混合用給油ボトル台工作 リアトレイ設置
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
過去の工作残材、 まだ押し入れの隅に残ってた。コルクブロック 眠らせていてもこの先使い道は無いと思う。 ある使い道がふと浮かびました。退屈しのぎにと・・・
2
以前はこれで何作ったかというと
非常停止回転灯の置台(2009年)に使ったものです。部材、工作失敗、創り直しを見込んで多めに買うクセがあり・・・そういう時に限って1発完成で結果、押し入れに残留部材が溜まっていく事になるのですね。
さて今回の主人公はそのコルクとこの缶ボトル
正式名称はトックリ缶。塗料の小分け保存に使うものです。便利なものです。
私は混合油の給油ボトルとしても最近活用開始しました。サイズが豊富にあり、給油時にサクッと混合でき便利です。
ただ車載時の難点はスワリが悪いこと
シートの後ろやリアトレイに置いていましたが
よく転がる。「アレどこいった?」とよく探します。
スワリをよくするためにこのコルクを
ボトル固定ホルダーにすることにする。これまた冬眠中の52パイのホルソー引っ張り出し、穴開けを始める。集束コルク故 カケを心配して手動でホルソーをひっかく。
缶の直径は計測53mm、1mmオーバーサイズですがコルクだからいけると判断。
3
ワインのコルク栓をカッターナイフで切ろうとして難儀したのを皆さんも子供のころ経験されたと
思います。
案の定内壁がゴムのようにへばりつき
内側を都度都度切り崩していかなければならない。電動ノコギリリューターでも回転数と当て方が難しい。何回か当てているうちにエンストさせなくなりました。
途中、ラチェット機構部にバーハンドルを追加。
最近握力落ちているのでいい運動。
ある程度の深さになったらガレージの卓上ボール盤に切り替えたいところですが、テレビ(サッカー)観戦も同時なのでこのまま屋内で頑張ります。(たいした作業でないのに時間かかったのは
そのせい)
4
となりの穴との間隔は結構狭い
大丈夫かどうか、途中から3穴同時進行の掘削に変え様子をみる。この隙間でもいけそうです。
掘削し、底をフラットな平にするのが屋内の手持ちのツールでは結構難しい。
一番時間かかりました。
根気よくやればなんとかなるもんです。
掘削終了 出来たのと同時にTVサッカーワールドカップ試合 日本が敗れました。
この撮影直後にくしゃみをして削り粉が飛び散りました。
(作業しながら応援してたので敗れたのかな
スミマセン)
5
深さは一番小さい缶 寸胴部までに揃えました。 このままでも機能しますがコルク地肌むき出しはどうも・・・・・
(一番容量の少ない缶だけで試し挿し。
これが甘かった・・)
ヤマは越えたので
翌日から合成レザー貼りに着手
各面を重し引張り、ピンと貼るのに数日かける。
完成
6
開口部エッジ部
裏面
ミス無しで完成と思いきや
最後の最後でミスに気づく。
大・中・小 3種の容量違いの缶を挿す予定
でしたが大と中が挿せないことが判明?。
7
容量違っても皆同じ構造仕様と思っていたら
底部がプレス打ち抜きかリングカシメの差異がある。底部プレス打ち抜きは直径53mm、リングカシメは55mm、筒部直径は53mm共通で同じに見えたのですがね・・・もう作り直す気はない。
てな理由で一番小さい缶×3缶
搭載となりました。
が、後述しますが私の運用の場合
結果的にこれで良しとなったのでした。
置き場は運転席後ろのリアトレイに置きました。隣に並ぶ非常停止燈の台座も同じ素材、はてはリアトレイ張り替えた時の合成レザー残材をそのまま使っているので周囲との親和性は良好。
8
リア窓越しに覗くと見えるそれは何かのコントローラーに見えます(ただの缶立てですが)。磁石のマグネットシートを切って置いておけば用はなすことですが・・・・
給油時のスタンドに停車している時間が減りました。以前はゴソゴソ混合作っているとギャラリーが集まってくるので、今はサッサと入れてスタコラサッサ発車です。毎回走行毎に給油してガレージ戻り、1回の給油はほぼ9.4ℓ~10.5ℓなので
200:1混合ではガソリン10リットルに対し50cc混入、つまり50cc缶×1で間に合うのです。
最近計量カップを止めてメートルグラスに替えました。上拡がりなので注ぐほどスピードがゆっくり落ち、目盛りに合わせやすいです。薬剤師の方が使うやつです。そそっかしいのでガラス製ではなくプラスチックポリプロペレン製にしときました。
9
追伸 あまり大きな声で言えないエピソード
計量せずとも容量差がある缶を数種持っていれば混合が楽と思って最近この缶ボトル導入しましたが・・・・
このトックリ缶 公表容量と実際の計測容量
違いがありすぎ!ファジーどころではないですね
50cc缶と思ってメインに使い始めた物にいたっては実は100cc容量 表示の倍ではないですか・・・
公称容量と実測容量の違いは(計測は寸胴部)
30cc缶が→実は50cc
50cc缶が→実は100cc
100cc缶が→実は150cc
入れたい混合比は200:1
すなわちガソリン10リットルに対し50ccである。
つまり錯誤で100:1入れていた訳で。ECU制御のインジェクションREならこの比でもストリートは全く問題なく走れますが、単純キャブRE車ではアイドル近辺長時間運転の後、一旦停止後の再始動時かぶりやすくなります。フルトラ2連装でしのいではいましたが・・・密かに原因探求してました。
ペイントの小分け使用時は容量など気にしませんが混合用ボトルとして使う分には容量ちゃんと確かめたほうがいいですね。
なにはともあれ
霜にも負けない冬の華に感銘を受け
やれやれの後でも陽はまた昇る
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク