日本人のフランス人化

フランス人といえば、ワインやバカンス好き…。
自分も含めて、そんな印象をお持ちの方が多いと思います。

日本人がフランスで生活することでの変化、
日本人のフランス人化とはどういうものか、
興味深い記事がありました。





①レストランのテラス席
　フランスのレストランでは、店内の席が空いていても、外のテラス席が満杯だったりすることが
　よくあるそうです。それほど、フランス人たちはテラス席を好んでいるとか。



　理由は、「太陽に当たりたい」、「店内よりもリラックスできる」という意見がほとんど。
　フランス人の太陽好き、フランス車のサンルーフ系が充実しているのにも納得です！


②挨拶はビズ
　フランス人の家族や友人に会うと、必ず挨拶のキス（ビズ）をします。
　最初は何だかぎこちないビズですが、慣れてくると逆に親しい人に会った時にビズがないと、
　何だか物足りなく感じるとか。



　フランス人は無愛想とか言われますが、知らない人に対しても微笑む日本人とは違って
　親しい人に、手厚い挨拶をして、相手に会えた喜びだったり、歓迎する気持ちを表現し、
　相手と体と心の距離をぐっと近くするためのビズ。
　ビズなしの日本文化が寂しく思えてしまうことも。


③残業時間
　フランスのサラリーマンは帰宅時間がとっても早く、19時までに帰宅している場合がほとんど。
　16時には帰宅している人もいたり、仕事が忙しくて遅くなるといっても20時頃帰宅とか。



　欧米の中でフランス人は帰宅時間が早く、日本とは対極かもです。


④パートナーとはいつまでも男と女の関係で
　フランス人がパートナーに求めること第１位は、「いつまでも男と女であり続けること」。
　結婚したら“子どもが主体”となる日本の家庭とは価値観が違い、結婚しても子どもができても
　いつまでもデートしたりロマンチックなことがしたい、妻にはいつもきれいな格好でいて女を磨いて
　欲しいと。



　さすがは、恋愛大国フランス！


⑤ヒールは履かない？
　意外や意外、街にいるフランス人たちでヒールを履いている人はあまり目にしないのだとか。


　靴屋でもヒールの低いものが大半。ペタンコシューズに慣れてしまったら、ヒールのサンダルを履く
　のが億劫になってしまうかも！？


⑥人の話に反論したくなる
　「和を持って尊し」とする日本文化と比較してみると、フランスの教育は「反論」から自分の考えを
　導き出すことに重きが置かれていると言えるようです。



　フランス人同士の会話を聞いていると、すぐにMais（それでも）という反論が始まるそうです。
　これは喧嘩がしたいのではなく、自分の意見や考え方を相手にわかってもらいたいからだそうです。

　反対にフランス人からすると、日本の「和を持って尊し」は、自分の意見をはっきりと伝えず
　相手に賛同するだけのように感じ、不誠実だと勘違いされてしまうこともあるようです。


※画像は、サイトよりお借りしたものです。