本日は以前よりお世話になっている、Y様にご来店頂きました。
前期2ドアトレノです。
外装をリフレッシュし、とても綺麗になっていました。
DIYで車高調とアーム類を交換されたとの事で、アライメント調整を
ご依頼頂きました。
まずテスト走行を実施します。
ボディもしっかりしており良い足回りですが、ハンドルが若干左に取られる事と、
ターンインの挙動に左右差がある事、バンプ・リバウンドの収束が悪いことが
気になりました。
次に現状のアライメントを測定し、アライメント調整の項目とターゲット値を
検討します。
まずはホイールベースを調整します。
この車両はテンションロッドが交換されており、ホイールベースの左右差が
あったので、適正値に調整します。
次に車高を調整します。
左右の車高を合わせ、フロントとリヤのバランスを調整します。
次はホーシングの左右位置を調整します。
バンプ時ホーシングは右によるので、左右均等位置より若干左に寄せます。
次は1G締付けを実施しました。
この車両はリヤのコントロールアームを交換し、フロントも車高も
変化しているため、1G締付けを実施し、アーム類の位置を適正に
設定します。
1G締付けはアーム類の位置を設定するとても重要な工程で、
実施後は足回りの収束がよくなり、乗り心地の向上も見込めます。
最後にトーイン、キャンバーを調整します。
弊社アライメント調整は必ずテスト走行にてセッティングを行いますので、
最後にテスト走行後微調整を実施して完了です。
課題の多くの改善が確認でき、足回りが一層適正に働くようになりました。
バックドアステッカーもお買い上げ頂き、ありがとうございました!

Posted at 2016/10/16 18:46:47 | |
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