
もうすぐ、ワイルドスピード SKY MISSIONが公開されますね。
このシリーズですが、回を重ねる毎に人気が出てきている様です・・・
ストリートレーサーが主人公である為、カーアクションが素晴らしく、
また、我々にはなじみのある、改造したスポーツカーが多数登場・・・
特に、カーアクションのレベルは、西部警察を完全に超えています。。。(爆)
いや・・・
待てよ・・・
今、石原裕次郎が健在なら、輸送機からマシンXを投下し、東京ドームの屋根を突き破り降下・・・
程度のアクションは、実行していた可能性はありますよネ・・・(爆)
このワイルドスピードですが、車が特別に好きじゃない人からも人気があります。
敏腕ストリートレーサー + 派手なチューニングカー + 美女 + 音楽
現実にありそうで・・・、しかし、絶対にありえない話ですよね。
真面目に現実的な話をすれば、車は改造すればする程・・・
貧乏になります。(笑)
そして、映画ほど女にモテません。
ただ、今の時代では、この映画の設定は非常に無理がありますが、
過去には少し・・・
ほんの少し・・・ですが、近いイメージの事があった様な気がします。
ストリートレーサー・・・
日本語にすると、暴走族って言うより、『走り屋』ってイメージの方が適切かと思います。
その理由としては、車やバイクを、『人より速く走らせる事』を目的としているからです。。。
その為に、車に投資し、運転技術を養い・・・
誰もが派手な改造車に乗っていれば、ワイスピのイメージになるのか???
そして、そのステージは、ゼロヨン・・・?
あるいは、峠を攻める・・?
まぁ それも要素の1つですが、ワイスピのイメージに欠かせない最重要な要素が欠けています。
もう、おわかりですよね!
はい! 映画のシーンでは、車が集まる場所に必ず登場する、『セクシーなギャル』の存在です(爆)
オイルが染み込んだ手で、イノシシが出てきそうな山奥の峠を必死で攻めても、『ギャル』がいないとワイスピにはなれません。
まぁ 人気映画とリアルの世界と比較する人はおらんとは思いますが、
本日は、あえてデビル的目線で、語らせて頂きたいと思います。
実際の話として、ワイスピの世界に近い?状況・・・
昭和末期の大阪ではあったんですよ。
土曜日の夜。。。
大阪駅にほど近い、歓楽街『ナビオ前』の路上には、直管マフラーのシビックを中心に多くのマシンが集結。
環状や箕面を走り終え、休憩に訪れる場所。。。『ナビオ前』
時代は昭和63年・・・
ナビオ前の路上には、派手な塗装やカッテングが施されたワンダー、グランドシビック、AE86、KP61等が並び・・・
ボンネットを開けて、KPのキャブのセッテングをする者・・・
また、阪急ファイブ前の横断歩道で、アクセルターンをする者も・・・
深夜といっても、当時は大阪随一の歓楽街。
その場には多くの通行人やギャラリーがいました。
そんな車を目当てに、遊びに来ていた『ギャル達』も、確かに存在していました。。。
車の窓を全開にして、音楽を鳴らし、そこにギャルが寄って来る状況は、
まさに映画の1シーンの様・・・・
様・・・
よう・・・
・・・
では、ありませんでした。(爆)
まぁ 確かにギャルは寄ってきましたよ。。。
『車乗せて~・・・』
『環状、連れていって・・・』等と、声がかかりましたわ・・・。
そこは否定しません。
しかし、映画のイメージとは若干異なります。
そのギャルなんですが、基本的に・・・・
『ヤンキーなんです』
まぁ 我々もパンチパーマでしたので、女性の事を悪く言えませんが・・・(爆)
しかし、パンツが見えそうなぐらい短いスカートの子もいてたので、
セクシーと言えば・・・セクシーだったかもしれません。。。
そして、次に多かったのが、地方から勢いで家出して、大阪駅まで来てしまい、
行くアテも無い少女達・・・(汗)
キツいですよね・・・
まぁ 京阪の古川橋駅前ロータリーでシンナーを吸引している少女より、若干マシって感じでしょうか・・・(爆)
そして、映画の中では、そんな集いを盛り上げるシャレたBGM。
自分達の場合は、カセットテープから流れる、『ユーロビート』でした。。。(笑)
しかも、当時はサブウーハーが無かった時代です。
車のカーステから流れる音は、先輩から譲ってもらった、パイオニア・ロンサムカーボーイのスピーカーを経由して、ナビオ前の路上へ拡散する訳ですが、重低音などは一切無く、シャリシャリと言う安っぽい高音のみ、貧弱なメロディを奏でていました。
う~ん。。。
やはり、現実と映画では大きなGAPがありましたネ。(爆)
くだらない話にお付き合い頂き、ありがとう御座いました。
あっ!
そうそう!
今さらですが、【大阪】走り屋伝説
先日、【大阪】走り屋伝説の記念すべき?第1話にコメントを頂きました。
もうブログをUPしてから2年近く経過しているハズなのに・・・
キーワードが検索でヒットする様で、今でも閲覧頂いている方はおられる様です。
しかし、同じ時期、同じ場所で、同じ時間を共有した方からコメントを頂けると、非常に嬉しいもんですネ。
阪奈道路をテーマにしたブログは、シリーズ第一話である、
第一話これ。
また、番外編的な位置づけの、
番外編
全盛期の阪奈って・・・
意外と知られてない事が多いんですよね。
環状は、漫画にもなってるし、現役で走ってる方もおられる様ですし・・・
そう言う意味では、非常に知名度は高く、情報も多いです。
実際にリアルで走っていなくても、当時の事を、メディアで見たり、人から聞いたりする事で、
ある程度の知識は持ってる方も多いのでは無いでしょうか。。。
そう言う意味では、阪奈の情報は、少ないですし、あの時期に本当に走ってた人しか
知らない事実も多いと思います。
当時は、バイクで峠を走る行為が流行ってましたからね・・・
そんなに阪奈をクローズアップしなくても、全国の主要峠で同じ事が行なわれてたよ!って
意見もあるかと思いますが、阪奈は過激さで【別格】かと思います。
何回も書いてると思いますが、全盛期の阪奈は、【環状】の二輪版です。
何百台のバイクが、一斉に直管サウンドを奏でながら、一般車が走行してる『スキ間』を縫うように
突き抜けて行くのです。
この光景は、まさに『圧巻』。
RSタイチ前から、鈴鹿8耐のスタートの様に、何十台のバイクが一斉にスタートするシーン・・・
下りの赤橋手前では、速度がノリすぎて、小便をチビりそうなぐらい恐いのに、
周囲の勢いにのまれ、気合で突っ込むシーン・・・
サブロクでは、接近した瞬間にギャラリーの多さに、緊張し、ぶざまなハングオンは出来ない!・・・
と覚悟を決め、コーナーの出口が見えないのに、次々と限界速度で突入するシーン・・・
そんな感じに、今でも、この場所で経験した事は頭にしっかりとした記憶として残っています。
もう30年近く経つのに・・・
・・・・
まぁ 以前、そんな感じのブログを上げた訳ですが、イイね!はある程度頂きましたよ。
しかし、その日の閲覧数が1日2万数千件に対し、イイね!が300程度ですからね・・・
つまり、大多数の人が良く思っていない・・・って事です(爆)
まぁ。
当然の結果です。。。
良い子がマネをしたらダメですから。
もちろん、今回の話も、『フィクション』として扱い頂きたいと思います。
しかし、昔の事を回想?妄想?するって、楽しいもんですね。。。
今から考えると・・・
よ~あんな無茶をしたなぁ・・・って思う事が多いです。
どう考えても、ヤリすぎやったかと。。。(汗)
もし、今・・・
タイムスリップして、あの時代に戻っても、バイクで阪奈を攻める事はしないでしょうね・・・
あそこは、ホンマに命を落とす可能性が非常に高いんですよ。
環状なら、走れますが、単車での阪奈は無理ですわ。
明け方で、まだ闇に包まれているコースを、スモークシールドのヘルメットで、走るんですからね・・・
本当に前が見えないんですよ。
車やったら、フロントガラスにスモークのフィルムを貼って、夜のコーナーを攻めるみたいな行為です。
けど、当時のヘルメットはスモークーシールドでないとダメやったんです。
クリアシールドで走ってると、ヘタレと思われますからネ・・・(爆)
まだまだこの手の話は尽きません・・・
しかし、調子にのると怒られそうな気がしますので、今日はこのあたりで失礼します。