下ろしたミッションです。
リバーススイッチとリヤオイルシールからオイルが漏れています。
ここにシフトレバーが取付きます。
本来ゴムブッシュが2個あるはずなんですが、あるのは消しカスの
ようなゴミだけです(・_・)……ン?

27年間かけて、溶けて無くなっていました・・・
2個のうち1個はよく無くなるんですが、見事に2つともありませんでした。
2個ともないのは、初めてです。
この部品は、フロントコンソールパネルをめくればすぐ交換できるので、
シフトフィールがフニャフニャの方は、ぜひ試してみるとよいかも!!
こちらはエンジン側から見たところで、中央のシャフトがクラッチ
プレートにかみ込みます。

シャフトの根元にあるのが、クラッチレリーズフォーク & ハブ・ベア
リングです。
この部品をミッション組立て時にオーバーホールします。
ケースをバラしていきます。
ケースは主に4分割され、中央部分は他車種にも流用されます。
これがミッションケースで、左側がエンジンになり、上側左がインプット
シャフト、上側右がアウトプットシャフト、下側がカウンターシャフトです。
右上にシフトレバーのシャフトが見えます。
各ギヤーやクリアランスを測定していくと、磨耗が厳しいのは、シンクロ
ナイザーリングリング(金色)、ハブスリーブ、シフトフォークでした。
ギヤーは全て再使用でき、オイルメンテの大切さがよく分かりました。
今回は主にシンクロ、ハブスリーブ、シフトフォークに加え、ベアリングを
交換していきます。
この内容だと部品費は最小限に抑えられ、一安心です(*^_^*)
Posted at 2013/08/15 01:03:29 | |
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