今回のレストアはエンジンのオーバーホールと塗装のメニューを取入れます。エンジンをシリンダーヘッドとシリンダーブロックに分解します。ピストンは0.5mmオーバーサイズが装着されており、オーバーホール歴有でした。タペットクリアランスの確認測定を行いましたが、こちらも問題なしです。シリンダーヘッドからカムシャフト、バルブを取外します。バルブの当りチェックを行いましたが、基準:1.0~1.4mmに対し、1.5~2.1mmでオーバーホール時バルブシートの調整は行われていないようでした。今回バルブシートカットで更に好調なエンジンになりそうです。取外したバルブの洗浄を行います。点検の結果ピストンは再使用可能だったため、洗浄を行います。