので、あのクソ重いはずのCB750Fが峠でメッチャ早いって話でした。。。(笑)

そんな漫画の影響では無いのですが、当時の私はGSX-R400に乗り、峠を走り込んでいました。
平日は茨木サニータウンをホームとしており、週2回程度は六甲の芦有道路まで遠征していました。

当時の芦有は様々な峠の中でも路面状態も良かったので走りやすく、平日でもかなりのバイクが集まっていました。

で・・・・

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

伝説の『阪奈道路』ですが、自分達は日曜日の早朝(明け方)のみ走っていました。
それ以外の日、時間帯には一切走っていません。。。

阪奈は六甲(芦有)や清滝、茨木サニータウン、妙見、逢坂峠と全く違う『別格』でした。
おそらく、当時、全国的にブームであったバイクでの峠攻めですが、阪奈の独特な雰囲気は他の地域では無かったと思います。


で・・・


阪奈道路の雰囲気を説明する前に、阪奈の特徴を書いておきます。

まず、阪奈道路とは、片側2車線の道路で一方通行、道幅が非常に広く、大阪と奈良を繋ぐ幹線道路。。。

当然、深夜でもかなりの交通量で、昼間は白バイ、覆面も多数って感じの道です。。。
この時点でわかると思いますが、いわゆる山間部の『峠』では無いです。

また、大阪市内からすぐ行けるアクセスの良さ。(コレが台数増の原因でした)

コースは、長いストレート(スピードメーターが振り切れる。。。)の先に超タイトな第一コーナー
があったり、S時があったり、高速コーナーがあったり、まさにサーキットでした。

しかし、大型トラックやダンプの通行も多く、路面が荒れており、まともにバイクを寝かせて攻めれるコーナーは少なかったです。

また、最大の特徴は、片側2車線の一方通行・・・ それに一般車両の通行も多いので、
コーナーを攻める為のコーナリング技術よりも、一般車両である車の間を縫うように走る技術が必要でした。

まさに動くシケインをかわしながら走るってイメージです。

これは他の峠には無い特徴で、この2年後の昭和末期に大ブレイクする、阪神高速環状線の
一般車両スリ抜けと完全にオーバーラップします。


環状でも、阪奈のバイクのスリ抜けでも同じなんですが、背後から爆音の車両集団が接近してくると、驚いたドライバーの多くは避ける為に、急にハンドルを切るんです・・・

だから当時は接触事故が時々発生していました。


元々、そんな状況の阪奈でしたが、ある時、バイクの走り屋雑誌、『バリバリマシン』が創刊されました。

確か、その創刊から5ヶ月目あたりで、阪奈道路が雑誌に特集されました。
地図とイラスト入りで詳細に各コーナーが紹介されたのです。

当たり前の流れですが、雑誌掲載直後からは大阪中からバイクが集まり、日曜日の早朝は200台? いやいや。。。 もっと多かったかな??? 
原チャリ入れたら300台近く?のバイクが集まり、毎週日曜日が祭り状態になりました。

しかも、自分の中学時代のツレ達ですら、BEETのアルフィンカバーを付けてるCBXで新御堂を暴走してたのが、この阪奈ブームの噂を聞き、突然CBRに乗り換え、皮つなぎを着て阪奈へ上がるようになりました。。。(笑)

もちろん、暴ヤンの彼等は阪奈を攻めるようなテクニックがある訳が無く、コーナーを攻める事に関しても大した興味を示さなかったのですが、毎週のように阪奈へ参加していました。
その理由は・・・ 『ただ仲間で騒く事が楽しい・・・』との事でしたけどネ。。。(大汗)


まぁ そんな感じの阪奈ですから、非常にマナーが悪い!(笑)


コレが当時乗ってた他バイクの写真です。
阪奈で転倒し、カウルが割れた為、この阪奈スペシャル仕様となりました。



見ればわかると思いますが、マフラーは音の大きさ&下品さを重視し、RPMの直管です。
純粋な走り屋はこんな暴ヤン仕様マフラーを選びません(笑)
※多分、GSXの場合、一般的にはヨシムラ・サイクロンあたりを撰ぶのかな~?

今、改めて見てみるとセンスのカケラも無く、恥ずかしいですね(笑)

阪奈の走り方ですが、走るのは日曜日の早朝です。

土曜日の深夜3時頃から集まり始めますが、走るのは薄明るくなってからです。
理由は、当時はヘルメットのスモークシールドが流行だったんです。
だから夜は何も見えないので怖い。。。(笑)

当時はバイクが走らない夜間は車が走っていました。。。
昭和61年~62年頃はS30ZやSA22C、R30等が多かったのですが、台数も週末ですら20台前後しか走って無かったと思います。 

深夜に阪奈に到着し、夜が明けるまでは車のギャラリーをします。。。
で、夜明け直後の薄明るい時がバイクの出番になります。

阪奈コースのスタートは下のバイク屋(RSタイチ)前のラブホテル(夜間飛行など)の前あたりです。



そこには常に50台ぐらいのバイクがホテル夜間飛行の前でスタンバイしていました。
そして下の道路から3分間隔ぐらいで爆音で駆け上がって来る20台から30台の集団に上手く合流するように、RSタイチ前からロケットスタートします。

自分の知り合いでは無かったのですが、その走ってる集団に合流すべく、慌ててRSタイチ前からスタートしたのは良いですが、サイドスタンドを出したままであった為、1つ目の左高速コーナーでバイクごと飛ばされ、側壁に激突し、即死って事故もありました。

阪奈は全般的に上りはタイトなコーナーも多く、楽しいコースでした。
しかし、阪奈で怖いのは下りです。

とにかく、異常なほどスピードが出ます。

下りで1つ目の有名コーナー『赤橋コーナー』ですが、入り口に橋の継ぎ目があり、進入ラインが悪いとバイクが跳ねます(汗)



この赤橋コーナー進入では速度も軽く100キロを超えている為、転倒すれば即死って感じでした。



次に阪奈で1番有名なコーナーと言えばこの『サブロク』です。
名前の通り、360度周るイメージのコーナーです。

◆サブロク手前




◆サブロク




当時は大ギャラリーコーナーとなっており、常に50人以上のギャラリーがいました。
また減速帯も無かった為、非常に攻めやすく、このコーナーで華麗に膝を擦りながらハングオンを決めるのが、最高のステイタスと言われていました。

その分、事故も多く、バイクだけでなく、車も側壁を乗り越え、50メートル下の崖下まで落下したシーンを幾度も見てきました。。。

当時、普通に通行している一般車両や近隣の住民は大迷惑だったと思いますが、なんせ数が多すぎて、
警察も取り締まれない状況が続いていました。

ただ、そんな日も長くは続きませんでした。。。

ある日、いつもの様に地元の仲間、約10名で阪奈を攻めに来ていました。
仲間とはぐれた為、ホテル『夜間飛行』の下で待っていると、大きなバスが2台、目の前をゆっくりと通過しました。。。

しかし、そのスピードが異常に遅かったので、もう一度良く見ると、バスの窓には金網・・・
その時、嫌な予感がしました。。。

自分の前をゆっくり通過した2台のバスは向きを替え、前方で阪奈道路を完全に塞ぎました。
同時に、バスの中からフル装備の警官隊が飛び出してきます。。。。
これはヤバいと思い、前方の道路がバスでふさがれた為、阪奈を降りようとUターンした瞬間、
目に飛び込んだ光景は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・









まさに、『西部警察』のエンディングでした。。。






しかし、ここで捕まる訳にいかず、脱出ルートを探していたら、RSタイチの横に、幅2メートルぐらいの細い道を発見♪

そこをバイクで一気に駆け下りました・・・

しかし! 20メートルぐらい先で痛恨の行き止まり!
その後は背後から走り迫る警官隊に囲まれ、キーを抜かれて御用となってしまいました。。。

警官の指示でRSタイチ前にバイクを移動させると、軽く100人以上が捕まっていました。。。
そして、自分のバイクは四条畷警察に没収され、この時点で私のバイクライフが終了したのです。。。

最後に当時の顔出し写真♪
27年も経てば容姿も変わるので、隠す必要も無いかと・・・




しかし、こんな髪型の子、今の時代にはいませんよね(爆)


時代は昭和62年 年齢は17歳。 

まだバイクで走りたい気持ちはありましたが、ノーマルに戻したバイクを後輩に売り、
車で峠に参戦する準備に入ります。

頑張って車の資金を貯める為、毎晩遅くまでガソリンスタンドで働きました。

走るバイクが無くなったので、この頃から先輩のAE86の横乗りで箕面の猿天に良く出没する様になりました。

またある時は別の先輩のS30Zで環状に上がっていました・・・
それは全て自分が来年、免許をとった後で乗る車を決める為の勉強のつもりでした。

いよいよ車時代の幕開けです。。。

まぁ こんな感じで今回は終了~。
また機会があれば続編を書いてみたいとは思いますが・・・
















Posted at 2013/08/03 01:58:40 | コメント(18) | トラックバック(0) | 【大阪】「走り屋伝説 | 日記

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「明日の朝は箕面かなぁー😁」
何シテル?   04/07 18:49
大阪、北摂在住のデビルです。よろしくお願いします。 刺激的な昭和末期が忘れられない人種です。 過去の愛車写真を見て頂くとわかるとは思いますが、 今...
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