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ROTARY OF FAMEの愛車 [マツダ コスモ]

整備手帳

作業日:0001年1月1日

VOL.1 電装系連荘が諭した「高期高齢車」忘却

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
事の始まりは昨年10月末。エンジンOH後、喜んで夜間走り回って帰還後、バックランプ片側、球切れに気づく。まだ交換後2年程なのに。バルブ白濁、かしめがゆるあんで湿気の外気が侵入した症状。レンズはビニール栽培の露のごとし。パッキン劣化か・・・。先の修理の為、シートかけて露天待機を数か月させたからそれも効いたのかも、大型台風何発も食らったし・・・・・ともかくバルブ交換。
2
一応念のためテール全バルブを点検。右下のみ白濁症状。点灯させたら点いた。この状態でも点くのか・・点けたり消したりしてたら5回目で昇天。球切れの瞬間に立ち会うのもめずらしい。バックランプにしろ、ストップランプにしろソケット口金が多少広がってバルブががたついていたのが共通点。バルブの製造個体差もありますが、振動がガラス部のかしめ緩みを促進した可能性もあり。口金をラジオペンチで修正しておきました。
3
バルブ劣化の3見本が揃ったので記念撮影

左:白濁   かしめゆるみ、外部空気侵入
中:黒ずみ 通常劣化
右:正常
これ以外に白濁の発展バージョン「水色」もありますが今回はサンプルなしです。実際は黒ずみでも結構長く使えるのですけど・・・
4
1週間後、夜発進しようとしたら、今度はヘッドライト左が点かない。バルブ単体は異常なし。
5
原因はアース基部の劣化。導通不良。指で触れたらポロリととれた。ええいとばかりに両ヘッドライトアース線をエンジンルーム内に引き直しました。こういう時はもう片側も同じ様に劣化してるもんです。ノンレストアのこの金属部分だけを見ると「高齢車」丸出しです。いつか対策せねばと思いつつも、今回はすぐ走りたいのでパス。
6
固定機銃の弾道調整ならぬ光軸調整の図。光軸調整ネジ触れなくても、ライトは再装着の際のほんの僅かなスワリの差でズレルことがあるので一応チェック。(今回はズレ無く大丈夫でした)。画像では見えないですがシャッター裏側には左右光軸の中心点、上限、左限、右限境界線にテープがはってあります。整備工場等の後軸テスターで正しく調整した後、こうやってしるしをつけておけば使えます。止める位置にもフロアにしるしがついています。燃料は満タンと条件きめてます。
注)
:DC12V変圧電源を直接かけています。エンジンかけてやると密閉ガレージでは危険です。
:のんびり時間かけてやってると目がマヒして不能になります(制限時間アリ)
:該当車はイエロー光なので境界線が見やすい
:2006年1月1日以降型式認定車はヘッドライトの色を淡黄色に変更することは禁止されています(ハロゲン、HID問わず)
7
師走もたけなわの頃、今度は昼間走行中、ハイビームランプがほのかに点灯しているのに気づく。(画像は消灯状態)照度は通常の20%くらい。よく見ないと点灯がわからない照度だが典型的な迷走電流による点灯だ。ディマースイッチ切り替えすると消える。ヘッドライトはOFFでだ。ロービームON状態であればアース不良の場合、電流は逃げ道を探してハイビームラインを逆流してハイビーム指示灯を点灯させるケースはある(実はハロゲンバルブ内はHi、Loは共通アースでつながっている)。アースは先日導通改善したばかりだし、だいいち今回のケースはライトスイッチはOFFだ。考えられるのは
①ディマースイッチ切り替えでオンオフできるのでディマースイッチ インライン(リレー)に何らかの電流が迷走混入している。
②ライトスイッチ自体の漏電。通常ライトOFF時状態ではディマースイチリレーへは遮断状態であるがこれが遮断不良となっている
③計器パネル(アルミ)共通アースを逆流した迷走電流。これは探究やっかいだ。ディマースイッチが効く事、他の計器、警告ランプに異常はないので今回は可能性は極めて低い。
④ヒューズボックス該当ラインへのIG電源のリーク混入
テスターで調べるとやはりディマースイッチインレットに微弱電流が来ている。ライトスイッチ、ディマースイッチリレー、ヒューズボックスの3点をチェックすることにしました。
8
ライトスイッチもディーマースイッチリレーも計器パネル開けないで取り出せるのですが、先日のエンジン修理帰還時より、走行中パネル裏側からのコトコト、ガタガタ音、が気になっていました。又スピードメーターケーブルもアクセルオフ時シュリシュリやけにうるさいのでこれらも直そうと新年早々、計器盤開けました。
当初はハイビーム指示灯異常点灯直し、スピードメータケーブル給油、ハーネスや配管の接触緩衝(静音化)作業のみのはずだったのですが・・・・・
この項つづく

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「かつてマツダのスポーティカラーバリエーションにはこのイエロー色が必ずはいっていましたね。RX8の前期まであった。マツダスピードノーズのFDもいま見ると非常に新鮮ですね。ノーズ部品自体もプレミアがついてしまっているようで・・・」
何シテル?   06/02 12:38
ROTARY OF FAMEです。よろしくお願いします。1968モデル(後期型 初期生産モデル)を愛用しています。ロータリーエンジンのフィールを満喫、感謝してい...
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