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ROTARY OF FAMEの愛車 [マツダ コスモ]

整備手帳

作業日:0001年1月1日

ホーントラブル修理+ついでに作業

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 6時間以内
1
ガレージに帰投し、段差をカタンと
乗り越えたらホーンがけたたましく
鳴りっぱなしになり止まない・・・・・
短絡か?
咄嗟ににホーンボタン解体するが
鳴りやまない?
振り返れば道中、1回ホーン使った時に
低音側(LOW)のみ鳴り、変だな?
帰ったら調べようと思った矢先のこと。
2
あわててボンネット開けて
ホーンリレーのB端子はずして
やっと黙らせる。
(この場合、ホーンのヒューズ抜いても可)

コスモスポーツのホーンは
マイナスコントロール。
すなわちホーンリレーまで常電が
きていて、リレーS端子の先に
ホーンボタンがあり、ホーンボタンに
よるボディアース導通でリレーが働き
H端子に通電、ホーンが鳴るしくみです。
ホーンボタン取っ払っても鳴りっぱなしということは、その上流のどこかにボディアース短絡箇所があるということ、あるいはリレー不良のどちらかということになります。
暑いので作業が楽なとこから点検。リレー端子間の絶縁、内部接点作動も問題なし。あとは回路の何処かということになる。
ここでトラブル発生のプロセスと状況を振り返り、あっと思いました
①ホーンが低音側(LOW)しか鳴らなくなった時、計器盤のホーン切り替えスイッチ状態は高音側(HIGH+LOW両方)であった
→HIGH側アース不良?
②段差ショックで勝手に鳴りだした時は両方鳴っていた。
→HIGH側のアース回路が生き返った?
テスターでの回路区分点検でも悲しいかな他は異常なく、一番作業上で勘弁してほしい計器パネル裏の該当部位(3番目画像ピンクの部分)のみがビンゴとでる。ホーン切り替えスイッチ自体か、直近のそのイン、アウト線しかない。カプラー部で線をはずし、1本に弱電流を流し、もう1本に流れてくるか、ボディにリークするか調べたらボディリークしてる。たぶん間違いない。コスモスポーツのこのスイッチ部基部へのハーネス線はハンダ付仕様なのです。ここが取れた→①の状態。次に振動でとれたハーネスの先端ブランと計器パネル裏か付近のメンバーに接触→②の状態になったと推察する。
3
計器盤はずしはめんどくさいから手繰り紐、送り紐作戦でスイッチを取り出しにかかる。幸い重要な分岐点の4極カプラはパネル下に作業出来る位置に引っ張り出せた。あとはスイッチ部を抜ければ良い。パネル裏側で指でスイッチ裏側を触感できるところまでもってきて触ってみたら、スイッチの裏側のハーネス線がやはり1本ハンダ部でもげているのが確認できた。1本しか繋がっていない。
4
取り出したスイッチの背に新しいハーネス0.85SQ、配色同じで作り直し、ハンダ付し治す。しかし前回電装大修理の際、このスイッチのハンダ付もし直したのに・・・・、今回は全部のハンダを一旦落とし、なおかつスイッチをパネルに復元の際、このハーネスを押したり引っ張ったりすると、またハンダ部でポリッともげるリスクが高いので、その防止策として結線バンドをスイッチ胴に撒きつけ、ハーネス引っ張ってもハンダ部に力かからないようにしてから再装着することする。
5
手繰り紐、送り紐作戦で、そうだついでにフォグランプスイッチもFマーク仕様に同時に交換しよう。
こちらのほうはホーン切替えスイッチ程苦労しなくて取り外せました(途中のキボシ端子の脱着が実は難所です。カタイ)。このオプションのフォグランプスイッチ、当方はフォグ付けていないので、このスイッチ回路はデイタイムランプのカットオフスイッチ(バッテリー弱った緊急時の始動電力集中用)に改造しました。ハーネスはエンジンルーム内まで引きまわしたので大幅にタイムロスしました。
6
復元の実際は下側にあるホーン切り替えスイッチから先に着手。
動作テストは復元前にすませておきました。スイッチのパネルまでの復元、短距離に見えますが大事な部分にメンバーが通っていたり、直方体のスイッチを縦にして最後のメンバーの脇にもってくるのが結構難しい。
パネル開けた場合も同様にヒモ使いますが、復元スタート時のスイッチ位置はその時と全然違うし、ヒモを引いたり、押したり、まるで釣りの世界。思うようにいかず、だんだん息が荒くなってくる。先端がチラリと見えD字型のパネル穴にはめ、リングネジで止めて1服。 結びとテープで強固に止められたナイロン紐はカッター使って切るわけですが強く切るとつまみに切り傷つけるので慎重に切開です。
7
工事終了後のパネル。外観はデイタイムランプカットオフ用Fスイッチが付いたにすぎませんが・・・・・・
作業姿勢が難儀に加え、「観察」と「掃除」と「次なる構想を見越した妄想」で半日も費やしてしまいました。
そもそもホーン回路の修理だったのですが・・・・
ホーンリレーの交換だったら一瞬だったのに・・・
8
勢いでチマチマ作業(改修)を
ついでに行いました。
・ライトスイッチのノブ固定用ネジを4mm径
 ピッチ0.7mmに変更
入手容易の汎用スクリュー規格対応に変更
(単に純正スクリューを正月に失くしたからやむなく)、ついでに予備も作ろう(笑)。
標準はマイナス頭ですがトルクス頭を採用、こっちのほうがポトンと落としづらい。
最初の1山のねじ込み時に落としやすい。
これ、失くすとがっかり、ため息なのですよね。

・以前作ったトランクのスペアタイヤハウスの蓋の一部の緩衝ゴム貼り付けをやり直し
(単に45度のゴム切り口の隙間精度を上げたかったから 笑)
まだいろいろありますが少しずつ・・・

これからは「暑さ」、「蚊」と
戦うシーズンになりましたね。

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「かつてマツダのスポーティカラーバリエーションにはこのイエロー色が必ずはいっていましたね。RX8の前期まであった。マツダスピードノーズのFDもいま見ると非常に新鮮ですね。ノーズ部品自体もプレミアがついてしまっているようで・・・」
何シテル?   06/02 12:38
ROTARY OF FAMEです。よろしくお願いします。1968モデル(後期型 初期生産モデル)を愛用しています。ロータリーエンジンのフィールを満喫、感謝してい...
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