先週の5月19日、大阪に海上自衛隊護衛艦 “かが” が寄港するという事で、翌5月20日の一般公開に行って来ました
場所は “いせ”の時と同じ 天保山岸壁です
当日、午前9時から一般公開が始まるというのでそれに合わせて大阪市営地下鉄・・・
もとい、大阪メトロに乗って大阪港へ
民営化でマークも一新されてますね
8時50分、大阪港駅を降りて岸壁を目指します
皆さんも目的は同じの様で
ゲート前では既に長蛇の列
予想よりも多いなぁ
と思いつつ並ぶこと暫し
見えて来ました
ゲートを抜けるとその大きさに圧倒されます
DDH-184 JS KAGA
海上自衛隊 ヘリ搭載護衛艦 “かが”
全長248m 最大幅38m 基準排水量19500t
海自最大の護衛艦で “いずも” 型の2番艦として2017年3月に就役しました
いずも型の特徴である艦橋後方右舷のデッキサイド式エレベーター
長さ15メートル×幅14メートルで耐荷重は30トン
電動油圧制御方式
にしても凄い人出です
9時前に着いていたのに既に十重二十重の列です
現時刻 9時40分 まだ最初の列
ここから2往復です・・・
しかし大きいなぁ
日本では有名な戦艦大和が 全長263m 幅38.9m
匹敵する大きさです
時折り搭乗士官の方が顔を出して手を振ってました
ようやく艦首付近まで来ました
現時刻 10時05分
ここから再び折り返します
折り返して列を進む事40分
ようやく艦尾付近に在る白いテントが見えて来ました
ここで艦内に入る前のセキュリティーチェックを受けます
艦尾が見えて来まし
近接防御に特化した自衛用のSeaRAM (奥) と、ファランクスCIWS (手前)が見えます
ここで最後の折り返し
現時刻 11時00分
既に2時間、並んでます!
11時10分、やっとの事でセキュリティーチェックを受け 搭乗デッキに向かいます
港内の穏やかな水面の輝きが船体に映えてます
この日は大阪は夏日でお陽さんがすこぶる上機嫌!!
日焼け止め塗って来るんだった
入り口にはパーソナルマーク
艦のロゴマークは一般から公募されたもので、金箔や加賀友禅など加賀藩の名産品や、加賀藩主である加賀前田家の家紋でもある梅などを取り入れたデザイン
日本を代表する四季の花々を春夏秋冬の順番で配置し、そのバックに広がる蔦には、日本海の波しぶきと、加賀を吹き抜ける風を表し、中央の海鳥はヘリコプターが力強く飛び立つイメージを表している(Wikipediaより)
入って直ぐの後方
同じく前方
ここは第3・第5甲板を通じて設けられたハンガー
格納庫と後方に航空整備庫になってる部分です
この後、後方右舷のエレベーターで上甲板(第1甲板)に上がります
艦上とは思えないくらいの広さですねぇ
CH60J 哨戒ヘリコプター(搭載数7機)
今回は2機、駐機展示されており、その内1機は中に座って記念撮影が可能でした
当然、長蛇の列です
一般公開だけあってこう言う説明展示物も数多く出てます
国民に広く理解してもらうためです
艦橋の前では海上自衛隊舞鶴音楽隊の演奏が行われてました
マストには満艦飾です
艦橋前方から
人物対比でその大きさが解ると思います
ふと目を止めた旗
艦名の下に在る “WHITE BASE”
かがの愛称は ホワイトベースなんですねぇ
決してガ〇ダ〇から取ったのでは無く、加賀に因んで石川県にある白山に起因しているという事ですが・・・
愛称は艦長さんが決めるらしいので、ど真ん中世代なんでしょうかね
当日は2万1千人が訪れ、最長3時間待ちだったそうです
多くの人々の関心を集めた “かが” でした
普段は見る事が難しい護衛艦を見学する事が出来たのは、貴重な体験でした
改めて日本を守るための強力な盾であり、飛んできた火の粉を振り払う鉾であるという事を実感しました
災害派遣やシーレーンの護衛、平和維持活動と言ったこと以外での活躍の場が無いことを祈るばかりです
Posted at 2018/05/27 22:31:22 | |
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