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ブレーキフルードを抜いているので、マスターシリンダーも
オーバーホールしちゃいました。
　
分解状態です。
部品点数は少ないです。
　


オーバーホールキットです。
フロント用ピストンとリヤ用ピストンが直列に並んでいます。
　
バネとピストンの順番・向きを間違えないように、組み立てます。
　
古いブレーキマスターだとオーバーホールしても、フルード漏れを
起こす可能性があるので、フルードが漏れる前のメンテがお勧めです。
　
フルードはWAKO'SさんのSP-4を使用します。

フルード漏れを確認しつつ、エア抜きを行って、完成です！！
ハチロクのブレーキって、ノーマルでもしっかりメンテすれば、
よく効くんですよ↑

次はリヤののブレーキキャリパーです。

分解状態。
　
パーキングブレーキがあるので、フロントよりも
構成部品が多いです。
そのせいか、フロントはメンテしていても、リヤは
メンテされていない車両が多いです。
　
部品が多い分、清掃が大変です。

きれいになりました(*^▽^*)
　
リヤのオーバーホールキットです。
本来はピストンの交換がお勧めです。
パーキングブレーキの機構が内蔵されており、その機構が
へたって、効きが悪くなっている可能性があります。
　
組み立ても多少面倒ですが、丁寧にグリースアップしつつ、
組み立て完了です。
　
キャリパーが綺麗だと、メンテされている感があって
イイですよね！！

納車以来、メンテされた事のないブレーキ関連を
メンテナンスしていきます。
　
ブレーキフルードもこんなに汚れています(>_<)


まずはブレーキフルードを抜き、フロントのブレーキ
キャリパーを取外し、分解します。

　
そして、無心に清掃します・・・
そして、腰の痛みに耐えながら磨くこと30分。

磨けば光りますо(ж＞▽＜)ｙ ☆
せっかくのメッシュホースなので、ついでに
磨いちゃいました！
　
ピストンシール・ブーツ、スライドピンブーツ等、
オーバーホールキットです。　


グリースアップしつつ、組み立て完了です。
スライドピンは特に丁寧にグリースアップします。

新しいエンジンオイルですが、コレを使用してみます。

Mobil-1　5-40W



ピストンクリアランスが広めの、メルセデスベンツ等欧州車向けのオイルです。
10-50Wもラインナップしており、夏場はブレンドが可能です。

交換したことを内緒で、りょーがとテストドライブへ・・・
「エンジンの感じ何か変わった？」って聞くと「静かになった」って言ってました。

確かにヘッド周りの打音が静かになり、多少トルク感がアップしたように思います。
高回転でも静かで、スムーズでした（*^_^*）

まあ、交換前が計り売りの鉱物油でしたので、良好なのは当然でしょうが・・・

しかし、他のエンジンオイルと比較しても良好なようです。
現在のところ、定番候補筆頭です。

次回交換時に、劣化具合を確認します。

フルブッシュ交換、ショックオーバーホール、タイロッド交換を
完了し、車高、トーイン、キャンバー、ラテラルロッドの調整を行います。

まずステアリングセンターを調整します。
右に切った時と、左に切った時の角度が異なっていたため
センター位置を取りなおします。

写真の位置がセンターでしたので、ステアリングを取付けなおします。



次に気になっていたのが、ウィンカーレバーの戻りが片方だけ
早かったので、ステアリングボスのウィンカースイッチのダボ位置を
確認しましたが、写真のようにズレていたので、センターに戻します。



　ホーシングの左右位置を調整し、トーインの調整を行うのですが、
キャンバーを強めに付けるため、若干トーアウトにします。



　キャンバーと車高を調整し、作業完了！！
テスト走行の結果、直進性、ステアリングセンターとも改善し、
運転しやすくなりました。

　車高調をオーバーホールしたおかげで、足の動きもよくなり、
ギャップの吸収をしっかり行い、コーナリング中もフラットな姿勢を
保ってくれるようになりました。

　車高調オーバーホール後のため減衰を再弱にしてるのですが、
少し走行距離が進んだら、フロントの減衰を強めにして、制動時の
ノーズダイブを抑えれば、街乗りとしてはかなりいい感じだと思います。
　S15とは異なり、よく使われるのですが軽快でダイレクトな動きを
してくれます。リジットアクスルの美点ですよね（*^_^*）

今後はスポーツ走行時のセッティングをしていきたいと思います。
楽しみ、楽しみ↑↑