ベルト鳴き点検　調整

ここ１ヶ月くらいエンジン始動直後に
ベルト鳴きがありました。

でもすぐに収まっていたんです

しかし昨日始動直後だけではなくずっと
キャーキャー鳴いてるんです…
近所迷惑なくらいに(・_・;)

何だかとても故障車醸し出していて恥ずかしいし

だいたい電圧は14V程度なのですが鳴き始めると11V程度まで降下するので恐らくオルタネーターとウォーターポンプに掛かるベルトが緩んでいると推測。

実際点検するとかなり緩んでいました。

オルタネーターの上側の12ミリは
とっても作業がし難い…これ固着していたらかなり厳しいです。

下側は楽です。

整備書ではサービスホールにエクステンションを差し入れオルタネーター自体を動かしてベルトの張りを調整するようにあるのですが
何回やっても十分には張れなくて

細めの鉄パイプを用いてオルタネーターの上部まで入れ込みてこの原理で車両後方に動かして張り調整しちゃいます毎回。

無事に張ることができ指定トルクで締めておきました。

ACコンプレッサーとパワステポンプ側も緩んでいましたので調整しました。

こちら側は特に難しいことはなく上側、下側のボルトはアクセスできます。

パワステポンプの矢印のボルトで最終的には調整します

上側からだとラジエター外さないとショートレンチでないと工具が入らないので下からエクステンションやロングソケットで回した方が楽です。

しかもこのボルトは本当に調整のため以外には意味をなしてないのでポンプ自体のボルトを締めてしまった後は緩めておくように指示されています。

こちらも無事に張ることができ指定トルクで締めておきました。

エンジン始動させ確認すると鳴きは収まりました(^^)

エアコンのコンプレッサーの電磁クラッチの動きを観察するのがいつも好きなんですが今回は寒いのでやめました(>_<)ゞ

張りの強さは整備書では10キロで押しで3ミリから5ミリ、結構な張りなんですよね。←再利用のベルトの場合。

でもいつも少し緩めに張ってます。

強すぎるとエンジンのレスポンスにも燃費にもベルト自体、補器類の寿命にもかなり影響するようです。