クオリスの犬 1MZオイルダダ漏れ事件
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
購入当初のクオリスは、出品票に「オイル漏れ」記載があり、そこまで気にしていないのでした。原価が・・・円だからです。
内外装は特に問題なし。しかし、検査員の先輩から聞いた話では、「これオイル漏れひどいよ?」と、購入後に申告あり。。。
自分も上からしか見てないので下は気にせず。案の定下回りはオイル雫が多数。
あぁ。。。ラシーンの恐怖が蘇る。
2
調べると、1MZエンジンはウインダムにも積んであり、手前バンクのヘッドカバーよりオイル漏れが酷いのだとか。
というわけで、モノタロウでSUN製の社外品パッキンSETを発注。
届いたら両バンクのパッキンが入ってました。でも今回は手前だけ修理です。奥は面倒くさいのです。
3
この車、新車は大阪トヨタで、その後九州のトヨタ、トヨペット、地元整備工場の記録が残っていました。 これが原因で買い換えたのか?
とりあえず、ボルトをはずしていきますが問題発生。トルクスでないと外れない箇所があり、
急遽コーナンで購入。
とりあえずヘッドカバーを外し、カスを取り除いていきます。これはエンジン側も同様。
三日月部分は特にきれいにする必要があります。
4
エンジン内部にホコリやゴミ、工具が落ちないように養生し、カバーのパッキンを交換します。今回はプラグホールパッキンも替えますが、これがカチンコチンでなかなかとれず、バキバキになってしまいました。古いパッキンを割りながら外し、パークリで綺麗にした後、新しいプラグホールパッキンを入れますが、またこれがうまく入らず、パッキンを2つダメにしてしまいました。ラシーンとは構造が違い、ただはめるだけではない様子。なんとか無理やりはめ込み、叩き入れました。後々が心配。。。
5
パッキン一式がカバーに付いたら、今度はエンジン側。事前に買っていたガスケット剤
(スリーボンド 1207B 黒)を三日月やカーブ部分に念入りに塗布します。少なすぎても多すぎてもいけません。適量なのです。
ちなみにヘッドカバーのガスケット交換の際、色々なブログで進めていたのが1207Bなのですが、確かに程よい硬さがあり、隙間を埋めるのには最適な物だと感じました。
無事に箇所に塗布したら、養生を取りカバーを戻します。ガスケットはすぐ固まってしまうので、ここは急ぎつつ、落ち着いてエンジンへカバーを取り付けます。
6
ズレが無いよう、各方面からチェックし、カバーがキチンと付いたら、ボルトを締めていきます。規定トルクがあるので、締めればいいというものではありません。ねじ切ってしまうとアウトです。慎重に。本来はトルクレンチなどで整備書通りにするのですが、素人が整備書や高価な工具を持っているわけもなく、、、
「締めすぎず緩くない」を手の感覚で行っていきました。
7
固まるまでに1時間以上はかかるということで、各配管類を戻していき、元通り組み立てます。その脱着の際、ラジエーターホースが邪魔で、軽く取り回しをするのに外しました。
その際にはクーラントが漏れるので、準備が要るかもしれません。もちろん、エアコンに影響があるので、後にエア抜きと補充を行いました。あと、一部配管(プラスチックみたいな)が劣化で割れてしまい、補修を行う必要が出てしまいました。よく割れるっぽいです。
8
約2時間くらいほたっておいたので、始動前に漏れた跡をウエスで綺麗にふき取り、テスト開始です。 しばらく掛けていましたが、漏れも滲みもなく、無事にオペが完了?です。
ついでにジャッキアップしてブーツ類のチェックとオイル漏れを拭き取り、作業完了です。
車検はとりあえず通りそうなので、余計な交換なしでいけそうです。もちろん、ユーザーで通します。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( クオリス の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク