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2020年12月11日 イイね!

FPGAでサンプリングレートを判定する(続)

FPGAでサンプリングレートを判定する(続)今開発している物は、シエンタに実装しているロジックをベースにしています。
サンプリングレート判定も同様でしたが、BCLKジェネレーターを作りながらオシロとロジアナを駆使して動作検証していたところDSD5.6MHzなのに時々DSD11.2MHzとして認識してしまうことがわかりました。
↓DSD5.6MHzだと赤色のBCLKが不安定






同じくDSD11.2MHzでもDSD5.6MHzで出る瞬間があり100MHzでの判定限界じゃなかろうかと思いました。
シエンタのDACはDSD5.6MHz迄なのでこの問題は起きなかった様です。



まあDSD11.2MHzを使うケースがあるかというとレアだと思うんですがwww





でも面白そうなんでやります!





解決策の案は2つ
(1)単純に判定クロックを200MHzにする。
(2)システムクロックを分周しゲートにしてLRCKを数える。(tomiiさん提案)



まず(1)
判定クロックを200MHzにする場合、システムクロックの12MHzをMMCMで逓倍して100MHzにしているので200MHzにするだけで回路は増えないです。
ただし周波数が高いほどノイズが出やすくなる等の問題に加えて、MicroBrazeで使うクロックは100MHzがデフォルトなので影響が分からないという懸念が...

試しに200MHzでインプリメントしてみましたが安定してました。


BCLKジェネレーターの話は別途(汗

ただ200MHzだとMicroBrazeが気になります。



次に(2)
システムクロックを分周してゲートにする案ですが、ざっと表で計算してみました。


12MHzを15回分周して366Hzを作る必要があります。
MicroBrazeで100MHzは必要なので、別に分周回路が必要です。
あとゲートの間隔分切り替えが遅れます。
ちょっと厳しい気がします。





で、どうしたものかとロジアナをよく見ていると100MHzでの判定は9割方正しく出来ている事が分かりました。
上手くすれば100MHzでもいける???

色々考えたところDSD5.6MHzとDSD11.2MHzの時だけ3回確認してOKならサンプリングレートを変えるという仕組みを入れてみました。
適当にそれらしきコードを入れてみます。






で、結果!!!!





上手くいきました〜
200MHz使わなくてもよくなった!!!
信号系は測定しながらじゃないと難しいですね。
Posted at 2020/12/11 19:45:26 | コメント(0) | トラックバック(0)

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