2024年02月12日
F355は1994年5月に聖地マラネロで
発表されました。
と言うことで、今年2024年はいよいよ誕生30周年を迎えると言うことになります。
さて、F355のタイプと言えば下記4種類が
在ると言うことが知られています。
①F355ベルリネッタ(4,871台)
・6MT:3,829台 ・F1:1,042台
②F355GTS(2,577台)
・6MT:2,048台 ・F1:529台
③F355スパイダー(3,717台)
・6MT:2,664台 ・F1:1,053台
④F355チャレンジ(108台)
・6MT:108台 ・F1:0台
上記を単純に和とすれば11,273台の
F355がこの世の中に出たと言うことに
なりますね。
当時のフェラーリの社長になったばかりの
ルカ・ディ・モンテゼーモロさん
の当時の士気が大いに影響したと思います。
そんな中ですが、
今回のタイトルでもあります
「F355セリエ・フィオラノ」
ですが、あまりと言うか殆ど聞かない
存在です。
かく言う、私自身もF355に乗り初めて
25年目に突入!しているのですが、
「F355セリエ・・・」と言う車種は
過去に車雑誌にほんの少しだけ取り上げられて
いたので名前だけは知っていたのですが、
実際のところは、殆ど知らない状況でした。
と言うことで、今回、改めて調べてみる
ことにしました。
調べた主な結果が以下のとおりです。
○タイプはスパイダーのみであること
○製造年は1999年のみであること
○当初は100台生産のみの計画であったこと
○実際には104台が生産されたとのこと
○104台のうち、米国仕様が100台とのこと
○104台のうち、欧州仕様が3台とのこと
○104台のうち、ZA仕様が1台とのこと
(ZA:南アフリカ)
こうして確認すると知らないことばかりですね。
これまでF355のイベントを数々、開催して
来ましたが、このF355セリエ・フィオラノ
は流石に観たことがありません。
販売先のメインは米国ですから、流石に逆輸入
までしても購入するオーナーは居ないと思われ
ます・・・。
なお、ネットで検索したら、それなりに確認
出来ました。
国内でもスパイダーモデルに乗られている
オーナーさんは極少数です。
帆をオープンしたところ。。。
室内のナビダッシュボードに取り付けられた
「Seria Fiorano」のネームプレートです。
しかも、この個体はファーストロッド(1/100)
と何とも超レアですね。
(米国生産対象のため、分母が100台だと推測)
ステアリングはセリエの特徴であるスエード状
リヤはチャレンジグリルを適用。
かつ、米国仕様特徴のハイマウントランプ
が適用されています。
絵的(写真)は西海岸のカリフォルニア
の様な感じがします。
(恥ずかしながら行ったことが有りません。)
セリエ・フィオラノのその他の装備としては、
○コンペテイション(競技)ブレーキ
○コンペテイション(競技)ステアリングラック
○カーボンファイバー
・センターコンソール
・ドアシル
・F1パドルシフト
なお、調べていくと、それなりの数の
セリエ・フィオラノが存在していることが
確認されました。
こちらはギアロ(ジアロ)のセリエです。
やはりスパイダーのみです。
こちらのF355のシリアルNoは68/100です。
因みに米国仕様100台のうち、
6MTが26台、F1が74台だそうで、
圧倒的にF1が多い様です。
と言うことで、今回、あらためて
「F355セリエ・フィオラノ」と言うクルマを知ることが出来ました。
もしかして、
日本の何処かに1台くらいは在るかな??
Posted at 2024/02/12 11:00:58 | |
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