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エンジン・ミッション搭載、配管類も接続完了し、仕上げに冷却水
系統の作業です。




この車両にもともと装着されていた銅2層ラジエターを使用しますが、
スポンジを貼り付けて装着します。

スポンジの役割は、ラジエターを通過した熱気がラジエターの前に
回りこむのを防止します。
地味ですが、一定の効果が望めます。





スポンジは劣化しにくく、空気を通さないものを使用しています。





この車両は5バルブエンジン搭載車両なので、冷却水のホースの
ジョイント部が多く、あとで手直ししにくいためリークテストを
行います。





100kpaでの保圧okです！
冷却水を注入し、エンジン可動後エア抜きです。

今回は足回りの作業です。



フロントは車高調を新たに製作し、リヤはスプリングは良質なものが装着されていたので、
ショックのみ新品を装着します。





シェルケースにネジキットを溶接して塗装します。







車高調の組付け完了です。





フロントハブのプレロードを調整し、グリースを充填して
フロントの作業完了です。







リヤショックの組付けと車高の調整完了です。
ボディー補強との相乗効果で、快適で扱いやすい車両に仕上げます！！

今回はダッシュ廻りの組付けと室内の静音加工を行います。





エンジンルーム側です。





ブレーキブースターもかっこいいです！！





室内側は軽量化でダッシュインシュレーターとアスファルトシートを
取外したので、代わりに軽量・高性能の吸音材を貼りこんだ後、
ペダルや配線を組付けます。
この吸音材は断熱効果も高いので、エンジンルームやルーフ、排気管
廻りに施工することで、エアコン負荷の低減も狙って施工しています。





フロアも吸音材や配線を組付けた後にカーペットを敷きます。





リヤフロア廻りです。
弊社静音加工では音の通り道に吸音材を配置したり、音の出口を
塞ぐことにより、合理的に室内の静粛性を高めています。
リヤのホイールハウス前に孔を塞いでいるアルミテープが、
ご覧いただけます。
アルミテープの裏のボディー中空部にも吸音材を取り付けています。





カーペットを敷いて完了です。





ルーフにも吸音材を施工しています。

ヒーターユニットのエアミックスダンパースポンジが劣化していたので、
オーバーホールを行います。









分解して高耐久スポンジに貼り換えました。







他にヒーターユニット上部のシールスポンジを貼り換え、
清掃・グリースアップして完了です。
写真を撮り忘れましたが・・・

実走にてセッティング・手直しを済ませ、最後の納車整備です。



まずはブレーキフルードの交換です。
スポーツ走行を想定して、高性能ブレーキフルードのWAKO'S SP-4に交換します。





バッテリーと例がなく、プラスターミナル端子が破損していたので、
新品を取り付けます。







真空引きまで済ませていたエアコンメンテですが、入荷待ちとなっていた
添加剤が入荷となりましたので、ガスチャージを行います。

まずは、真空引きです。





ガスチャージを行おうとしたのですが・・・コンプレッサーが作動しません！！
点検の結果、エアコンアンプの不良でした。
エアコンアンプは後日交換となりました。





ガスチャージはコンプレッサーを強制作動させて行いました。
添加剤もチャージし、コンプレッサーの負荷低減を行います。





次はワイパーブレードの交換です。





外装、室内の清掃を完了させ、最後の儀式です。









バッテリーを満タンチャージし、納車に備えます。