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この車両はノーマルエンジンですが、走行距離も少なく調子も良いので、
タイミングベルトやウォーターポンプ、ガスケット、オイルシール類を
メンテナンスし、車両に搭載します。



ヘッドカバーやタイミングベルト、ウォーターポンプ等をバラします。





ヘッドカバー内はとても綺麗で、しっかりオイルメンテされていたようです。





交換部品です。
クランク & カムシャフトのオイルシールとパイロットベアリングです。





ウォーターポンプとサーモスタットと水廻りガスケット & ホース類です。





タイミングベルトとアイドラープーリーです。





ヘッドカバー & フィラーキャップガスケットとシールワッシャです。





スロットルボディー廻りのガスケットとインジェクターのOリングと
インシュレーターです。





オイルエレメントです。





ウォーターポンプとクーラーのベルトも交換します。





クランクシャフトのオイルシールです。







ウォーターポンプとタイミングベルト廻りの組付け完了です。





作業完了し、車両搭載の準備が終わりました！

福岡県(ご近所)のO様より一時抹消中の前期3ドア レビンを復活させるとの事で、
車検整備と新規検査をご依頼頂きました。



走行は9万kmですが、10年以上車検を受検していない車両になります。

外装の状態はなかなか綺麗な状態で、ショックアブソーバーとステアリング、
アルミホイール以外はオリジナルの状態です。






レアオプションが装着されていました。





内装はとても綺麗です。
インパネはひび割れや大きな変形もなく、とても綺麗です。





シートの色あせも少なく、前期の内装としてはとても綺麗です！！





まずデフのチェックです。
2wayのLSDが装着されているようだったので、簡易的にイニシャルトルクを
測定しました。





約6kでした。



続いてはフロントアクスルの点検です。

タイロッド、タイロッドエンド、フロントハブベアリングはガタもなく、
良好な状態です。







フロントハブのプレロードも良好です。





フロントブレーキの点検・メンテです。

ブレーキパッド、ローターの磨耗状態も良好です。
パッドはトヨタ純正で、タッチと効きはイマイチなので、将来的に
スポーツパッドをお勧めします♪





ピストンの摺動は良好で、ブーツの破れもないためスライドピンを
グリースアップし、フロントのメンテを完了です。





続いてはリヤブレーキです。

パッド、ローターの磨耗状態は良好です。





ピストンの摺動は良好で、ブーツの破れもありませんでしたので、
こちらもスライドピンをグリースアップし完了です！！





続いてはブレーキフルードの好感を行おうとしたのですが、これまで
ブリーダープラグにキャップが付いてなかったため、通路が詰まっており、
フルードが抜けませんでした。

ブリーダープラグを発注して、後日作業します。











続いてはリヤガラスのくもり取りが作動していなかったとの事で、
点検するとスイッチが導通不良になっているようです。





分解すると端子が酸化していたので、腐食部を除去しグリースアップします。











車両に取り付けて、作動確認するとバッチリ作動しました！！

本日は小物部品の塗装です。


配管やエンジンルームのブラケット類をシルバーに塗装しています。





外装部品や下回り部品をブラックに塗装しています。





モール類を艶消しブラックに塗装します。





外装部品やタイミングベルトカバー等を艶消しブラックに塗装します。







この他にもたくさんの部品を塗装しています！！

ボディー、エンジンルームがレストアされて綺麗になるので、
エンジンもメンテナンスすると共に、見栄えを良くします。



ヘッドカバーとサージタンクが酸化で見栄えが悪くなっていたので、
錆を除去し、塗装を行います。

作業前です。







塗装が完了し、綺麗になりました！！

今回は板金。塗装作業の様子です。



現在腐食部の板金作業中です。







カウルの腐食部分も腐食部を切除後、鉄板を貼り換え、錆止めを行っています。







こちらはサイドシル部分です。幸い強度部材は腐食の影響はありませんでした。
弊社販売車両は、車両構造上強度に影響のある腐食に至る車両は、販売いたしません。

見た目上修復は可能ですが、本来の材質・板厚と異なるため必要な強度や
たわみ特性を損なってしまうため、走行性能は低下してしまいます。
ベース車両の価格や、板金の費用は高価になってしまいますが、ハチロクの長所である
走る楽しさを確保するため、このような方針で車造りを行っております。







ドアの穴開きの補修です。







分かりにくいですが、アンダーコートとホーシングの塗装は完了しています。