今回のレストアのスペシャルメニューとして静音加工を行います。
板金前にアスファルトシートとダッシュサイレンサーで約20kgの軽量化を
行いましたが、この車両はストリートを快適に走行するコンセプトで
仕上げるため、失った遮音・吸音性能、いわゆるNV性能をノーマル同等
以上に取り戻します。
性能回復のために軽量化した重量も元に戻ってしまっては意味がないので、
高性能資材を使用し、静音化と軽量化を両立します。
結論から言うと、新たに使用した静音化資材は約11kgですので、差し引き
9kgの軽量化を達成し、ノーマル同等以上の静粛性を達成しております。
前置きが長くなりましたが、今回使用する制振材・遮音材・吸音材です。
性能に拘り、厳選した材料です。
まず、ボディに開いている穴を塞ぎます。
ボディの穴は至る所で発生した騒音を室内に導く出口になりますので、
騒音の出口を丁寧に塞いでいきます。
施工箇所は多数になりますが、ほんの一部を紹介します。
まずカウルサイドです。主にタイヤハウスで発生したロードノイズや
エンジンルームの騒音を軽減します。
ヘッダーとルーフ廻りです。乗員の耳に近いので効果が大きいです。
ここはノーマルでは騒音対策されていない所ですね。
クォーター廻りです。主にリヤホイールハウスからのロードノイズと
デファレンシャルからの騒音を軽減します。

Posted at 2015/06/02 07:33:20 | |
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レストア001号車_前期3Dトレノ | 日記