• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ROTARY OF FAMEの愛車 [マツダ コスモ]

整備手帳

作業日:2013年1月27日

VOL.4 キーシリンダー(ドア)の修理

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 3時間以内
1
王冠を素早くはめたら、王冠が戻らないように指でしっかり押さえながら鍵を抜き取ります。(王冠を押さえた指は押さえたままです)
2
この様にシャッターが見えたら成功です。今回は2回目だったので1回でうまくいきました。慌ててか締める前に、細いピンなどでシャッターを軽く押してみてスプリングがきいているのを確認します。(指で王冠は押さえたままです)
3
テーブルの上に王冠を下にして置き、軽く上から押し付けつつ、12時と6時位置の部分を小さなマイナスドライバーなどで内側に折り曲げます。2か所の折り曲げ固定を見届けてから固定の指を離します。
画像は固定した爪の状態。(この作業を3回失敗すると 爪が金属疲労で破断し、王冠固定の道が絶たれてしまいます。慎重に、工具もそばに置いておくと良いと思います。
4
内筒にディスク・タンブラー用スプリングを組み。ディスク・タンブラーを1本づづつ入口に近い方からはめて、鍵をさしてみて、上面エッジがツライチになる物を探していきます。画像は入口1番目はビンゴディスクを見つけた瞬間です。入れたままどんどん奥のディスク・スリットに手持ちのディスク・タンブラーを入れったり出したりしながら同様に探します。
5
手持ちのディスク・タンブラーを駆使して、ビンゴするディスクを探し、装填しますが、たったこれだけの数の用意では(今回選択使用可能は全部でたった11本)すべてビンゴは無理です。その場合は内側に引っ込むキーをセレクトします(※外側に飛び出すキーは×)。画像は入口より奥へ1番、3番、4番、5番がビンゴ。2番、6番が内側にひっこんでいます。
6
180度裏側をみると、2番、6番、計2本が飛び出ているのがわかります。実際シリンダーとして使う時はこちらが天地(上)になります。つまり、ディスクは下側から入っていて、鍵をさした時、キー中央の四角い穴を通るわけですが、鍵山の高さがディスクを押し上げる量を決めているのです。つまり、飛び出た分αだけディスクの四角い穴の、鍵山に触れている方をα分削ればツライチビンゴディスクとなります。この2本は鍵に合わせてディスクの方を加工することになります。
7
削り過ぎないように電動リューターではなく、手やすりで加工します。画像のディスクはシリンダー完成時は上側が下、下側が上にきます。今削っているのは鍵の山と接する上側を削っています。飛び出た突起はプッシュロッドならぬスプリング用で鍵山によって上に持ち上げられたディスクを、鍵を抜いた時にスプリングの力もとに戻すためのものです。少し削ってはテスト、また少し削ってはテストでマッチングディスクを作っていきます。
8
ついに完成しっかりシアライン(ツライチで内筒が外筒の中で回れる)でてます。
→キーシリンダー(ドア)の修理VOL.5に続く



         マツダ コスモスポーツの整備

イイね!0件




関連コンテンツ

関連整備ピックアップ

ワンオフマフラー交換.VOL1(準備と考察)

難易度:

ワンオフマフラー交換.VOL3(メインサイレンサー製作、懸架、完成)

難易度: ★★★

追補 純正マフラーのお色直し

難易度:

ワンオフマフラー交換.VOL2(センターパイプ、サブサイレンサー製作)

難易度: ★★★

アイボルト カタカタ音止め(暫定施工)

難易度:

エアクリーナー内ビビリ音の沈黙化とエアエレメント交換

難易度:

関連リンク

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

「かつてマツダのスポーティカラーバリエーションにはこのイエロー色が必ずはいっていましたね。RX8の前期まであった。マツダスピードノーズのFDもいま見ると非常に新鮮ですね。ノーズ部品自体もプレミアがついてしまっているようで・・・」
何シテル?   06/02 12:38
ROTARY OF FAMEです。よろしくお願いします。1968モデル(後期型 初期生産モデル)を愛用しています。ロータリーエンジンのフィールを満喫、感謝してい...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

愛車一覧

マツダ コスモ マツダ コスモ
コスモスポーツ(L10B) 後期型 初期生産モデル 1968年11月製造
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation