充電システム異常（i-stopとバッテリーマネジメント異常も）

走行中、放電モードで電圧降下していき、11V未満となったタイミングで次の警告が出ました。
①バッテリーマネジメントシステム異常
②i-stopシステム異常
③充電システム異常

その後、少しして電圧14V前後となり充電モードに切り替わります。
エンジン停止、再起動で警告は消えますが、しばらく走行してもi-stop作動状態（条件成立）にならず。
もう１度エンジン再起動で、i-stop作動可能状態になります。
走行していると、短時間（数十分～１時間程度）のうちに電圧が降下し、11V未満となるタイミングで同事象が繰り返されました。

バッテリー劣化の兆候として、上記①②がセットで発生する事象はよくあるようです。
（5月下旬に同じようなアラートが出て、9月にバッテリー交換することにしましたが、バッテリー交換するまで再発はありませんでした。）
今回、バッテリー新品であり、③のアラートも出ていることため、エラーコードの確認と、オルタネーター・DC/DCコンバーター等の不具合がないか点検をお願いしました。

エラーコードとして以下が確認されたようです。
　P0A8D：電源システム系統：低入力検出
　P2502：充電異常
前者はバッテリー劣化が疑われますが、今回バッテリー新品でSOHは正常。

最も疑わしいDC-DCコンバーター交換となりました。
これ、回生エネルギーを変換してキャパシタへ蓄えるだけでなく、バッテリーの充電制御も行っています。
2018年にもリコールがあって、対策品のはずで以前のような火災や不動とはなることはないようですが、今回のような事象が少なからずあるようです。

部品、工賃で約8万円だそうです。
延長保証に加入していたので、保証の対象として対応いただきました。

このエラー発生すると、エンジン再始動でエラーがリセットされるまで回生エネルギーを活用する機能はストップするようで（燃費モニター画面で確認できました）、一気に燃費が悪化しました。
i-ELOOPが燃費向上に寄与していることを実感しました。

交換後は、エンジン始動中の電圧は、12.8～14.8Vで安定しています。
以前ブログ「走行中に10.5Vまで電圧低下…充電制御は正常か!?」（関連情報URL参照）を書きましたが、11V以下になるのは、やはり正常ではないようです。

部品手配となり交換まで3日程要しましたが、急遽の対応で代車の空きもない状況で、
試乗車を代車として貸して下さいました。（感謝）