AE86にAE111エンジンを搭載し、汎用ECUで制御する。
それぞれ回路が異なるため、専用のワイヤーハーネスを製作します。
AE86のエンジンハーネスを切ったり繋げたりする方法が一般的です。
しかし、AE86のワイヤーハーネスはエンジンルームで長い時間熱や水分で
劣化しており、断線のリスクが高くなっています。
そこで、新規にエンジンハーネスを制作します。
ベースは下の写真で、ECUに接続するコネクターに電線が繋がっている物に
なります。重要な信号の線にはノイズ防止のシールド線が使用されています。
まずAE86の回路図とAE111の回路図を比較し、電動ファンやISCV等、今回の
車両に適合する回路図を製作していきます。
そして使用されているコネクタや端子を調査し、エンジンハーネスの
図面が完成します。
次に車両に搭載されたエンジンや補記に合わせながら、電線を適切な
長さにカットし、コネクタを組付けていきます。
もちろん電動ファンやダイレクトイグニッション、ISCVに対応する
必要があります。
今回の作業の中で最も重要で、難しかった作業です。
Posted at 2016/06/14 06:39:49 | |
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