私の車に搭載されている1FZというエンジンに ついて書いてみます。
まずこのエンジンの生い立ちですが、それまで の3Fに変わるエンジンとして 高性能・高燃費 ・コンパクト・低振動・低騒音・長寿命を狙っ て1992年にデビューしました。
直列6気筒 4476cc
DOHC 24バルブ
ボア×ストローク 100×95㎜
燃料供給方式 EFI
圧縮比 9.0
最高出力(PS/RPM) 215/4600[ネット]
最大トルク(kg・m /RPM) 38.0/3200[ネット]
現在でも十分に通用するスペックだと思います 。この手のエンジンとしては珍しくショートストロークですが、おそらく高回転・高出力よりも、ピストンスピードを抑えて耐久性・対ノック性を狙った物だと思います。(詳しい方、教えて下さい)
一部では低回転でのトルクが無い パワー不足 だとの声がありますが、実際の所どうなのでしょうか。
性能曲線を見ると約800~4500回転において30㎏以上のトルクを発生します。
トルク不足・パワー不足を感じる方は恐らくタイヤが大きすぎるかアクセルの踏みが足りないのでしょう。
そんな1FZのフィーリングですが荒削りながらもスムーズに更け上がり、とても気持ちが良いのです。
特に2300~4800回転においては思わず口元がニヤケます。
理論上は完全バランスな直6の1FZですが、正直今時の直4やV6の方がスムーズでしょう。でも直4やV6には、言葉では言い表せない重厚感が無いのです。
動力性能も魅力的で、登坂車線がある高速道路でも失速する事は無く、ギアさえ選べば加速する事も可能です。
クロカン時においてはディーゼルの方がと思われるかも知れませんが、行ける・行けないで言ってしまえばガソリンの方が有利な面は多く、ちょっとアクセルを踏まないと乗り越えれない段差等では、エンジンの軽さと瞬発力でクリア出来る事もあります。
しかし良いことばかりではありません。
町乗り、クロカン時においてもディーゼルに比べると圧倒的に乗りにくいです。(慣れの問題ですが…)
最大にして致命的な弱点は "燃費" です。
余談ですが、1FZは3.5t~5.0t積みのフォークリフトにも搭載されていました。フォークリフトは大きさの割に非常に重く、今日2.5t積みのリフトを見たら車両重量は3.7tと記載されていました。
1FZが載っている3.5~5.0t積みリフトの車両重量は推定ですか約5t~7t程あり、積み荷を含めると約8t~12tに達すると思われます。
そんな重負荷においても使われるとは、まさに重機スペックですね。
そんな1FZですが、数年前にランクルの原動機としての役割を1GRに託しひっそりと消滅?しました。
ランクル乗りにとって思い入れのある "F"
厳密にはFとFZは別物かも知れませんが、確実に血統は近いでしょう。
進化して2FZとかになって欲しかったですが、今や直6の必要性は薄く仕方が無いとは思いますが、寂しく思うのは私だけでしょうか。
Posted at 2013/03/07 20:26:56 | |
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